万年野党の座に居座るだけの6野党



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万年野党の座に居座るだけの6野党
 財務省の公文書改ざん問題で先週は野党6党は国会の審議参加を拒否した。公文書改ざん問題で国会は紛糾し、そのためにアルゼンチンで19日から開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を麻生太郎財務相は欠席するという。
 公文書改ざんは麻生太郎財務相がG20を欠席しなければならなような政治的に大きい問題ではない。小さな問題である。小さな問題を6野党は誇張しているに過ぎない。

 昭恵夫人が問題の国有地を「いい土地ですね」と語り、森友学園を訪問した際に感動して泣いたなどと紹介した籠池氏の発言が削除されていることを6野党は問題にしているが、首相夫人が「いい土地ですね」と言ってはいけないのか、首相夫人が感動して泣いてはいけないことなのか。6野党は首相夫人は団体や学校とは一切関わるなと主張しているのか。首相夫人は見ざる聞かざる言わざるに徹しなければならないのか。6野党は人間としての表現の権利がないのが首相夫人だというのか。

「いい土地ですね」、感動して泣いたということは籠池氏が言ったことであって昭恵夫人が言ったかどうかは不明である。ほら吹きで詐欺師の籠池氏が言ったことである。そのことを書き換え前の書類には書いてある。籠池氏が国有地を買うために財務省の役人に話したと考えられる。ただ、籠池氏が話したことが本当だったとしても政治的にはなんの問題もない。昭江夫人の発言を籠池氏が利用したのは籠池氏の問題であり、財務省の役人が影響を受けたのなら財務省の問題であって昭江夫人の問題ではない。籠池氏が話した昭江夫人のことで忖度があったかどうかを追及するのはあまりにも的を外した追及である。
 昭恵夫人が「いい土地ですね」と語り、学園を訪問した際に感動して泣いたことが本当であるか否かを確かめるために昭恵夫人を国会招致するのはバカげている。これはもう、政治ではなく野次馬の世界である。昭恵夫人が否定したとしても肯定したとしても「ああ、そうですか」で済む程度の問題である。

 財務省が書き換えたことは見過ごしてはならない重要な問題である。徹底して追求してけばいい。しかし、書き換える前の文章に政治的に問題にするべきものはない。軽い問題である。麻生太郎財務相がG20を欠席しなければならないような重要な政治問題ではないし、6野党が国会の審議会をボイコットしなければならいような問題でもない。それなのに野党6党は審議会をボイコットして、書き換え問題一点に絞って安倍政権を追及している。
 政治問題で安倍政権を追及するのではなく政治問題にはならない書き換え問題で安倍政権を追及する6野党は安倍内閣の人気を落とすために国会審議をやっているようなものである。国会でやるべき政治問題を放り投げている。

森友学園問題は国有地を約8億円の値引きしたことである。書き換え前の資料には約8億円の値引きになったゲインを示すような文章はない。
毎日新聞は、書き換えとは関係のない情報で、約8億円の値引きにつながった地中ごみを試掘した業者が、ごみは実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成したと大阪地検特捜部の調べに証言していたことがわかったことを報道しいる。書き換えより、誰が虚偽の報告書を作成させたかを突き詰めることが重要である。


 ところが6野党は約8億円の値引を追及しないで、文書改ざんにこだわり、麻生太郎副総理兼財務相の辞任を迫るなど攻勢を強めている。6野党の狙いは安倍内閣の人気、支持率を落とすことである。まともな政治家のやることではない。
 時事通信が9~12日に実施した3月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比9.4ポイント減の39.3%と急落している。不支持率は8.5ポイント増の40.4%である。支持が3割台だったのも、不支持が支持を上回ったのも、昨年10月以来5カ月ぶりである。6野党の狙が実現したようだ。
麻生太郎副総理兼財務相を辞任させ、安倍政権を弱体化させて、安倍首相を退陣させれば6野党の目的は成就するだろう。
でも、そんなことで日本の政治が改善していくはずがない。
 
 読売新聞の世論調査で、安倍内閣に優先して取り組んでほしい課題(複数回答)のトップは「景気や雇用」86%(前回85%)である。「森友学園や加計(かけ)学園を巡る問題」は47%であり、前回より7ポイント上昇しているが。選択肢9項目の中では下から三番目の7位である。
 国民が七番目に取り組んでほしい課題を6野党は一番にして取り組んでいるのだ。それも森友学園問題からずれてしまっている文書改ざん問題で安倍内閣の支持率を落とすのに固執しているのである。
 6野党がやっているのはマスコミが得意とするスキャンダル盛り上げ工作である。とてみじゃないが政治とはいえない。あえて言えば、スキャンダル政治である。経済、社会、軍事などとは関係のないスキャンダル専門の政治に6野党は狂奔している。
 スキャンダル政治で安倍内閣の支持率を落とすのは成功しているが、そんな政党を支持するような国民は少ない。

政党支持率は、自民党が25.2%、立憲民主党は5.3%。共産党2.6%、民進党1.2%、希望の党0.5%である。

 国民の支持を得るにはスキャンダル政治から脱却するべきである。脱却して、国民が支持する政策を追及するべきだ。政策で安倍政権、自民党を乗り越えない限り6野党が政権を握ることはない。

 スキャンダル政党であり続ける限り6野党は万年野党の座に座り続けるだけである。
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