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国語ができない子

漢字は覚えれば何とかなる部分がありますが、やはり読解はその子の国語経験というか、精神年齢が色濃く反映する部分があります。

最近は物語文も人間関係がややこしい。

え、このお母さんの子じゃなかったっけ。みたいなことは良く起こります。

それでもまだ日本人の作家のものなら、つまり、日本人の名前はまだいい方なのです。

これが外国文学になって人の名前がワーニャだ、セルジオだってことになってくると、もういけない。

だれの話か良くわからなくなってきます。

まあ、中学受験の場合、あまり外国文学の作品は出てこないことにはなっているが、「出してはいけない」と決まっているわけではないので、やはりよくよく気を付けて読んでいく必要があります。

ただ、子どもたちは大変だと思います。

別に作者は小学生相手の文章を書こうと思って書いているわけではない、のです。

実際に高校入試の問題文と比べても、中学入試に採録された文章が簡単だ、などとは全然言えない。

作問する側からすれば、どうしてもそういう文章を採録するしかない分、登場人物の心情がつかみにくい場面にも遭遇するでしょう。

だから逆に国語のできる子もいるわけです。

別に大して国語の勉強をしている、というわけではないが、まあ、できる。

これはもちろん、女子に多いです。この時期の女子は男子よりもはるかに精神年齢は高いので、まあ、仕方がない。

で、ここはもう今持っている力で勝負するしかありません。

あきらめてはいけないが、最終的には4教科の合計で何とか帳尻を合わせましょう。

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