蔵町通から時の鐘
奥に見えるネオ・ルネサンス様式の建物は埼玉りそな銀行川越支店だ。
大正7年に建築されたそうだ。
蔵造りの商店と銀行、いかにも古き良き時代を彷彿とさせる雰囲気だ。
銀行から暫く歩いた先に川越時の鐘入り口に出る。
入口の蔵造りの家の先に時の鐘が見える。
時の鐘前の通りには「鐘つき通り」と云う木柱が立っている。
そこを過ぎると蔵造りの建物の先に時の鐘が続いて見えてくる。
時の鐘櫓の下には写真のような石柱が立っていた。
時の鐘は寛永年間(1624~44年)に川越藩主酒井忠勝よって建てられたが、
現在の鐘楼は明治時代の川越大火の直後に再建されたものと云う。
1日4回(6時・正午・15時・18時)由緒ある音を聞く事が出来る。
時の鐘隣の建物が修理中らしく、白布のようなもので覆われていて、情緒に欠ける感じだったのが残念。
時の鐘の斜め向かいに似顔絵描きの人がいたが客足は殆ど無く、商売になるのかな?などと余計な心配をしながら見本の絵を見ながら再び蔵町通りへと向かった。