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付属校のメリット

慶應や早稲田のような大学付属校のメリットは何か?と言えば、一番最初に思う浮かぶのはやはり大学受験がない、ということではないかと思うのです。

そこそこ学校での成績を取っていれば、だいたいは大学の推薦はしてもらえる。もちろん、志望の学部に入るためには、それなりの競争があるわけですが、しかし、それは外から受験するよりもやはり楽な部分はある。

浪人しなくて済む、という考えは最初に浮かぶかもしれません。

しかし、今は実際に浪人する子どもたちはかなり減ってきています。

これは少子化の影響もあるが、一番大きいのは「浪人してまでがんばる」学生が少なくなってきたこと。各大学がそれぞれに底上げを図ってきた部分もあり、大学教育も多様化してきたので、「ここでなければ」と考えるよりはむしろ「早く大学に進もう」という傾向が強くなってきています。

だから、現役の時からいろいろな大学を受けるようになってきているので、浪人する率も減少してきています。

私は付属校のメリットとして一番大きいのは人間関係が長い、ということではないかと思います。中学から入ったとして大学まで同じ学校で10年。勿論学部が違うし、人数もそれなりにいるので、同じクラスでずっとくるということはまれでしょうが、例えばクラブ活動だとずっと同じとか、長く続く友達や先輩、後輩というのは受験校に比べると強いように思うのです。

もちろん、これはデメリットと考えられもします。つまり、比較的似たような環境でずっと育つわけだから、刺激がない。変化に乏しい。その分、自分が成長する伸びしろが少ない、と感じられる場合もあるかもしれません。

何事にも確かに二面、あるのでそれが我が子にとってプラスになるか、マイナスになるかを親は考えなければいけないわけですが、少なくも付属校に進む子どもたちを見ていると、やはりネットワークはかなり長く続いているように思うので、それが我が子にプラスになると考えれば、付属校の選択も悪くはない、ということになるでしょう。

特に中学から同じ部活を続けていくと、同じ釜の飯を食う仲間が多いことは事実で、それが良くてわが子を同じ付属に入れたいと思われる方も多いようです。




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