閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

ソニーサイバーショットHX9

2011-05-10 10:19:22 | カメラ

HX9 テスト撮影

                  

                   ソニーサイバーショット  HX9 マクロ

早速静止画の撮影テストをする。このカメラの撮影機構は全くの初心者に向けて作られたカメラではないかと思うほど、すべてがフルオートである。

マクロの撮影も一般的なカメラであればチューリップマークがあり、それを選択してセットして初めてマクロ撮影が出来るのであるが、HX9は被写体にカメラを近づけるだけで、自動的にチューリップマークになる。

同様に、遠くに向ければ山のマークが出て遠景が写る。人物に近づければ自動的に人物が綺麗に写るようにセットされる。

              

                  ソニーサイバーショット  HX9

このように使い手が頭を使うことなく、カメラが全部の動作を自動的にやってくれると言う正にロボットカメラである。

このようなカメラが現在主流になりつつあるようで、ユーザーはますます写真が何故写るのかと言う基本的原理を全く知ることが無くなってしまう。

私たち銀塩カメラ時代に育ったものとしては、本当の意味での撮影を楽しむと言うことが出来なくなって行くことは、なんとも寂しい時代になったものだと思う。

                

                 ソニーサイバーショット  HX9  380ミリ

最望遠380ミリでバックのボケを見てみた、つつじの花とカメラの距離は約2メーターで、つつじの花にピントを合わせた。バックはこの程度にしかボケない。この辺がやはりコンデジの限界かなと思う。デジイチならばもっとボケてくる。

                  

                   ソニーサイバーショット  HX9

平面的な被写体を写して見る。これも望遠であるが、右手前にある金網風の籠と奥の水仙の花との距離は1.5メートルくらいあるが、籠は殆どボケていない。前ボケを作るのも難しいことがわかる。

コンデジの多くはボケ味を楽しむことは不可能に近い。但し近景から遠景までピントを合わせると言うことについては、デジイチ以上に簡単である。

ボケについては、使用されている撮像素子の大きさにより大きく変ってくる。撮像素子が大きいほど、ボケは大きくなる。コンデジは撮像素子の大きさが極端に小さいためにボケ味を楽しむことが難しい。

コメント (1)
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