座禅の時の両手は、法界定印が一般的です。 膝の上に両手を重ねておき、親指の先端が触るかどうかの状態で輪を作ります。 親指の先端に力が入ってはいけません。
私は長い間、膝の上に両手を重ねておく手印でした。 数年前に参禅した臨済宗のお寺から、法界定印を行うようになりました。 輪の中心が下腹の臍下丹田あたりにきますので、宇宙の気が法界定印を通して、丹田に入ってくる感じもしました。
座禅はいかに全身の力を抜くことが大切ですので、慣れるまでは両手を重ねて、膝の上におく手印でも良いのではないかとも思います。
手印は、多種多様な姿があるようですが、筋力が働かない力がかからない姿で、座禅を行うことが大切ではないかと感じております。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます