閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

小平「ふるさと村」

2008-08-21 11:13:27 | 日常

表には井戸のほか、水車小屋があったり、今の人には絶対に分らないだろうと思う肥溜めもありました。

あまりきれいは物ではありませんが、昔は農道の脇に必ずあった物です。ここでは大きな桶のようなものを地面に埋めてありますが、コンクリート製の四角で大きなものもありました。ここに家庭から出る人糞を集めて貯蔵しておき、しばらくして発酵した人糞は肥料として利用するのです。これを先に出てきた肥桶に汲み取り、畑にまくのです。

写真のものは屋根が付いていますが、付いていないものが結構多く、夜道を歩いていて誤ってこの中に落ちる人がたまにいたようです。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  F4.5  1/125秒

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「ふるさと村」

2008-08-20 11:31:04 | 日常

 

入り口にあった管理事務所の裏には、大八車、手桶、下肥などを運んだ肥桶などが置いてありました。みな懐かしいものばかりです。

疎開をした時の想い出ですが、初めて肥桶を2個天びん棒の前後につけて担いだ時のことです。前後の桶が左右別々の方向に振り子のように動き、バランスが取れず、転んでしまったことを覚えています。

その横に釣瓶井戸がありました。これも疎開した農家にあり、飲み水や風呂の水を汲むのが仕事でした。

中を覗いてがっかりでした。深さ1メートルくらいで形だけのものでした。でも、蛇口をひねれば水が出る現在の水道しか知らない子どもたちが見たら何と思うことでしょうね。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  F4.5  1/125秒

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「ふるさと村」

2008-08-19 10:52:55 | 日常

家族で囲炉裏を囲み一家団欒の場であったろうこの部屋は板敷きで、広さは十五畳くらいでしょうか、広い板の間です。囲炉裏がどちらかと言うと部屋の端にあるのがちょっと気になりました。

その部屋の左隣りの部屋も八畳くらいの板の間になっており神棚が祭ってありました。奥の部屋は居間でしょうか、障子を開けると周りの風景が展開しています。

このような場所の撮影は非常に難しいもののひとつです。部屋が暗く、、多分フラッシュを使いたくなると思います。特にオートでは自動的にフラッシュが焚かれるでしょう。

手前の部屋は確かに明るく写ります。しかしメリハリの無いノッペリとした描写になってしまいます。

ここでは、この建物の重厚感を出す意味から、自然光のままの撮影をしています。

磨きこまれた床の美しさなどはフラッシュ撮影では表現できないものだと思います。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  上 F2.8 1/30秒  下 F4 1/30秒  露出補正 上 -0.7 下 -1.7

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「ふるさと村」

2008-08-18 10:01:37 | 日常

家の中に入ると右手に土間があり、左手には水がめと流し台、お釜、蒸籠などが置いてある板の間がありました。ここで食事をしたのでしょうね。

土間にはかまどが二つ並んでいます。奥のかまどは焚口が二つあり、二つの鍋釜が掛けられるようになっています。

かまどの近くには石臼、餅つき臼と杵、農機具が置いてあります。どれも懐かしいものばかりです。

特にこの石臼には思い出があります。戦時中の疎開先の農家で、この石臼を借り、母と二人で、大麦の炒ったものをこの石臼で挽き、麦焦がしを作って餓えを凌いだものです。

隣には農機具があり、これにも思い出があります。鍬、鋤、備中、じょうれん等農家の手伝いでよく使いました。田植え、畑仕事で腰が痛く夜眠れなかった事など思い出していました。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  F2.8 1/15秒  露出補正  -1.0  写真 1・4・5 フラッシュ使用

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「ふるさと村」

2008-08-17 10:19:31 | 日常

郵便局を過ぎると広々とした広場の先にわらぶき屋根の農家がありました。

案内には、旧神山家主屋とあり、建築は江戸後期と推定、初めは炭焼きを生業とし、山梨方面まで売りにいった。明治以降養蚕が盛んになり、屋敷前の畑はすべて桑畑であったそうです。

近くに寄ってみると風格の或る佇まいに、農具などがさりげなくおいてありました。

子供のころの遊具竹馬や、背負い籠、脱穀後に米と籾殻を扇風機?でより分ける道具(名前は忘れましたがよく使いました)等がおいてありました。

玄関?左手は居住区になっているようですが、その重厚な作りは素晴らしいものがあります。

 

キャノン パワーショットG9  4.7~44.4ミリ  f2.8~4.8  ISO100

絞優先  F8  1/250~60秒  露出補正  -0.7~1.0

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「ふるさと村」

2008-08-16 10:17:20 | 日常

鄙びた管理事務所の前に、これまた色あせた郵便局のシンボルマークが、昔の局舎らしい建物の窓に架かっていました。

何とも懐かしい佇まいに嬉しくなり、中に入りました。

中に入ると正面に、金網に手続きをするための窓が付いているカウンター、奥に事務机、そして部屋全体が、普通の住宅そのままの感じで、郵便局とは思えない佇まいでした。

きっと今で言う特定郵便局だったのでしょうね。正面にかかる柱時計が印象的でした。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先 F5.6~2.8  1/15~125  露出補正  上-0.7  下-1.0

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「ふるさと村」

2008-08-15 10:00:42 | 日常

                 写真をクリックすると大きくなります

[アジサイの小径」で、「灯りまつり」を見たりして道草を食いましたが、延命寺を後にしてしばらく行くと、昔懐かしい赤い郵便ポストが立っていました。

その先に古風な入り口があり、「小平ふるさと村」と書いてありました。何やらいいものが見られそうな予感がして中に入って見ることにしました。(無料)

入るとすぐ右手にこれまた古風な建物の中に管理事務所があり、この様子を見て一層興味を掻き立てれました。

 

キャノンパワーショットG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO100

絞優先  F5.6  シャッターオート   露出補正  -0.7

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「灯りまつり」

2008-08-14 09:31:00 | 日常

  

                  写真をクリックすると大きくなります

「アジサイの小径」の正面入り口付近です。手前にかなり明るい街灯があり、行灯の影が出たりしています。従って手前の行灯には明かりが入っていないように見えます。

この写真の大きさでは分りませんが、ISO1250で撮影するとどれくらいノイズ(粒子)が出るか、写真を拡大してみてください。

ノイズが出るのを覚悟の上、雰囲気を大事にするか、雰囲気は壊れてもノイズの少ない方がよいかは、個人のイメージによるものと思います。

夏の夕涼みを兼ねた「灯りまつり」の散歩は、美しく楽しいものでした。またこのような夜景の撮影に関してよい経験と勉強になりました。

こんな機会がありましたら是非挑戦してみてください。

 

ニコンD200 AF-Sニッコールズーム  18~200ミリズーム  F3.5~5.6  ISO1250

絞優先  F3.5~5.6  1/8~15秒  露出補正  -1.7   RAW撮影

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「灯りまつり」

2008-08-13 10:21:22 | 日常

会場の夜も次第に更けてきました。大勢の見物客が訪れ、夏の夜の風物詩を楽しんでいるようでした。こんな催しが各地で催されているようですが、中には慰霊のための催しもあるようですね。

私の町にもこんな催しがあったらいいなあと、思わず独り言が出てしまいました。

木陰の間から見る行灯の数々、本当にきれいです。この夜ここを訪れた子どもたちにとっても、印象深く忘れがたい記憶として残ることでしょう。

      

 

ニコンD 200  AF-Sニッコール18~200ミリズーム  F3.5~5.6  ISO1250

絞優先 F3.5~5.6  1/8~15秒   露出補正  -1.7  RAW撮影

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小平「灯りまつり」

2008-08-12 10:44:59 | 日常

行灯の或る風景は雰囲気が分る程度の明るさに露出をあわせてあります。

行灯のみ3点は行灯の様子が分るように、実際の周囲の明るさに合わせて露出を与えています。行灯の様子が良くわかりますね。

表現意図によって露出を変えていますが、本来は撮影メニューをM(マニュアル)にセットし、絞りとシャッター速度を手動で合わせるのがベストで、自由に露出をコントロールすることが出来ます。

しかし初心者を含めて殆どの人がオートにセットして撮影する場合が多いと思います。

先にも言いましたが、オートでは露出のコントロールが出来ないことが多いので、同じオートでもP(プログラム)にセットすればストロボの使用、不使用と共に露出のコントロールが出来ます。

少し経験をつんだ方はA(絞優先)にセットするのが良いと思います。

露出のコントロール(露出補正)機能は殆どのカメラに付いていると思います。

露出補正メモリは0を中心に左へ-2、右へ+2と1/3刻みになっていると思います。-側にすれば露出不足、プラス側にすれば露出オーバーになります。

この機構を上手く使うことでよりイメージに合った露出を決定することが出来ます。

今回の撮影は絞優先、露出補正機能+-を使用して露出を決定しています。

 

ニコンD200 AF-Sニッコルズーム  18~200ミリ    F3.5~5.6  ISO1250

絞優先  F3.5~5.6  1/8~~1/60秒  露出補正  -1.0  RAW 撮影

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする