ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

太陽を浴びて

2006-10-10 07:31:32 | 
 日本の東方海上を駆け抜けた小型台風のような低気圧が、前線を伴って多くの水害と突風による倒壊を残し、今朝はいわゆる秋晴れという清々しい朝です。 こんな朝は、穏やかな朝日を浴びながら、太陽に向かって静かに立っているのが、一番気持ちがよいのですが。
 本当は、朝日に向かって座禅を組むのが、もっとよいのですが。 太陽は私達にエネルギーを与えてくれるのが、朝日に向かっていれば実感できるようになります。 どういうわけか、おでこの真ん中にある天目(特別なことができる目の形をしているものー他の部分に天目がある人もいるようです)を刺激してくれるのが、座禅を続けていると分かるようになります。 分からなくても、朝日に向かって立つなり座っていれば、結果的には色々な良いことが、その人に現れてくると信じています。
 夜、畳の上で寝ておりましたら、障子の隙間から月の光が顔を照らしました。 うつらうつらと寝込んでしまいましたが、天目から気が吸いだされていくのを感じ、あわてて起きて障子を閉めた記憶があります。 月は、エネルギーを吸い取るものだということを、改めてその時に感じました。 世の中、プラスとマイナスがあってバランスが取れているのでしょうが、多分、エネルギーは減ることは合っても、増える機会は余りないでしょうから、減らさない工夫が必要だとは思います。