ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静かに坐禅しながら汗をかく

2008-09-02 07:04:33 | 座禅
 最近、深夜や早朝に1時間の坐禅を行いますが、暑くもないのに背中に汗をかきます。 暑いのかと思い扇風機を首ふりにして回し、汗が出ないようにするのですが、相変わらず汗が出てきます。 

 半身浴をする場合は、頭、腕も含めて、上半身が汗でびっしょりになりますが、坐禅の時には、背中と体の前部の一部および後頭部で、汗をかきます。

 坐禅をするときには、お臍のちょっと下にある臍下丹田から出た気が、会陰から尾りょう関、侠脊関(きょうせきかん)を通り、玉沈関まで駆け上がり、頭のてっぺんにある百会からおでこから目の中心部の奥ー視床下部にある上丹田に入り込み、上の歯の付け根にそっとついてある舌を通して、体の前部に行き、胸の中心部にある中丹田を通り、臍下丹田に戻っていきます。 

 督脈から任脈という主要な気の通り道を、一周する小周天が通るといいますが、坐禅をしながら小周天する気の流れを、感じながらひたすら胡坐を組むことになります。

 静かではありますが、体の中をぐるぐる回ることによって、気の通る道の周りの細胞を、活性化させ新陳代謝を、良くしてくれているのかも知れません。 体を動かす運動ではなしに、新陳代謝を良くしている事になります。 改めて面白い現象だなあと、思ったしだいです。 

 楽しみながら坐禅を続けてますと、微妙な体の変化を与えてくれるから、不思議な気がいたします。 1時間の坐禅は行っていただきたいと思います。 体の中へ吐く息だけに、意識を集中すれば、あっという間に1時間は過ぎてしまうものです。 楽しんでください。


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