光芒の色々
逆光線で太陽をまともに見た写真を意識的に撮る事がある。
その時に現れる光芒が凄く美しい事がある。
デジカメ前の銀塩カメラ(フイルム使用)時代では、太陽をまともに見て写し込んだ場合、盛大なフレアーが出て写真が台無しになる事が殆どだった。
現在のデジタルカメラでは、まともに太陽を見た写真でもフレアーは殆ど見られない。
理由はレンズコーティングが格段に進歩したお陰なのだ。
木漏れ日の光芒。
光芒を美しく出すにはレンズの絞りを出来るだけ小さくすることがコツ。
今回アップしたものはすべてコンパクトデジカメのため、最小絞りがあまり小さくならないために、芯の小さいシャープな光芒が出難いのが欠点。
この写真は、木漏れ日を最小絞りのF11に設定。
F22くらいになるともっとシャープな光芒となる。
ススキを真逆光で青空の中に太陽を入れ込んで写したものだが、やはり最小絞りが大きいために光芒の芯が大きくぼやけている。
この写真の場合、ピントはススキに合わせているために、光芒がぼけている。
太陽にピントを合わせていれば奇麗な光芒になったと思う。
光芒に虹色の光が出現しているのが奇麗だ。
虹色が鮮明に出た光芒。
これも木漏れ日の光を写したものだが、露出を極端に切り詰めて(アンダー気味に)写したものだ。
光芒の出方はその時の撮影条件によって変化する。
基本条件はとにかく絞り値を出来るだけ小さくする事だ。
自然を逆手に見事にキャッチ(縄)
紅葉、ススキ、光の光ぼうお見事!!
おほめ頂き有難うございます。
逆光撮影は避けるのが普通ですが、時にはこんな表現も面白いかなと思っています。