ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

坐禅仲間が脳と心が崇高な状態になったという報告があり

2008-10-07 06:49:49 | 座禅
 坐禅仲間の一人が、1時間の坐禅を続けているうちに、脳と心が今までにない状態になり、なんともいえぬ気持ちのよい体験ができたと、連絡があり話をしてきました。 

 静かな暗闇に中で、ひとり吐く息だけに意識を集中し、坐禅を続けていますと、誰もがいつの日にか、感得できるものなのです。 その仲間には、いつも30分では肩慣らしでしかならないから、1時間は坐禅を続けてくださいね、話していました。

 吐く息をゆっくり、吐く息に意識を集中して、1時間の坐禅を続けていれば、この日の来ることを、予感はしていました。 最近になって、玉沈関や百会が活性化し、心臓のように鼓動を始めたことの報告は聞いておりましたし、気持ちのよい状態になったのも、聞いておりました。

 然しながら、今回は今まで以上の感覚を得たということです。 別の坐禅仲間と、そのことについて話し合いましたが、その感覚については、私がどうこう言うのではなく、その人自身が感得(感じ得る)するものなのだということを、話しました。

 1時間、意識を集中し、坐禅を続けていきますと、体の中を流れる気が、時間とともに滑らかに流れるようになってきます。 体の中を流れる気の通り道(経絡)は、神経の線に沿って流れているといわれ、したがって神経の集中する脳は、特にその影響を受けます。

 坐禅は始めたばかりは、いつもその流れは、どこかぎこちなく、硬さだけの印象を脳に与えます。 その流れも時間の経過とともに、次第に緩やかに、滑らかになっていきます。 その過程で1時間ぐらい経つと、優しく脳を刺激し、いわゆる脳や心を癒される感覚になります。 セクシャルなエクスタシーを超える、崇高な至福の感覚になるのです。

 その坐禅仲間からも、その都度、いろいろな話を聞きますが、その感覚は、その人だけしか分からないのです。 私は、自分自身が早期にさまざまな体験ができたので、その感覚を一人でも多くの方に、感じていただきたいものと思い、いつもブログを通して書いてきています。 坐禅を、否、全てを楽しんでください。