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何も見ずに地図を書く

社会の時間のこと。

「今から紙をあげるので、そこに日本地図を書き、かつ白板に書く山脈や川の位置を書き込んでください。」

という課題を出しました。

紙を配ったら、子どもたちからブーイング。

「先生、日本地図が書いてありません。」
「だから、いったでしょ。日本地図も書くの。」
「え、そんなの手抜きだ。」
「そうではない。日本地図を書くという入試問題もあるくらいだから、日本地図を書くことぐらい、当然できなければいけない。」

さて、集めてみたら悲惨でした。

どうしてこういう日本地図になるのだろうか。四国と九州が同じだったり、本州が直角に曲がっていたり。

受験問題集や参考書というのは、すでにある程度地図をつけていたりするから、子どもが白紙から書くということはあまりないでしょう。

しかし、そこが盲点。だから学校は平然と

「日本地図を書け」

というような問題を出すのです。

6年生は久しく、地理の勉強をしていませんが、単に知識を覚えるだけでなく、地図との関連を考えてください。

何も見ずに地図を書き、山脈や河川を書きこめるようになると、相当地理の力は上がっているはずです。

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