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自信がない子


模擬試験の結果や、これまでの成績から鑑みて「これは合格しないなあ」と思っている子は案外多いと思うのです。

では、受験はやめてしまいたいか、といえばそうではない。「他の学校を受ける?」と聞いても「いやだ」と言い張る。

これはごくごく普通のことです。

自信というのは、そう簡単につくものではない。

子どもによっては「僕は受かる」という態度をとるものもいますが、それも不安の裏返しであることが多いのです。冷静に考えてみれば「まずいかもしれない」と言い出すこともある。ただ、それを引き出す必要は本当はありません。

自信がないが、挑戦する。

その結果で、うまくいけば自信になり、うまくいかなければ別の挑戦が始まる、ということでしかない。

だから自信があるかないか、ではなくて、「やりたいか、やりたくないか」ということが大事になります。

第一志望というのはそういうものです。

だから、安全校は本人もそこそこ受かる自信がある場合が多いでしょうが、一方で「それほど受けたくはない」と思っているかもしれない。

そのバランスの妙が、それぞれの子どもたちが受験する学校のリストに現れていないといけない。

これからそれを家族で考える時期になってきます。ただ「自信がないからやめる」というのは、良い結論とは言えない部分があるので、家族でよく考えてみてください。

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