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早稲田大学、クオーター制導入

というニュースが流れてきました。

クオーターとはなにか?というと、どうやら学期を4分割して、1学期を8週間にし、その間に集中して仕上げる講座を作るとともに、外国の大学と学期の時期を合わせる試みだそうです。

まずは6学部 48クラスに導入して、その後、広げていくということですが、東大や京大の推薦入試、あるいは秋入学の検討など、ここのところ大学は相次いで改革案を出してきています。

これはやはり大学側に相当の危機感があるからでしょう。

大学の危機感の源は同質化です。東大も早稲田もそうでしょうが、やはり首都圏の上位私立校、公立校からの受験生がかなりの割合を占めています。地方から東京にやってくる学生は減少しており、また、就職難から海外の大学に留学する数も少なくなっていることから、結局、就職予備校的な色彩にだんだんなってきている、と大学側が感じているからでしょう。

本来大学は教育の場であると同時に、研究の場であるわけだから、いろいろな個性がぶつかってアイデアを出し合い、新たな研究を進めていかなければいけないわけですが、その力に陰りを感じている、ということなのかもしれません。

先日、大学進学率のお話をしましたが、実は大学進学率が上がることで4年制卒の就職枠に対する応募は増え、大企業を望む学生と中小企業の枠とのアンバランスなどもあって、就職が厳しい実態はまだしばらくは続きそうです。

となればさらに大学の危機感は大きくなるので、さらにいろいろな改革が出てくるかもしれません。

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