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ゲームが止められない子


最近のゲーム機は小さくなり、高度化し、当然おもしろい。したがって、やればやめられなくなります。

手軽にすぐ始められる。始めたら、つい時間を忘れてやってしまう。

子どもたちが何人か集まって遊んでいる様子を見ていると、みんな集まっているにもかかわらず、一人、ないし二人でゲームをやっている。4~5人いるのだから、みんなで遊べば良いと思うのですが、そういうことに頭が行く前に、ゲーム機に手を出している。

外で遊ぶ場所もなくなったし、公園でバットは使えないし、いろいろ制約がついていくると、勢い遊びはゲームに限られてくる。だから話題もゲームになるから、どうしてもゲームはやめられない。みんなの話題にもついていけないし、みたいなことが起こるわけです。

ゲームをやっていてやはり問題なのは、きりがないこと。

「じゃあ、30分ね。」

というのが、なかなか切り上げられない。つい、あと5分、10分となって、結局取り上げないと止まらないということは多いわけです。

以前、塾でゲーム禁止を言い渡したことがありました。

「入試まで一切、ゲーム禁止。」

禁止すること自体があまり好きではないが、しかし、きりがないのだから、我慢させるのです。

教室で発表すると大ブーイングでしたが、それでも強行しました。コントロールできないものは、手を付けないのが一番なのです。

結果としてしばらくはごたごたしましたが、そういう生活に慣れてくると、それなりに生活はできるものです。遊ぶのにもいろいろな工夫が出てきて、定規戦とか、消しゴム落しとか、まあいろいろやっている。

それでも充分遊べるし、なによりすぐ切り替えができるようになりました。

コントロールができない子には、考えてもよい選択肢かもしれません。ただ、最初は絶対、もめますが。

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