京セラの稲盛和夫さんが、何年か前に得度して、托鉢も行ったという話を聞いていて、何故、企業人の方が、お坊さんになったのか関心を持っていました。
たまたま、本屋さんに立ち寄って、何気なく本を眺めていたら、「稲盛和夫の哲学、人は何のために生きるのか」PHP研究所発行 の本にめぐり合わせました。 パラパラとページをめくって、ビックバンとか、サムシンググレートとか、生命体とかの言葉が目に付き、最終章に何故、得度をするようになったかが、書いてありました。
詳細は本に任せることにして、縁あって京都の円福寺とお付き合いをするようになり、西片擔雪(たんせつ)老師の後見人になることとなりました。 ある時、京セラが、ファインセラミックスの人工膝関節を、許認可を得ずに販売したということで、マスコミから集中砲火を浴びたことがあったとのことです。
それは、既に認可を受けていたファインセラミックス製の股関節を、医師の方々からの強い要望により、膝関節に応用したという事情があっただけに、自分からは、言いたいことが沢山あったようです。 稲盛さんは、あえて汚名を着せられたまま耐えようとしたそうです。
然しながら、連日マスコミに書き立てられますと、その憤懣は抑えきれるものではありません。 そんなときに、稲盛さんは、擔雪老師のところに行って「実はこんなことがあって、大変な目に遭っているんです」 と話したところ、擔雪老師は、既に知っていたようで、第一声は「それはしょうがありませんな。 稲盛さん、苦労するのは生きている証拠ですわ」 慰めてもらえると思っていたら、それは当たり前だという。
更に続けて、「災難に遭うのは、過去につくった業が消える時です。 稲盛さん、業が消えるんですから、喜ぶべきです。 今までどんな業をつくったか知らんが、その程度のことで業が消えるのなら、お祝いをせんといかんことです」。 その言葉は、稲盛さんを立ち直らせるには、最高の教えであったということです。
その後、平成9年9月7日に、擔雪老師の導きを得て、円福寺で在家のまま得度することに繋がっていきます。
たまたま、本屋さんに立ち寄って、何気なく本を眺めていたら、「稲盛和夫の哲学、人は何のために生きるのか」PHP研究所発行 の本にめぐり合わせました。 パラパラとページをめくって、ビックバンとか、サムシンググレートとか、生命体とかの言葉が目に付き、最終章に何故、得度をするようになったかが、書いてありました。
詳細は本に任せることにして、縁あって京都の円福寺とお付き合いをするようになり、西片擔雪(たんせつ)老師の後見人になることとなりました。 ある時、京セラが、ファインセラミックスの人工膝関節を、許認可を得ずに販売したということで、マスコミから集中砲火を浴びたことがあったとのことです。
それは、既に認可を受けていたファインセラミックス製の股関節を、医師の方々からの強い要望により、膝関節に応用したという事情があっただけに、自分からは、言いたいことが沢山あったようです。 稲盛さんは、あえて汚名を着せられたまま耐えようとしたそうです。
然しながら、連日マスコミに書き立てられますと、その憤懣は抑えきれるものではありません。 そんなときに、稲盛さんは、擔雪老師のところに行って「実はこんなことがあって、大変な目に遭っているんです」 と話したところ、擔雪老師は、既に知っていたようで、第一声は「それはしょうがありませんな。 稲盛さん、苦労するのは生きている証拠ですわ」 慰めてもらえると思っていたら、それは当たり前だという。
更に続けて、「災難に遭うのは、過去につくった業が消える時です。 稲盛さん、業が消えるんですから、喜ぶべきです。 今までどんな業をつくったか知らんが、その程度のことで業が消えるのなら、お祝いをせんといかんことです」。 その言葉は、稲盛さんを立ち直らせるには、最高の教えであったということです。
その後、平成9年9月7日に、擔雪老師の導きを得て、円福寺で在家のまま得度することに繋がっていきます。
具体的に、どのような座禅のやり方をしているのか、書いていただければ、なんらかの助言は、できるのではないかと思われますが。
私が行っている座禅の行い方は、肩の力を抜いてリラックスします。 頭のてっぺんが天から引っ張られるような感じにします。 姿勢をよくしようとして、体を反ると筋力が働きますので、よくはありません。
目を瞑り、口を閉じて鼻だけで息をします。軽く吸ってゆっくり、体の中へ息を吐くようなイメージで行います。 息を最後まで吐ききろうとすると、苦しくなりますので、その寸前に、また軽く吸います。
軽く吸って、ゆっくり体の中へ息をイメージで吐く。 そんな呼吸をただただ、繰り返すだけです。 余計なこと(下腹の動きーものの本には、逆腹式呼吸とは、息を吸う時にへこみ、息を吐く時に出っ張りますー呼吸が自然にできるようになれば、そのような動きは、自然になってきますので)を考えることは、ありません。
静かに、暗闇の中で、以上のように呼吸だけに集中して座禅を行えば、いずれは、何らかの形で体に変化を与えてくれます。
息を体の中へ吐く時に、自分では分からなくても、実際には体の中へ、宇宙のエネルギーである気が入っていきます。 気の通り道(経絡)は、神経の線に沿って流れているといわれていますので、当然、神経が集中する脳にも刺激を与え、何らかの反応は出てきます。
頭が、なんか、もやもやするなどの反応は出てきます。 1時間以上座禅を、できれば毎日続けていただければ、いずれは脳に快い刺激を与えてくれ、いわゆる性的エクスタシーをはるかに超える至福感(ちょっと例えが悪いかもしれませんが)を、得ることができるようになります。
参考になったかどうか分かりませんが、私のブログには、繰り返し書いてあります。 参照してください。