ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

100歳まで元気な人の秘密・元首相の中曽根さんの記事を見て

2011-10-16 06:40:09 | 健康

 友人の伊倉さんが、由美かおるさんが出ている文芸春秋11月特別号を、持ってきてくれました。 由美かおるさんは女優の傍ら、西野式呼吸法の師範代として、私達の目によく止まります。

 私が興味があったのは、「100歳まで元気な人の秘密」という特集記事でした。 はじめに元首相の93歳の中曽根康弘さんのインタビュー記事がありました。 それによると、大学時代に友人から誘われて座禅を行ったのですが、そのときは、それほどではなかったのですが、戦争が終わって帰ってきたときに、生死を考える延長線上に、座禅が浮かんできたというのです。

 30歳を過ぎて谷中の全生庵に行き始めてから、本格的に行なうようになったとのことです。 首相についたときには弱小派閥の長として、田中角栄さんの庇護の下ながら、長期政権を維持してきました。

 若い頃は青年将校と呼ばれ、比較的にはっきりものを云う方でした。 記事によれば、朝食に朝刊を読みながら、1時間かけて食事をするとあります。 特に毎朝、納豆とヨーグルト、果物を食べるといいます。 また散歩は欠かさないとのこと。 自然を見ながら歩くというのが、何ともいえないといいます。

 議員としての現役を引退した後も、世界平和研究所に出かけ、自分の生涯の仕事として、人と会ったり議論したりしているとあります。

 色々な意味で、改めて中曽根さんのことを知り、生き方そのものが長寿の秘訣であることが、分かりました。