波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

いろんな意味で熱い!高校野球の夏

2018-07-28 02:09:56 | 野球ネタ
こんばんは、白黒茶々です。
夏といえば、高校野球が真っ盛りの時季でもありますよね。 甲子園出場を目指して毎年、各都道府県で夏の大会がおこなわれているのですけど、今年は100回の記念大会となります。 そういうこともあって、130校以上もの高校の野球部を抱える埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県は特別に代表校が2校に増え(北海道と東京都はもともと2校)、今回は56校が甲子園に出揃うことになります。



私の母校のA高校は昨年まで3年連続初戦敗退していて、その世界にはなかなか届かないところにいます。 それでも、今年こそは地方大会で1勝をあげてもらいたくて、私は初戦の試合は応援に行くつもりでいました。 しかし、静岡大会のトーナメントの右ブロックは、私がどうしても観に行けない日に試合が組まれているので、A高校のHキャプテン、頼むから左ブロックのクジを引き当ててくれ~
ちなみにA高校が最後に初戦突破したのは、4年前のこと。 その年は(私にとっては)魔の右ブロックで、私がいないところで勝ったのでした。ちなみに、私の目の前で勝ったのは……… そこからさらに遡り、たつぴが生まれる前、いや、結婚より前の22年も前のこととなります。なので、今年こそは箔波日記に勝つところを載せたいです。いや、その前に私が実地レポートができるように、左ブロックに入ってくれ その結果………



右ブロックの中に、新居高校の名前が書き込まれました。そ、そんな………
私にとっては厳しい日程なのですけど、まだ可能性はあります。雨で日程が変更になるか、初戦の対戦相手の沼津城北高校に勝ってくれれば、2回戦の日なら私はなんとか休みを取ることができます。さらに、その頃は梅雨が完全に終わったところだったので、天候による日程変更は期待できず、初戦突破だけが唯一の解決策となりました。 その試合は14日に組まれていて………



それまで何もしないで待つのもナンだったので、左ブロックの8日の日曜日に組まれている、ある試合を観に行くことにしました。 という流れで、私は焼津球場にやって来ました
目の前でおこなわれている試合を、バックネット裏などから高みの見物するのもいいのですけど………



やはり、どちらかの高校の応援席に入り込み、メガホンを借りて一緒に応援していたほうが、感情移入してより熱く観ることができます。 ちなみに今回私が肩入れしたのは、静岡県立浜松湖北高等学校佐久間分校(な、長い )。愛知県と長野県との県境に近い山間部の、浜松市天竜区佐久間町にある高校で、全校生徒はわずか68人。以前は独立した学校だったのですけど、昨年の春に浜松湖北高校の分校に組み込まれました。学校名があまりに長くて大変という方は、通称となっている「佐高」とお呼びくださいませ。



その佐久間地区は過疎化が進みつつあるのですけど、佐久間分校への地元熱はかなり強いみたいです。 就職などでその地域を離れていった方たちも、その野球部を応援するために、スタンドに集まっていました。



さらに、このようなオリジナルのお菓子まで作って配ったりして。 しかも「イエーイ!!!」って、かなりテンションが高いですし。 私は食べるのがもったいないと思いつつも、その日のうちに美味しくいただきました。



佐久間分校の対戦相手は、焼津水産高校でした。地元のうえにそこそこ強く、対するこちらは部員がベンチ入り定員にも満たない13人しかいないので、より応援に力が入ってしまいます。



第100回全国高等学校野球選手権記念静岡大会(こちらも長い)のこちらの球場での最初の試合の前には、始球式がおこなわれました。 やはり市長がやるのですけど、公募によって集まった小学生の球児4人も合わせて投げることに。その際には、5つのマウンドとキャッキャー、バッターボックスやバッターまでもが用意されていました。その儀式が終わったら、いよいよ試合開始となります。



佐高は山田君、焼津水産(こちらも長いので、通称の「水高」と呼ばせていただきます)は中川君の先発で始まったこの試合。まず3回表に水高が1点を先制しました。
さらに4回表には2アウト満塁となったのですけど、ここで佐高ベンチはエースナンバーを付けた和田君をマウンドに送りました。彼は監督に「ピンチの場面でいくぞ 」と言われていたそうです。和田君はそのイニングは水高の後続を断ち、さらに水高のスコアに0を刻んでいきました。



そんな和田君の頑張りに呼応するかのように佐高打線が繋がり、7回裏にようやく1対1の同点に追い付きました。 しかし、彼はその直後に水高打線に捕まり………



終盤に点差が開き、2対8で敗れてしまいました。 ヒット数はともに10コずつだったので、スコアには出ないところで健闘していました。
父兄の方の涙を見て、私ももらい泣きしそうになってしまい……… 気持ちがよくわかるというか、気付いたら私もすっかり応援団の一員となっていて、感情移入していました。 とにかく、部外者の私まで熱くしてくれた佐高の選手たちや、私を温かく受け入れてくださった佐高の応援団には、お礼を言いたいです。3年生が引退したら、部員不足で秋期大会は近隣の高校との合同チームで参加することになるのですけど、その行方も追わせていただきます。

それから6日後に、いよいよ私の母校の新居高校の出番がやって来ました 「佐高のぶんも頑張れ~ 」と勝手にエールを送りつつ、その結果を待っていたら………



1対3で負けてしまいました。ふ、ふぐっ……… 新居高の野球部は、私の前でしか勝ちたくないからって……… とにかく、彼らが頑張る姿を私が見ることも叶わず、その夏は終わってしまいました。2回戦が予定されている日は、休みを取ってあるというのに………

………と言いつつも、実はたつぴと密かにこのような約束もしていました。
「1回戦で新居高校が負けて(たつぴの母校の)浜松大平台高校が勝っていたら、2回戦はそちらの応援に一緒に行こう」ちなみに、大平台の初戦の相手は田方農業高校。その試合はなかなか決着がつかず、1対1のまま延長戦へ。


(これは浜松大平台高校の応援スタンドですね)

夕方の高校野球特番にも間に合わず、炎天下の中おこなわれたこともあって、応援の生徒が8人ほど熱中症になり、選手の中でも体調不良を訴える人が出るほどの大変な試合となりました。
そして延長13回に入り、今年から導入されたタイブレーク(点が入って決着がつきやすいように、ノーアウト1塁2塁からそのイニングを始める)が適用されました。ところが、13回は両校とも点が入らず、試合は14回へ。



その14回表に田方農が1点を入れたのですけど、その裏に大平台が倍返しして、逆転サヨナラでようやく試合が終わりました。 過酷な条件の中での3時間41分もの死闘、お疲れ様でした。
………ということで、次回はたつぴとの親子観戦の様子をお伝えします。あまりの暑さで波ちゃとのお出かけが難しく、私の趣味の高校野球ネタが続いてしまって申し訳ないのですけど、懲りずにお付き合いくださいませ。


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