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まず深呼吸、そして


模擬試験の監督をしていて、
「では、始めてください。」
と言った途端、カリカリという鉛筆やシャープペンシルの音が響き始めます。例えば算数などは、まず間違いなく、計算問題から始める子が多いのですが、しかし、本当はそういう方法はあまり感心しない。

それでも無事答えが出ればいいですが、緊張していたりすると、なかなかうまくいかない。あれ、あれ、と思っているうちに焦りがで始めてくることもあります。

じゃあ、どうするか。

まず深呼吸。さあ、行こうか。

というので、おもむろに問題用紙の一番最後をめくる。何番か? 8番。そうか、45分だから、1問5分だねえ。

などと考えつつ、後ろから問題を見ていく。後ろから、というのには理由があります。一般的には後ろの方が問題は難しい。もしかすると一番後ろが一番難しいかもしれません。そうするとそれをまず読めば、一番難しい問題がわかる。

で、そこから前に問題を見ていけば、それよりは難しくはなくなる。問題によって、あ、これは解けるんじゃないの、みたいな問題が見つかるでしょう。そこに印をする。

そして、一番最初の問題まできたら、丸をつけた問題からスタート。

そして次にどこに行くかも、またイメージを持ってやる。最後に一番最後に行くかどうか、わかりませんが、少なくともこうすれば、できそうな問題からやっているから、時間の効率は良いのです。

模擬試験ではそういうテストのやり方を試して、自分なりの受け方を身につけてください。

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