ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く息に意識を集中していると時間はあっという間に過ぎる

2011-10-06 07:09:39 | 逆腹式呼吸

 昨日、知人がまた検査入院したという電話をもらいました。 若い頃に輸血した関係で、C型肝炎のキャリアで、加齢化と共に時々、肝臓の数値が限界値を、はるかに越えるようになったようです。 

 3週間から4週間、入院し、ステロイド治療を受けるというのです。 前回もお見舞いに行き、寝ながらの呼吸法を行うように、話しました。 今週末に、またお見舞いに行こうと思い、昨日は、久しぶりで深夜の1時間の座禅を、逆腹式呼吸を行いながら、胡坐を組みました。

 知人に、またお見舞いをしながら、長く吐く呼吸を行うように、話をしようと思ったからなのです。 寝ながらだけでなく、ベッドの上で胡坐を組みながらの呼吸法を、改めて話をするつもりです。

 暗闇の中で静かに、ひたすら長く吐く呼吸を行っていると、1時間の時間の短さに、おどかされます。 

 鼻から息を吐くのを一切忘れ、吐く息を出来るだけ長く吐こうとします。 すると自然と息は、体の中へ入っていくのです。 あるいは体の中へ息を吐こうと、意識したほうが良いのかもしれません。

 長く吐く息だけに意識を集中します。 吸う、吐くの呼吸を1分間に3回を目安に行います。 この呼吸に慣れてくれば、もっと長く吐けるようになります。