春の到来を感じさせてくれるものに、ふきのとうと、天候が三寒四温になること、そして明石から従兄弟が小女子のくぎ煮を送って来てくれることです。
今年は未だふきのとうの天ぷらを食べてはおりません。 長い寒い天候が続いてやっと三寒四温の季節になって来つつあるなあと感じていたところに、明石からの宅急便が届いて、思い出したように従兄弟にお礼の電話をしました。
昨年も小女子が高かったと云うことでしたが、今年もかなり高かったとのこと。 2歳下の従兄弟が私と同じ年齢の明石港際に住む姉さんに、くぎ煮を作って貰って送ってくれるのです。
この季節は街中で、くぎ煮を作る匂いに包まれていると話してくれます。 近くに住む弟の分と一緒に送ってくれるのです。 茨城の守谷に住む姉のところにも送ってくれるようです。
私たち兄弟3人は、子供の頃から夏休みになると、7月21日から8月31日まで明石の大蔵町で米屋を営む母の姉の家で、過ごすのが当たり前でした。 従って従兄弟たちとは兄弟のような感覚です。
旧街道に面する蔵造りに家で、朝から3時ごろまで砂地のあるすぐ近くの海岸で、遊んでいました。 海から帰ると、顔馴染みの友達と一緒に、野球をやったり石けりをしたりして、宿題もせず遊び呆けておりました。
そんな従兄弟から毎年、春が近づいて来ると、小女子のくぎ煮が送られてくるのです。 従兄弟からのくぎ煮だけは、我が家では競って食べてしまうので、あっという間になくなってしまいます。
不思議なことに近くのお店でくぎ煮を買ってまでは、食べようとはしないのが不思議です。
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