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初志貫徹

子どもはその学校にぜひ入りたい。

親としても、その学校に入ってくれれば、子どもには合うだろうし、楽しい学校生活を送れるだろうと思うものの。

しかし、成績が足りない。

多少頑張ったにせよ、そこまで届くかどうかはわからない。だから、もっと安全な学校にしよう、と説得するべきかどうか。

ここは迷うところかもしれません。

もちろん、子どもは絶対に受ける、と言い張ることはわかっている。それに可能性が0と決まったわけではない。でも低いかなあ。

悩みます。

私は、説得をしません。

まず子どもが入りたいと思ったのだし、親も入ってくれれば良いと思えるなら、挑戦すべきと思います。

そして、説得するくらいなら、どうやったら入れるだろうかを研究してあげることの方が良い、と思います。

入試問題を研究し、覚えるための練習教材を考え、計画を立てていっしょに勉強する。

親がコーチです。別に受験の経験がなくとも、中学受験を教えたことがなくとも、まったく問題ではない。

名選手イコール名コーチでもない。むしろ選手がどうやれば勝てるか、強くなれるかを研究し、いっしょに考えてくれる人が本当の名コーチなのです。

お父さん、お母さんは十分にその可能性をもっています。だって「子どもに入ってほしい」と素直に思えるから。

ただし、あくまで子ども中心で考えてください。コーチが偉くなってしまうと、選手は伸びません。

子どもの気持ちを考え、よく話を聞いてあげた上で、かつ、効率的な練習方法を実践して成績を伸ばしていく。

小分けに目標を考え、ひとつ、またひとつとクリアしていければ、次第に子どもも自信がつき、コーチの方も手ごたえを感じることができるでしょう。

この経験が忘れられず、この業界に入ってしまった方も少なくありませんが、「あきらめなさい」というよりは良い方法だと思います。

塾の先生とも相談しつつ、でも最後に学校を決めるのは家庭ですから、初志貫徹するべき、と私は思っています。

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