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検算の仕方


計算ミスは必ず出ます。だから、それをどうやって防ぐか、ということを考えないといけないわけです。で計算の見直しというと良く検算といわれるのですが、たとえば128÷4=32という計算があって32×4=128を計算すればこれは検算ですが、この過程で間違うこともあるのです。

だから、逆に進む検算はさらにミスと混乱を拡大することになりかねない。だから、逆に進む計算はさせません。

では何をさせるか。

その場で見直す、ということです。

まず算数の問題では式を書かせます。記述式であろうと、なかろうと式を書く。式を書くことで自分が考えている過程を追うことができるからです。

そして計算の部分になったら、横に筆算の式を書きます。この筆算の式を書いたところで、もう一度見直すのです。

やることはそれだけです。

で、その場で見直す、ということは

1 慎重に進む

2 確認がとれる

というメリットがあります。一方、若干時間はかかるというデメリットもあるでしょう。

しかし、あわててミスだらけになるよりは、多少できない問題があっても正答率が高い方が合格するのです。

これからやはり正答率を高めていく工夫をしていかなければなりません。今から具体的にどう確かめるのか、ルーティンを決めて実行しましょう。


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