ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

手印は法界定印か膝の上で両手を重ねるか

2012-01-26 08:14:05 | 座禅

 座禅の時の両手は、法界定印が一般的です。 膝の上に両手を重ねておき、親指の先端が触るかどうかの状態で輪を作ります。 親指の先端に力が入ってはいけません。

 私は長い間、膝の上に両手を重ねておく手印でした。 数年前に参禅した臨済宗のお寺から、法界定印を行うようになりました。 輪の中心が下腹の臍下丹田あたりにきますので、宇宙の気が法界定印を通して、丹田に入ってくる感じもしました。

 座禅はいかに全身の力を抜くことが大切ですので、慣れるまでは両手を重ねて、膝の上におく手印でも良いのではないかとも思います。

 手印は、多種多様な姿があるようですが、筋力が働かない力がかからない姿で、座禅を行うことが大切ではないかと感じております。


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