ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は面倒ぐさかりやは一番合っています

2006-10-17 08:02:17 | 座禅
 座禅(静功)は、始めるにあたって、人から何かを教わる必要がありません(最小限のことは必要ですが)。 胡坐を組んでただ座禅を行っていればよいのですから、自分の自由な時間に行えます。 胡坐を組むのが姿勢としては一番楽なのです。 長時間、座禅の姿勢で行えます。 
 太極拳や少林寺拳法のようなものは、ある時間の拘束の元で教えていただかなければできません。 また、長時間立ってもできません。 体を動かすと、微妙な体の変化を察知しにくいことも事実です。
 胡坐を組まなくても、椅子に座ってもできますし、立ちながらもできます。 基本は肩の力を抜いてリラックスし、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで、逆腹式呼吸を行うだけでよいのです。 呼吸法に慣れてきた段階で、胡坐を組んで座禅に集中することができます。
 呼吸法に慣れるまでは、ちょっと目を瞑ってあらゆる場面で、やってみることが大切です。 テレビを目を瞑って耳だけで聞きながら、呼吸法をやってみてください。 軽く吸ってゆっくり体の中へ息を吐くようなイメージでやるだけでよいのです。 呼吸法に慣れてきますと、意識が呼吸だけに簡単に集中できます。 座禅の時に、始めはしびれる足も、次第にしびれなくなります。
 自分の生活サイクルの中に、どれだけできるかにかかっています。 呼吸法がスムーズにできるようになれば、座禅が楽しくなってくるから不思議です。