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生きること:過去と未来とエスペラントと

5月19日(土):こんなエスぺランティストもいる:D

2012-06-30 07:17:39 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 朝はみんなが寝ているうちにオフイス近くの販売機に行き、暖かいコーヒーを買ってポットに入れて持ち帰るました。昼食は学食で食べて集合場所へ。

 いよいよエスペラントの集いの始まりです。日本ではこんな時大抵開会式なるものがあることが多いのですが、今日の予定をどうするかから始まりました。旧市街の散歩ですが、経費を節約するために、車に相乗りし、駐車料金は割り勘で支払うと言うものです。ちなみに参加者は42名でした。

 責任者はノルマンド。そのことばの上げ足を取ったり、茶々を入れたりする人物がいました。彼にはいつも一緒(コペンハーゲンでも会いました)の仲間がいましたので、私はトロントのヤジ・キタと呼ぶことにします。キタさんの混ぜ返す言葉をノルマンドはいつも冷静に受け止め、認めたうえで自分の話している本題へと戻るのでした。日本人だったらどう応対するか考えさせられました。キタさんのノルマンドの話しへの乱入は私がうんざりするほど最終日までつづきました。

 私はレイモンド・ルーシー夫妻の車にもう一人の男性と乗りました。名前が覚えられませんでしたのX氏という事にします。レイモンドはケベックの街の一番綺麗なところを見せたいと住宅街を走り、川沿いの眺めの良い坂を下って船着き場近くの駐車場に入りました。ルーシーはエスペラントはほとんど話せませんでしたが、博物館ではケベックの歴史について書いたパンフレットを見つけ、50セントは安いから買いなさいと勧めてくれました。










 全て旧市街ですが、最後の写真は初期のケベックの砦の跡です。ノルマンドは一般観光客がゆかない所を案内したかったのです。この先は行けませんでした。
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5月18日(木):観光の話は楽しくないでしょうね!

2012-06-29 09:44:22 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 ケベック市は城塞都市です。バス旧市街に入れません。翌日旧市街観光になっていましたので私たちはのんびりとシタデル(citadelo)のんびりとセントローレンス川眺めて、知事の散歩道とかを散歩しました。少々眠くベンチでまどろんだりしました。

 遅い昼食を取り15時時過ぎ、大学に帰り部屋の鍵をもらい、大学のスーパーで翌朝の食事と、夕食はあっさりとラーメンがよいと言う姉に合わせてボリュームたっぷりのインスタントラーメンを買って部屋に行きました。なんとこの寮は大学の主要な建物群から10分も離れていました。途中に林もありジョギンクしている人もいました。大学校内の広い事広い事!私たちの部屋は2階でしたがシャワー室から近道しようと思ったのですが120号室を通り越しても自分の部屋には行きつけず、長い廊下を逆戻りしました。学生だけでなく沢山の一般旅行者も止まっていました。
 部屋には湯沸かし器もありませんでした。姉の所から持ってくるのをさすれたことが悔やまれました。お湯を何とかしようと疲れた姉は休ませて、友人と二人ポットを持ってスーパーに行き、言葉で伝えられないので手振り身振りで四苦八苦し、それでも、無料でお湯が出る器具がるところを教えてもらいました。

 ケベック市の城門

 散歩しながら川を望む

 船が行き交っています。

 世界遺産を示す標識

買っての戦争(英仏?)の時の砲弾!街の真ん中にありました。

  グランドホッグ。寮へ行く途中に住んでいました。穴へ逃げようとしたので写真撮らせてと頼んだら写真目線こちらを見てくれました。 
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5月18日(木):いよいよケベック!

2012-06-28 09:37:20 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 早朝5時半、チャーニィという駅に着く。ケベック市への乗り換えです。ところがここはケベック駅とは線路でつながっている訳でなくVIA(カナダの鉄道)が用意してあるタクシーで向かうのです。タクシーには私たち以外女性が一人乗りこみました。運転手は宿はどこだと姉に問います。姉がラヴァル大学と言うと後一人5ドル支払ったらラヴァル大学に連れてゆくと申し込んできました。大学の方が駅に行くより近いとの事でした。

 実は出発前から姉は早朝ケベック駅に着いたその後どうしようと悩んでいました。周りには休めるようなところはなし。タクシーを捕まえることができるかと心配していたのです。どうにかなる、駅に休める所があるでしょう。もし店が開いていたら朝食でも食べてゆっくりすればいいと私はのんびりと構えていたのました。
 運転手の話ではラベル大学の扉は24時間開かれており、休憩できると言う事でした。私たちはこの運転手の提案を飲みました。タクシーはあっという間に大学につきました。

 自動販売機のある休憩室で小銭をを出し合いサンドイッチとコーヒーを買い軽い朝食を取り休みました。初めての販売機です。買いに来た学生らしき人の買うさまを見て試みてようやく買えたのです。コップ付きではなったので、荷をあけてコップを出したり、苦労して手に入れた朝食でした。あんなに邪魔だと思っていた小銭がどんなに大切か思いしらされた瞬間でもありました。

 9時、事務所があいたところで,荷物を預けインフォメーションで旧市街にでる方法を聞いてバスで街に出ました。

 
 乗り換え駅

 セントローレンス川を渡ること朝にが伸びました。ここは川幅が狭くなっていると言う事です。

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5月17日(水):たまには贅沢をしようと!

2012-06-26 10:28:59 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 この日も寒かったです。3時頃起きて暖炉の火を燃やしゆっくりと入浴しました。友人もまた入浴していました。その後は例のごとく友人の朗読に耳を傾けます。姉はソファ寝そべって、これは子守歌に適しているとかいいながらくつろいでいました。汽車は午後4時です。遅い昼ご飯を食べて、ガス台流し台、暖炉の周りを綺麗にし、冷蔵庫の電気を消して3時にホテルの車で駅に向かいました。
 ペルセ駅からニューカルセル駅までバス。そこで寝台車に乗りました。食事の準備はまだというので展望車に行きました。初めは私たち3人しかいませんでした。広い景色をひとり占めしているような爽快さでした。

 夕食は持参せず、今日はうんと贅沢しようと初めから予定していました。メニューと出てきたものを見て3人で大笑い。そのぜいたく品がどんなものか食べ始めてからブログに載せようと思いたち写真に収めました。ワインは頼みませんでした。ペルセで買いすぎて、ガラス瓶では重いのでジュースのボトルに入れ替えて持参していたのです。部屋に帰ってから姉と杯を交わしました。友人はアルコールアレルギーで一滴も飲めません!

 3人用は結構広かったですが、シャワーは室外でした。寝台は桁違いになるようになっています。最上部は窮屈そうでした。誰が上に寝るかと話している時、友人が私はどこでもいいと言ったので、私と姉は寝心地の良いところ先に頂きました。

カナダの鉄道駅は集落から離れているようです。


 一部しか写せませんが、座り心地はとてもよかったです。


 展望車は高いので見晴らしがよいのですが、景色に日本のような気福変化がありません。でも、空の広さは抜群です!

 これが贅沢しようと決めていた食堂車の食事です。メインは一つはチキン。もう一つは鮭です。


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5月16日(水):暖炉の前で

2012-06-25 12:07:57 | ケチケチドキドキカナダ旅行


 朝から濃霧が立ち込めています。霧は時には雨になり風で窓を打ちます。本当に運がよいのです。ガスペで小雨にあっただけでこの日まで晴天でした。テレビはありますが一度も見ませんでした。姉はペルセに来てから時間があるとパソコン暮らし。フェースブックに写真を載せたりして友人たちの反応を見ていました。
 友人はエスペラントの音読と食事の後片付け。初めは前置詞の前で呼吸を入れたり、複数形のJを読み忘れたりしていたのですが、聞き易くなり、凄く上達しました。
 私は、彼女に読み疲れたら私が少しは代わるから聞き役にまわってと言ったのですが、彼女は疲れも見ぜズ読み続けます。これで上達しなかったらどうかしていると思いながら、お茶を入れたり食事の支度をしたり…。食事の支度も家にいる時と違い旅の気易さか苦にもなりません。

 午後2時、姉がパソコンを貸してくれました。実はここは携帯電話は圏外となり繋がらず、今日の約束も姉のスカイプからベルリンに電話をし双方のスカイプをつなげたのでした。

 時間になると孫娘Eが私の贈った浴衣を着て現れました。昨年Eは日本語学校の夏祭りに甚平を着て参加したのです。ところが日本人のみなさんに『Eちゃん、忍者みたいでかわいいね!』と言われ、なんで忍者が可愛いのかと憤慨していたと聞き、季節外れに下駄付きの浴衣を買っておいて送ったのでした。下駄などはけないと言われるかもと思い、緒につけてサンダル風にはけるように赤いモミで紐を作って緒につけました。これもとても気に入ってくれたようです。幼稚園のお別れパーティーにも着てゆくと意気込んでいました。
 いよいよ息子の長男H2歳半が登場しました。パンツ無し!
 姉は6歳の誕生日に友人を6人招待しました。所が一人家族旅行に行くので来れなくなったのだそうです。どうしても招待客を6人にしたくて、弟招待しのだそうです。かれは大きい子と同等の待遇を受けてすっかり興奮したようで、母親と共に早々と画面から消えました。喋ったり歌ったたり、一時間近く楽しく過ごしました。姉がパソコンを暖炉に向けて部屋の映像をを見せると、Eも行きたいと興奮していました。最後にさようならを言うと、Eがパソコンにキスしようとしたので向こうは父親がやめろと大騒ぎしていました。
 インターネットの進歩は想像を絶します。距離と時間の隔たりを超えて親しく繋がることができるのですから!

 夕方雨が止みました。いよいよ明日は中央カナダエスペラントの集いに出発です。
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5月15日(火):港へ

2012-06-24 07:55:57 | ケチケチドキドキカナダ旅行

 今年初めての観光船の出る日です。週1回なので次の船は来週です。せっかくの機会を逃したくないので早めに港へ行きました。9時ごろ着くとロブスター漁の船が帰ってきたところでした。漁の期間はは12日から始まりたった2週間、それも許可されているのは2艘だけだそうです。新鮮なOmaro食べてみたいと私は思い始めていました。  観光船は10時出航の予定が、何か部品を交換したいとかで30分以上遅れて出発しました。部品交換するなら前もってしておけばよいと思うの日本人だけでしょうか。  乗客は30人くらいでしたが、よく観察すると10人ほどは親類縁者のようでした。  船はペルセ岩の横を通り、かつお鳥の生息する島をめぐります。この付近にアザラシも生息しています。かつお鳥はかなり大きくてぎゃあぎゃあと啼きながら船の近くまで飛んできました。アザラシは夫婦なのでしょう、2匹組のを数回見ましたが、動きが早く私のカメラには収まりませんでした。泳いでいるとかなり体調が長いですね。  船を下りてやっぱりOmaro(ロブスター)食べたいと私が言いだし、切符を売っていた船長夫人らしい女性に食べさせてくれる所を尋ねるとレストランの名前をあげました。ですがそこではメニューに載っていたのはサンドイッチだけでしたので、オマールの看板の出ている店を探しましたがみんな休業中でした。それではとホテルの支人がスーパーで売っているだろうと言ったので生きたものを料理しようとスーパーの魚屋で聞きましたがやはり置ていないと言う事でした。もう2時でした。いい加減疲れたのでタクシーに電話しましたが、留守のようでした。インフォネーションまで歩いて電話をしてもらいましたが結果は同じです。諦めて歩く事にし外に出ると女性が追いかけてきてホテルまで送ってくれました。  こんな時私はいつも繰り返していました。  Fortuno cxiam estas kun ni! (幸運の女神はいつもわたしたちと共にいます!)  本当にそうなのです。困ったなと思うといつも助けが現れます。    翌15日は、私の孫娘Eの誕生日です。ケベックでの集いに向けて心身ともに力を補充するために1日宿で暮らすこととし、ベルリン時間午後8時に姉のスカイプを借りて息子家族と交信することにしていました。 桟橋から見たペルセ岩。岩に空いた穴からペルセ(ピアス)という名がついたそうです。  ロブスター漁の船    観光船  かつお鳥の住む島  残念!アザラシは写っていませんでした。 ウニの殻。カモメは結構賢い鳥でウニを空から地面にたたきつけて殻を壊して食べるそうです。

正式にはシロカツオドリと呼ぶようです。(Norda sulo)

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ネパールには行けない!

2012-06-23 10:41:17 | エスペラント
 昨日眼科に行きました。視力の衰えをこのまま放置していたら日常生活に支障をきたすでしょう。白内障とは年をとると誰でもなるものと言われても慰めにはなりませんね!

 注意事項の中に物理的衝撃と埃を6か月以上避けるがありました。

 10a Internacia Himalaja Renkontigxo が2013に2‐26~3‐11に行われます。ネパ-ルも訪れたい国の一つです。体力があったら参加したかったのですが、無理ですね。カンチェンジュンガの麓近くの町にエスペラント会ができたので、来年はカンチェンジュンガを中心としたトレッキングだそうです。この集いの開催は3年に1度です。その次は2016年です。年齢とともに体力的制限が加わります。2016年まで期待をつなぐことは体力的に無理でしょう!若い時には時間と財力に制限されました。人生とは思いのままに生きられません!

 さて、来年参加しようかどうかと迷っておられる方、参加できる時に参加した方がよいですよ。参加はネパール支援にもなるのですから、贅沢とは言えません!
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5月14日(月):岩まで行きたかった!

2012-06-22 06:40:27 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 前日の夕方窓から眺めていたら、午後4時、引き潮でペルセ岩と岬の間に陸地が現れました。あの道を歩いてみたい、それに火曜日に今年初めての観光船が出ると支配人が話していましたのでそれも確認しようと昼食後出かけました。インフォメーションの女性の話では最近落石が多いので海渡たりは禁止されていると言う事でした。海岸に出る道を聞いて海岸を散歩する事にしました。

 本当に人に会いません。世界を独り占め(3人占め?)しているようなものです。風と波の音以外はカモメの声だけです。
  


 海岸を歩き高台に上った頃岩に続く道が現れ始めました。歩いてみたかったですね!

 またまたスーパーによって買い物をしタクシーを呼びました。運転手はウィルアム。姉が初めてぺるせを訪れた時は彼の父親が営業していたそうです。観光シーズン以外は彼のタクシーだけが営業しているそうです。チップも含めて10ドル支払いました。

 夕方支配人が夕日がきれいだと教えに来てくれたので慌てて外に飛び出しました。このモーテルがなぜ『オーロラの岬』と命名されているのか理解できました。街道と反対側から眺める景色は光り輝いていました。ですが、カメラを取りに戻っている間に光りは薄れてゆきました。

 残光でペルセ岩のてっぺんが輝いている。
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お茶

2012-06-21 04:38:05 | ケチケチドキドキカナダ旅行


 お茶は喉を潤すだけでなく心を潤すものと思っています。無風流な私はお茶をたてることはできませんがお茶をいただくのは大好きです。写真の急須と茶碗は野立て用とかで、急須の中に茶碗が3個入ります。友人が家の改築をするとき邪魔だと言うのを聞いていつか旅に持ってゆきたいと頂いておいたものです。今回カナダに持参しました。コーヒーも好きなのですが1日に何回も飲めませんが、お茶は結構飲めるのです。旅を潤してくれました。

 旅の前日、テレビをつけたらどこの放送局か分かりませんが、旅にぜひ持ってゆきたいものとして『重曹』をあげていました。重曹を溶かした水で湿らせたタオル汗を拭くとか、水がない場所で少量の水で歯磨きしたり、洗濯をしたりする方法を紹介していました。急いで小さなプラスチック容器(20ccほど入る)に重曹を入れて持参しました。これは本当に役に立ちました。ほとんど食器洗いと洗濯に使いました。食事で油と言えばバターだけでしたが、じゃが芋を焼いたフライパンも、チーズやハムを切ったナイフやまな板もきれいに磨き上げることができました。小さな容器なら邪魔にはなりません。長旅にはぜひ持って行くと良いでしょう。この量で3人で3週間使えました。
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散歩

2012-06-20 10:44:01 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 5月13日(日)午後
 街まで散歩する事にしました。街道に出ると道は緩やかに曲がりながら海へと下っています。車も1~2台通り過ぎたかもしれませんが人気の無い道を私達はゆっくりと下りました。草むらにはつくしがいっぱい生えていました。風は冷たく私は防寒用のスラックスの上にジーパンを重ね、レグウォーマーまで身につけていました。インフォメーションのある場所を確認し、スーパーへ。食料品を売っている店はここ1軒だけのようでした。前日私たちは胡瓜を2本買いましたが、それが最後だったようで品切れでした。じゃが芋一袋(1.5キロぐらい)トマト・果物・パンなどを買いました。世界中から多種多様な食品を集め、それが当たり前と思って暮らしている私たち。贅沢過ぎはしませんか。ほんの少し反省しました。

 帰りののぼり道は長かったですね。腰の丈夫な私が重い荷を背負ったのですが、連れの二人は大変そうでした。帰ってから、行きは歩き帰りはタクシーを使うと決めました。
 事務所により、暖炉用のつけ木と、水をボトル2本買いました。


 道は海へと下って行きます。霧が出たりはれたります。ここは北の海から冷たい風が吹き付けるのです。
 
 夕食後早速学習が始まりました。と言っても私と姉は聞き役です。旅行中に文法の復習をしようと私は友人に提案していました。彼女はヘルツべルクで Stano Marcxekの Esperanto per rekta metodo を買ったのですがまだ読んでいませんでした。文法の復習には良いと思ったのです。彼女は時間があるとそれを音読し私たちも耳で復習する。彼女の音読を子守歌にして私は暖炉の温かさを感じながらうつらうつらと昼寝をし、日常を超越した至福の時を過ごしました。
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えっ!野菜が凍った!

2012-06-19 07:34:16 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 5月13日(日)
 友人と姉はのんびりと起きてきました。お茶をいれくつろいでいた私は朝食の準備をしようと冷蔵庫を開け驚きました。昨日買ったズッキーニがカチカチに凍っています。胡瓜だけではありません、全てが凍っていたのです。

誰の責任?昨日冷蔵庫の電源はは入っていませんでした。電源を入れたのは私ではありませんが誰かと責任を問うのは止めましょう!考えてみればはじめから責任者はいなかったのです。姉に旅の計画と案内は頼んだのですが、後は3人合意の上で行動していました。

 遅い朝食はモントリオールのファーストクラスの待合室から持ってきたリンゴとオレンジ・チーズ・昨夜の残りのハム・加賀の高級インスタント吸い物・熱々のバター付きトースト。食後に甘いお菓子と日本茶。豪華ではありませんが結構満足しました。

幸いなことに野菜は全て冷蔵庫にする前に洗ってありました。食後友人に手伝ってもらい凍った野菜を乱切りにし、大きな寸胴鍋で煮込みました。二十日大根から色が出て綺麗なピンク色のシチューができました。私たちはこれを『ペルセ風オ―ラスープー』と名付けました。

『ペルセ風オーロラスープ1』

 材料
 ズッキーニ(太さは私の手首より太く長さ45センチほど)1と3分の2本
 人参:500g弱(500g-きのうの夕食分)
 二十日大根:500g×三分の二くらい
 パプリカ大2個
 畿内から持ってきた塩とコショウ 

 煮立ったら弱火でじっくりズッキーニが柔らかくなるまで煮込み醤油少々で味をとのえる。

『ペルセ風オーロラスープ2』
 昨日の残りに生のトマト3個を加え、味を調え、2日目に食しました。

『ペルセ風オーロラスープ3』
 3日目、茹でじゃがいを加え熱々をいただく。暖炉のそばで頂くオーロラスープはことのほか美味しかったです。






 
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Motol-cxaledo: Kabo de auxroro

2012-06-16 10:03:55 | ケチケチドキドキカナダ旅行
山小屋風モーテル:『オーロラの岬』と訳しましょうか。

 5月12日15時に私たちを乗せてバスはガスペを出発しました。座席前列は障害者用でしたので私はその後ろに座り景色を眺めました。バスは猛スピードで坂を下ります。道は時にカーブがあるもののほとんど直線でした。

 駅までホテルの支配人に来てもらってスーパーに立ちより食料を買い、酒屋でワインを2本買いました。支配人の足だと15分の道のりという事でしたがそれは歩いたことの無い人が言う事で道はかなり急な坂でまっすぐに上へ上へと延びていました。


 山小屋風建物は36番までありました。オフイスにも部屋があるようでした。私たちの宿は20畳くらいの居間・食堂兼台所と10畳ほどの寝室にダブルベット一つ。シングルベットが二つあり4人家族なら泊まれるほどの広さでした。
 水はカリュウムだかカルシュウムだかが多いので買ったらどうかと言われ買う事にしました。6リットル6.5ドルです。暖炉は焚いても良いがつけ木は1ドル、薪は自分で運ぶようにと言われましたが運ぶ気にならず初日は断念しました。食事もパン・ハム・チーズ・バター・生野菜・インスタント味噌汁で済ませました。朝早くから活動したのですからシャワーなり、バスなり使って寝る事にしました。私はいち早く寝て真夜中にゆっくりとバスにつかり疲れを取りました。

 さてさて失敗の話です。
 私が袋に入れて持っていたお焦げスープ3個・非常用もち2個・私が朝食として重宝している玄米の粉が消えていたのです。寝台車に忘れたのでしょうか。姉が持ってきた辞書3冊があまりにも重いので私が持つこととし、私は下車前に荷物を入れ替えたのでした。悔しいけれど小さな事でくよくよしても始まりません。こんな時私はいつもは小さな失敗を私に対する警鐘と受け止める事にしています。大事故を起こさないようにとの注意喚起であると。
 でも考えて見るともしかしたらあの猛烈に早く下るバスの中で袋から飛び出したのではないかと思います。今度予備の入れ物を持ってゆく時は蓋が閉まる、チャックのついたようなものにしようと思います。『教訓!』
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ガスペ:5月12日(土)

2012-06-15 10:01:51 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 ガスペは寒く霧のような氷雨が降っていました。タクシーの運転手は観光シーズンでない今は二人しかいないとかで、初めに来た人はフランス語しかななせず英語を話せる人に代わってもらいました。彼はオンタリオから3年前に来たそうでとても親切でした。初めに木造建築としては北米で一番大きいと言われる教会に行きました。次に民族博物館へ。

 運転手は私は他の仕事をしてくるので、街まで散歩したらどうでしょうと申し出てくれました。待ってもらうと街料金をし支払ねばなりません。電話をくれたらすぐに行きますからと。私たちは喜んでその申し出を受けました。でも本当に仕事があったかどうか…。というのも私たちが目的地に近づくと電話する前に彼のタクシーが現れたのでした。


 協会は近代的でイエス像も斬新で、明かりは天井から入り、雨の日でもすっきりと光が満ちていました。


 ガスペの歴史は浅いのでしょう、これから歴史を刻んでゆくと言う感じがしました。その裏庭に人物像と裏面にフランス語で説明が書かれた石がありました。この町に関係する人たちの像のようです。姉がガスペを築いた人について話していましたがとても覚えきれません!!



 ガスペの海は寒々としていました。霧雨の中を海に沿って街まで歩きました。ようやく自分は旅しているのだという実感が湧いてきました。
 旅のだいご味は日常を忘れ、一抹の不安を持ちながらも未知の土地でこれから起こるかもしれない、また出会うかもしれい人や事柄に対する喜びを期待することと私は思うのですが・・・。

 バスが15:00に出発することになっています。それぞれに軽食を買い、2時間の散歩を終えて駅で遅い昼食を食べました。
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ガスペへ:5月12日(土)

2012-06-13 15:17:28 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 朝、6時に車掌がやって来ました。後30分程で下車します。どう読むのでしょうね。記憶するのが大変なおで駅の時計を写真に撮りました。



 駅では温かいコーヒーとパンが出ました。バスに乗り込む時は教えると言っていたのに待合室に誰もいなくなったので外を見るとなんと地元の人は全員バスに乗りほとんどの人が2座席を独り占めにしています。荷物の少なそうな人の横に小さくなって座らせてもらいました。バスの車掌が姉にガスペにも行くと告げました。私たちは目指した旅が続けられることになったのです。

 バスは川沿いに入る鉄道と交差しながら集落の中を走ります。鉄道で旅するよりも人々の生活の様子がうかがえて退屈しませんでした。でも外にいる人の少ないこと。バスは鉄道の英で停車するのですが、下車する人を見ていたら、3人家族で6席も占領していた人もいて驚きでした。気がつくとペルセでした。私の頭の中ではペルセが最果ての地と思っていたのですが、ガスペの方がその名の通り地の果てだったようです。ペルセからガスペまで2時間ほどバスは喘ぐように登り坂を走りました。



 ガスペの駅でタクシーを頼んでもらいました。バスは列車時刻になったら私たちを迎えに来ると言うので荷物はバスに置かせてもらいました。身軽に行動できます。












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寝台車に乗って

2012-06-12 16:18:18 | ケチケチドキドキカナダ旅行
 5月11日(金)18時35分。列車はモントリオールを出発しました。3人用を申し込んだそうですがこの列車には3人用がないとかで二人用2室が与えられました。誰が一人で寝るのと尋ねたら二人とも返事をしません。それじゃ私が一人と私はいち早く一人部屋を決めまいた。今日の夕食は持ち込みです。列車には客室にはシャワーも付いています。移送中はエスペラント学習でもと考えたのですが初日から慌てることはないでしょう。おしゃべりをしその後二人はシャワーを浴びると言って隣室に移動しました。私もシャワーを使ってみました。結構良くできているものですね!

 便器には蓋をしてシャワーをします。かなり狭いです。タオルは袋に入れてかけたありました。記念にいただきました。


日が沈みます。夕日は旅をしていると言うことを実感させてくれました。


 列車は流れに沿って走ります。
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