波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

波ちゃ初めての鍾乳洞

2018-08-15 00:05:11 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
箔波日記が洞穴シリーズに入ってから、ちょっとブラックな古墳の石室が続いたので、そろそろ多少は広いところに行こうということになりました。 「起承転結」の位置付けでは、今回は「転」に当たるので、ここは心機一転して浜名湖を一望できる高台のお花畑……… といきたいところなのですけど、やはり洞穴にこだわらせていただきます。
※また暗くて怖いところには行かないでくださいよ。それよりも、洞穴シリーズは次回まで続くのですか!?(編集部注)



今回の目的地への道順としては、愛知県新城市に至る国道301号線を北上していき、さらに宇利峠に行く途中にある平山小学校付近から農道を西に入っていくのですけど、台風12号が通過した直後ということもあって、その道には木の枝や葉っぱが散乱していました。 もしこの先が倒木や土砂崩れで塞がれていたら、ムリはしないで引き返すようにします。



………なんて言ってみたのですけど、なんとか到着することができました。 ということで、私が思い描いていたネタは打ち切ることもなく、実行できそうです。その道沿いに「祥月洞」と描かれているのが、おわかりでしょうか?そこから山に続く坂道を上っていくと、その洞穴はあるのですけど、果たしてこちらではは喜んでくれるでしょうか?



もうタイトルからしてバレバレですけど、「祥月洞」とは平山祥月洞という鍾乳洞のことであります。 こちらの洞穴は、平成4年(1992年)1月1日に地元の農家たちに発見され、元日でめでたいということから平山祥月洞と名付けられました。
竜ヶ岩洞のような観光鍾乳洞ではなく、農家たちによって現在でも発掘&整備がおこなわれているそうですけど……… 入口付近は草が生い茂っていて、かなり長い間人が踏み入った様子はありません。 それから休日に訪れれば、洞穴愛好家の農家のおじちゃんが気さくに案内してくれるそうですけど、そのような方は見当たらないのですよね。



なので、今回はムリのない程度に見学させていただきます。 平山祥月洞は、こちらの1号洞の他にも、山の中腹に口を開けている2号洞もあるのですけど、そちらは通路に狭いところがあったりして中級者向けなのですよ。さらに3号洞もあるそうですけど、そちらはどこから入ったらいいのかわかりません。今回は私は波連れなので1号洞だけにしておきます。
その洞内は天然のクーラーなうえに足元には冷たい地下水が流れているので、真夏に涼むには絶好の場所であります。なので、私に導かれれば、波も喜んで入っていくと思っていたのですけど、彼女は怖がってイヤイヤをしたのです。



真っ暗な穴の中から水が流れ出ていて、なんかゴボゴボ言っていますし……… 初心者が中に入るのには、ちょっと勇気がいるのかも知れません。 それでもせっかくここまで来て、波ちゃにも鍾乳洞の魅力を味わってもらいたかったので、私は彼女を抱えてその穴に入っていきました。



その途中の適当なところに波を降ろして、証拠写真をば。 まだ彼女が生まれる前の話になりますけど、私はを連れて浜松市天竜区にある小堀谷鍾乳洞というところに入ったことがあります。そちらはいちおう観光鍾乳洞となっていて、無人で見学用の照明はセルフ方式となってはいるものの、足場は舗装されていて、ワンコが泥まみれになる心配はありません。



その一方で、観光地化されていない洞穴は、汚れる覚悟をして入らなければならないのですけど、平山祥月洞(1号洞のほう)はそこそこ広くて下に水が流れているので、その心配はないのですよ。 それでも、いちおう長靴等は用意しておいてくださいませ。



その最深部に差し掛かったところで、コウモリが飛び出してきましたよ そう、前回の日記の最後で予告した「⚪⚪⚪⚪がパタパタと飛んでいる」の4文字は、コウモリだったのですよ。しかし、彼らの動きがあまりにも速すぎて、写真に収めることはできませんでした。いや、うまく撮れたとしても、自主規制でモザイク加工をせざるを得なくなるのかも。
それから、ここから先は埋もれていて行き止まりとなっているのですけど、水が流れ出ているので2号洞と繋がっているのかも知れません。



引き返す途中で、もう1ヶ所波を安全なところに乗せてみたのですけど………



このまま帰るのもナンなので、地下水の流れの中に波ちゃを降ろしてみました。喜んでいるかどうか、微妙な表情ですね。 そういえば、今まで彼女はプールはおろか海や川で水遊びをさせたことがなかったような気がします。ヴィヴィアル家に弟子入りするのには、水練の心得が必須だというのに。

それはともかくとして、今まで体験したこともない環境で、少なくとも涼むことはできたと思います。 せっかく地下水の清流で足先と心を清めたのですけど、今回の日記の冒頭で伏線を張った通り、次回は私たちにとってはまた新たな古墳が登場します。 洞穴探訪シリーズの最終話となる次回の調査報告書、いや、日記。せっかくなので、その際には周辺も巡ってみようと思います。


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