コンデジカメラ リコーGX200でテスト撮影
一ヶ月ほど前にコンデジのリコーGX200カメラを購入しました。何台かあったコンデジを処分して購入したものです。理由は35ミリ換算で24ミリワイドレンズが付いていることです。現在市販されているコンデジで24ミリ付きは多分このカメラだけだと思います。
現在愛用しているキャノンD9は望遠側は200ミリで十分ですが、ワイド側が35ミリと一寸物足りないといったところでした。
カメラは2台になってしまいましたが、小型軽量ですから2台持っても携行にさほどの負担はかかりません。年とともにデジイチの重いカメラの携行にはだんだん負担を感じるようになった来ていますので、思い切ってこの2台のカメラの組み合わせにしました。
そこで通院中の病院のある新宿三井ビルから都庁近辺でテスト撮影をしてみました。
三井ビルの直ぐ下からビルを仰ぎ見るように撮影しました。この距離では35ミリ(35ミリ換算)のレンズではビルの半分ほどしか入りませんが、見事に殆ど全景が入っています。しかもその解像度は素晴らしいものがあります。
これは林立するビル群を写して見ました。手前の街路灯やビルが大きく、遠くのビルは極端に小さく、遠近感が誇張されています。よく見るとビル群が画面の中心に向かって倒れ込むように写っている事に気が付きますね。これがワイドレンズの特徴です。この現象を嫌う人も結構いるようです。
ワイドレンズはこのように広い範囲を写しこむのが本来の目的ですが、極端な遠近感の誇張とか、倒れ込みなどを上手く利用して新しい視覚の写真表現が可能になってくると思います。
センタービル?と今建築中のモード学園コクーンビルを木立で囲んだフレーミングにしてみました。あまりワイド間を感じさせない写真になりましたが、35ミリくらいのレンズでは一寸無理のようでした。
リコーGX200 5.1~15.3ミリ F2.5~4.4 ISO64 絞優先 F3.5 シャッターオート
露出補正 -0.7