ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

摂取した食べ物を完全燃焼させる体をつくるー代謝をよくする

2011-10-25 11:58:12 | 

 がん細胞を兵糧攻めにするという故ゲルソン博士の食事療法は、博士によればガンは代謝障害によって発生する病だというのです。 ゲルソン療法は、がん細胞の栄養源になるものは摂取せず、なおかつ自己免疫力を高めるものを摂取し、また食物の持つ生命力を、そのまま口にするような食事療法です。

 私の身近におられる方が、糖尿病だとか脳梗塞だとかいう話を聞くにつれ、改めて体を一定時間動かして(運動して)、食べたものが完全燃焼させる必要性を、特に感じるようになりました。

 私自身も1年前までは、体を動かすことも無く、せいぜい家から事務所まで、トロトロと歩くぐらいの日常生活でした。 そんなある日、メタボ検診で限界値を超える項目が増えてしまったので、これはまずいと思い立った翌日から、朝歩きをしたのです。

 毎日、深夜に1時間の座禅は行ってはいたのですが、殆んど連続して体を動かすことはしていなかったのです。 胡坐を組んで1時間の座禅が楽しいのですから、朝歩くのが楽しくないわけがありません。 したがって、雨の日を除いて、毎日、新鮮な空気を吸いながら、樹木に囲まれている1周1キロの公園を、3周以上するようになったのです。

 結果的に、8キロやせ、血圧もちょっとは下がり気味です。 血圧以外は、特に問題点はなくなりました。 勿論内臓脂肪も、だいぶなくなってきたようです。

 自分が1年間行なってきた朝歩きを通して、連続して体を動かすことによって、食べたものが消化吸収さされ、なおかつ完全燃焼するのだということを、感得したのです。 

 ですから、体を動かしていない方がおられると、いつか近いうちに病にかかってしまうのだということを、感じてしまうのです。 ただし、人間の体は結構、適応力がありますので、病が発生するまでは、時間がかかります。

 糖尿病は、食べたものが不完全燃焼する最たる病ではないかと思うのですが。