昭和記念公園のチューリップを撮影した同じ頃、我が家の前のお宅の「こぶし」が見事に咲いていた。
キャノンパワショット G10
キャノンパワーショット G10
毎年見ているような気がしているが、今まで何故かこんなに美しく咲いていた記憶が無かった。
身近なものにはあまり関心が無いのかもしれない。年を重ねるに従って、関心とか興味とか感動がだんだん薄れて行くような気がする。
特に写真を楽しむ私たちとして、これは致命的である。
そもそも写真は感動を伴はないものにはシャッターを押さないという傾向がある。そのためか見知らぬ所で始めてみるようなものには感動を覚え、シャッターを押しまくると言う傾向が強い。
従って常に新しい場所に行かなければ写真が撮れないという事態に陥り、常時新しい場所を求めて出歩くことになるが、新しい場所に行く機会が少なくなるにつれ、写真を写す機会と意欲が無くなり、写真撮影をやめてしまう人も出てくる。
写真の趣味を長続きさせるコツはなんと言っても、何物にも(特に身近なもの)常に興味と感動を持つと言うことでは無いかと思っている。