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学校選びと偏差値

Aという学校とBという学校があって、そのどちらかを選ぶ場合、子どもたちにとって一番わかりやすいのは実は、合格偏差値です。

Aが65でBが60だったら、Aの学校の方が良い学校だ、と多くの子どもたちが思うでしょう。

これまで長い間、偏差値だ、クラス分けだと数字で並べられてきたわけだから、当然のことながら、学校も数字で並べているわけです。

だから自分がBに合格して、友だちがAに合格したら「負けた!」と思う子もいるかもしれません。

学校には当然いろいろな側面があるわけで、数字ひとつではかれるはずもないわけですが、しかし、その数字に目を奪われるから、本当に自分に合うかどうか、などは考えない。

クラスも席順も組み分けテストで並べられてきたわけだから、学校も数字で並べてクラスのように感じている子もいるかもしれません。あと5ポイントでA中学だったのに、なんて感じでしょうか。

しかし、学校は塾のクラスとは当然違うわけです。設立の経緯も違えば、教育の方針も違う。そういうものを数字で並べても、何の意味もないわけで、むしろ学校の中身を良く見ていかないといけない。

でも子どもたちにはあまり違いがわからない部分はあるのです。

「どっち受ける?」

「どっちが高いの?」

「A」

「じゃあ、A」という場合と「じゃあ、B」という場合とあるでしょうが、でも、結局具体的に何がどう違うのか、良く考えさせないといけないし、親も考えないといけないのです。

そろそろ文化祭の時期ですが、ただ見に行く、ということだけではだめです。そこで何を見てくるべきなのか、親子で良く話をしてみると良いのではないでしょうか。

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