入り口にあった管理事務所の裏には、大八車、手桶、下肥などを運んだ肥桶などが置いてありました。みな懐かしいものばかりです。
疎開をした時の想い出ですが、初めて肥桶を2個天びん棒の前後につけて担いだ時のことです。前後の桶が左右別々の方向に振り子のように動き、バランスが取れず、転んでしまったことを覚えています。
その横に釣瓶井戸がありました。これも疎開した農家にあり、飲み水や風呂の水を汲むのが仕事でした。
中を覗いてがっかりでした。深さ1メートルくらいで形だけのものでした。でも、蛇口をひねれば水が出る現在の水道しか知らない子どもたちが見たら何と思うことでしょうね。
キャノンパワーショットG9 4.7~44.4ミリ F2.8~4.8 ISO100
絞優先 F4.5 1/125秒