ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

仏性の高い友人は鼻の先から息を吐くといいますが

2011-10-15 06:18:29 | 逆腹式呼吸

 友人が話すのには、お釈迦さまが行なっていた呼吸法は、鼻の先から息を吐く呼吸法であるというのです。

 私自身は余り気にはしていなかったのですが、ここのところ又長く吐く呼吸を行いながら、実際どんな呼吸をしているのか、どのように皆に伝えたらよいかを、考えながら胡坐を組んで座禅を行っています。

 昨夜は、友人のお釈迦さまの呼吸について、自分の呼吸法とどう違うのかを、静かに検証してみました。

 私が行う逆腹式呼吸は、深化の過程で、肺呼吸から気の呼吸に変化していくのですが、息を吐くというよりも、気の呼吸を行っている感覚があります。

 顔の中に流れる気の動きが、鼻の根元から鼻先に流れていく結果、鼻の先から息が出て行く感覚があります。

 この感覚が息を鼻の先から出すという意味になるのかなあ、という風に感じました。