波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

高校野球の夏、長く続きますように。

2017-07-19 01:15:32 | 野球ネタ
こんばんは、白黒茶々です。
夏といえば、高校野球の時季でもありますよね。 甲子園行きの切符を手にするために、全国各地で熱い戦いが繰り広げられていることと思います。 そのような中で………



今、日本で最も注目されている早稲田実業の清宮幸太郎主将は、東・西東京大会の開会式で「私たちは野球を愛しています。野球の神様に愛されるように全力で戦うことを、ここに誓います。」という選手宣誓をしました。その文面は、前月亡くなった小林麻央さんの最期の言葉を彷彿させるのですけど、熱さと優しさを感じる素晴らしい宣誓となりました。



私も高校野球が好きで、今年も母校の応援に行くつもりでいます。 私の出身校の新居高校の野球部は4年前と3年前に夏1勝を挙げたのですけど、いずれの試合も日程が合わなくて、私は勝つ瞬間を観ることはできませんでした。 そのまた前ともなると、7年前にまでさかのぼり、そちらは腰痛を患って身動きすることができず、観戦は泣く泣く断念しました。 なので、今年こそは勝つところを箔波日記で皆さまにもお伝えしたいです。
そうなるためにも、鈴木脩キャプテン、組み合わせ抽選会では私の都合のつく日程の試合を引き当ててください。 それから、できたら勝てそうな相手にしてくださいませ。その結果………



9日(日)の掛川球場第2試合で、相良高校と対戦することが決まりました。 相良は「さがら」と読みます。御前崎市の東隣の牧之原市にあって………



そうです 私が田沼意次の特集をやるために、2月に箔や波と一緒に取材に訪れた、あの相良にある高校にございます。老中就任、相良築城、田沼政治、ワイロ最中、……… これは、田沼殿のお導きでしょうか?とにかく、その日だったら私は応援に行けるので、楽しみにしています。



また、たつぴの浜松大平台高校も、同じ日に清水庵原球場の第1試合で、富士高校と対戦することになりました。 彼は6月の定期演奏会をもって吹奏楽部を引退したのですけど、部としての野球部の応援は自由参加となっていました。その野球部に友達がいて、彼らをスタンドから演奏で応援したいということで、彼もその試合を楽しみにしていました。
私としては、大平台野球部を応援するたつぴを応援しにそちらの球場にも行きたかったのですけど、悩んだ末に自分の母校のほうに行くことにしました。それでも、こんなことを想定するのは不謹慎なのですけど、新居高校が初戦で負けて大平台高校が勝っていたら、同校の2回戦のほうを観に行くことにします。

そして、いよいよ運命の9日となりました。 私が観に行く試合のほうはゆっくり行っても間に合うのですけど、たつぴのほうは遠くの球場の朝早くからの試合となっていたので、朝の6時に大平台高校に集合することになっていました。そんな時間帯には、電車もバスもまだ出ていませんよ。



………そのような流れで、私が彼を学校まで送っていくことになりました。 こちらの地方では、1回戦から生徒のための応援バスが出ていて、私たちが着く頃には学校に並んでいました。私はたつぴを見送ったあと、それらを尻目に見つつ、この日のメインとなる掛川球場に向かいました。



………ということで、やって来ましたよ 掛川球場に。グラウンドでは試合を控えている選手たちが練習をしていて、スタンドには彼らを応援する生徒たちが続々と入っていきました。



とはいっても、新居高校の試合は午後からになりそうです。せっかくなので、それまでの間は第1試合を観戦し、母校の出番を待つことにしましょう。



………と言いつつも、私は池新田高校の応援席でメガホンを手にしていました。つい間違えてしまいそうなのですけど、新池田ではありません。池新田です。なんなら「池高」の愛称でお呼びくださいませ。 池新田高校は、こちらもまた私が2月に訪れた、御前崎市にある学校です。御前崎市といえば、新野左馬助ゆかりの地でもあります。このようにして球場で居合わせるなんて、左馬助公のお導きでしょうか?
それだけではなく、池高も長いこと夏の勝利から遠ざかっていることもあって、私は関係者ではなくても肩入れしたくなったのでした。対する相手は、浜松市内では屈指の進学校の浜松北高校



その試合は、掛川球場での最初のものということもあって、開始前には始球式がありました。 とはいっても、できるだけ多くの一般公募で集まった野球少年たちに投げるさせるためでしょうか?5つのマウンドとキャッチャー、バッターが用意されました。



それに引き続いておこなわれた、第1試合。 その初回にいきなり池高が1点を先制し、さい先のよいスタートを切りました。 しかし、中盤以降に北高打線に掴まり、あれよあれよという間に点差が開いていき………



結局、1対8の8回コールドで池高は負けてしまいました。 高校野球の地方大会では、7回以降に7点以上の差がつくと、コールドゲームといって試合が打ち切られてしまうのです。これは、ボクシングでいうところのTKO負けみたいなものでしょうか。せっかく私が感情移入するほど応援したのに………

その少し前には、たつぴから大平台高校の試合結果を伝えるメールがありました。気になる結果は……… 0対2で富士高校に敗れてしまったとのこと。 せっかく朝早くから遠いところまで応援に行ったのに、投手戦ということもあって2時間弱で終わってしまったみたいです。

そうしたら、夏1勝は残る新居高校に託すしかありません。いつも以上に前置きが長くなってしまいましたけど、相良高校と新居高校の試合がいよいよ始まります



もちろん私は、例年と同じスタイルで応援しますよ 昨年の磐田球場での掛川工業高校戦から、早いもので1年あまり。今年もスタンドに戻ってきましたよ。



新居の先発投手は、山本真君。初回は相良打線を無得点に抑えたのですけど、2回に連打やエラーなどがあって、3点を失ってしまいました。 さらに次の3回には、2点追加されてしまいました。



序盤の失点は、腰を据えてコツコツと奪い返せばいい しかし、新居はノーアウト1塁2塁、2アウト3塁など、再三のチャンスをつくりながらも、得点に結びつけることができず、試合の流れも変えられないまま………



0対7の7回コールドで負けてしまいました。 試合時間も1時間45分で、あっという間でした。これで、3年連続で初戦敗退ということに。それよりも、その試合の結果を伝えるスコアボードがおかしなことになっていますよ。スコアラーがパニクっているのか、ヘンなところにXが入っていますし。 7回裏は0にしておいてくださいませ。



一方の相良高校の選手たちは試合終了後の校歌斉唱のあと、喜びを爆発させ、跳び上がりながら応援席に勝利の報告に向かっていきました。 後で知ったのですけど、同校はこの試合は9年ぶりの夏1勝となったそうです。

それでも、私は社会人となってから休みが少ないなかでも、母校の試合に行くことができ、選手たちが頑張っている姿を直接観ることができたことに感謝しなければなりません。 それに、在校生や選手の父兄、OB、OGといった同志たちと気持ちを1つにして応援することもできましたし。勝つに越したことはないのですけど、高校野球は負けた試合からも心に伝わるものがあります。少子化などの影響から、統廃合で高校の数が減りつつあるなかで、母校の野球部が今後も継続し、来年以降も応援できるのは恵まれていて、幸せなことでもあります。この日掛川球場に居合わせた選手や応援団などはこの日をもって解散となりますけど、来年また新たなチームを組み、気持ちを1つにして応援するのを楽しみにしています。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 清宮君の活躍と進路が気になる方は、こちらに投票してやってください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 家康公祭り&家康楽市にあの... | トップ | ノスタルジックな大井川鐵道 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野球ネタ」カテゴリの最新記事