テントウムシの幼虫1
テントウムシの成虫を見つけた後、雪柳の木を調べると、テントウムシの幼虫と思われる毛虫に似た虫を数匹見つけた。
何ともグロテスクな姿だ。
背中にはとげの様な物が10本ほどある。
黒い体に黄色い斑点があり、とげの様な物も黒色黄色がある。
このように黄色斑点が鮮明になると蛹に入る準備段階だと思われる。
多分このままこの場所で蛹になるのだろう。
微風に揺れる細い枝。
成虫の撮影同様ピント合わせには苦労した。
撮影後ネットでテントウムシについて調べた。
葉の裏側に産み付けられた卵から2日目には幼虫が孵化し、2日おき位に脱皮を4回繰り返し、蛹になるとの事。
脱皮の後を探したが、その痕跡は殆どなく、やっと1個見つけた。
多分これが脱皮の抜け殻だと思われる。
以前アゲハチョウの幼虫から成虫までを撮影したことがあるが、その時、幼虫は脱皮した後の抜け殻を食べてしまう。
そのためにアゲハチョウの幼虫の脱皮の痕跡は全くないことが分かった。
テントウムシも同じように抜け殻を食べてしまうのかもしれない。