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学校別対策コース

夏期講習から、学校別対策コースがスタートする塾があります。

学校別対策コースで何をやるか?

1つの学校に対する対策コースであれば、その学校の過去問の類題を演習していく、というところが多いでしょう。

前半は特に良く出題されるテーマを集め、例えば速さなら、速さ、平面図形なら平面図形というテーマを決めて過去の問題や類題を演習します。

一通りテーマ演習が終われば、あとは実践演習あるのみ。

解答用紙も問題用紙も本番そっくりの教材を用意して時間を決めて解いていく。そして添削と詳しい解説、と進んでいくのが普通でしょう。

時間の関係からすべての教科をやれない場合は、科目を選択してその練習を進めていく場合もあります。

したがって、一番重要なのは教材。

先生の技量もさることながら、ここで使われる教材の出来でこのコースの効果は決まってくるので、各塾ともこの教材の開発に力を入れます。

一度作ったらOKということにはならない。

次の年の問題が出てくるわけだから、その問題を分析した上で不足していればさらに開発することになります。

だから、新規の学校別対策を作るのはなかなか労力がいる。

ので、あまり集まらない可能性のある学校の対策はどうしても、パックされてきます。

つまり、付属校対策コース、とか××中対策コース(××にはそれぞれの塾が考案した名前が入ります。例えばハイクラス中学とか。)

しかし、この場合はどうしても最大公約数的な色彩になる部分がある。実際に授業を受けてみたけれど、自分が受験する学校の問題とやや違う、と感じる場合もあるかもしれません。

パックされたコースを受けるか、他塾の専門コースを受けるか、これはなかなか悩みどころですが、一度調べてみてもいいかもしれません。

実際に自分の受験する学校の問題の類題ができるのであれば、子どもたちの気持ちも積極的になるので上手に使えば効果は上がるでしょう。

ただし・・・

塾を増やすということは、その復習をやったり、宿題をやる時間が増えるので、時間のバランスも考えておかなければなりません。あれも、これもとやっていくことはできないので、全体の勉強時間も考えて判断してください。

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