自分の仕事をひたすら行なうー座禅に通じる

　私の知人で禅の勉強をされた方ですが、自分はひたすら座禅を行うのではなく、ひたすら自分の仕事を行なうことにした、という話をしてくれました。　そのときには、そんなこともあるのかなあという程度で、受け止めていたのですが、昨夜の深夜の1時間の座禅の雑念の中で、改めて考えてみました。

　また大学の級友で、自分の仕事を通して自分を高めていく、話してくれたことも思い出し、ひたすら無心になって仕事を行なうことが出来るんだと、改めて感じたのでした。

　私はこれまで子供のころ。ひたすら走ってきました。　高校時代はひたすらバスケットボールを行なってきました。　10数年前に級友からの声かけで始めた座禅（静功）を、ひたすら行なってきました。　また最近では、朝歩きをひたすら行なっています。

　そのような体験から、何かをひたすら行なうことが、とても大切で、そこに意識を集中することによって、ある種の無心状態になっていくのではないかと思うのです。

　無心状態の中でも、ふと浮かぶ雑念をひり払うことなく、素直に考えるのです。　すると、こう考えるのが一番いいんですよと、不思議なことに宇宙の叡智からのサジェスチョンが得られるのです。