同族経営

埼玉、西武文理の問題が取りざたされていますが、私学は結構同族経営が多いものです。

本来学校法人は税制面などの優遇処置がとられているわけで、私的に相続できる、というものでは本来ないわけですが、しかし、理事の互選という仕組みがあるので、最終的には同族経営が引き継がれる場合があるのです。

理事自体は同族の人数は決められているわけですが、そこは同族に近い人たちが理事を占めていれば、何の問題もないこと。

よって同じ一族がずっと、同じ学校経営にあたる、ということは実はよくある話なのです。

宗教法人の場合は、これはその法人内ので理事指名になりますから、一族で相続できるというものでもありませんが、それでも理事の互選で先代校長の子息、あるいは孫が校長になることもあるでしょう。

したがって、西武文理のような問題が起こることもありえるわけです。

なんか、ナッツリターンのときと同じような感じですね。

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