先日の報道から自民党政権は、現在休止中の原子力発電所の再稼動を、鹿児島県の川内原発を優先審査して、合格1号機の可能性があると伝えていました。
私は3年前の3月11日の大地震による津波の影響で、福島原子力発電所がメルトダウン(大爆発)寸前までいって、当時の民主党政権の管直人首相をはじめとする不手際から、先の衆議院選挙と参議院選挙で、自民党政権の復帰を果たすことができました。
私は、原発の安全に経済性を理由に、あらゆる形で安全を怠ってきた(安全にお金を削ってきたという意味ですが)自民党政権に、かなりの責任があると思っております。
仮に津波被害が起きた当時に自民党政権であったとすれば、民主党政権と同じような事故対応であったとしても、不自然ではありません。 とすれば、今は自民党政権ではなく、民主党政権になっていたかもしれないのです。 ただし意見がまとまらない状況をつくれば、末期の民主党政権と何ら変わることはなかったかもしれません。
その意味で、4年間も政権の中枢におられた小泉純一郎元首想が、原発の稼動に省を込めて、この際、原発をやめるよい機会だと訴えて、知事選で反原発だけを訴えて知事選に立候補した細川元首相を応援したことには、深く感銘を受けました。
私は4つの大陸プレートが日本の国土の下で、寄り集まってという現状から考えれば、どこで地震が起きてもおかしくないと思っていますので、放射性物質の半減期が長く、事故が起こればその地に住めなくなるという現実から、原発は日本の国土には合わないものだと感じております。 活断層が有るかないかの問題ではないと思っています。