glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ドイツからの便り

2011-01-30 13:42:44 | エスペラント

  昨年春、母が病に倒れたと言って着た友人がら久しぶりに便りが来ました。お母さんは8月に亡くなったが殆ど毎週往復400キロの道を母に会うために実家に通ったそうです。毎週会い、語り合うことで親子のの愛を確認し合うことができたので母は穏やかに逝き、自分は心静かに見送ることができましたとありました。

 昨年運転免許を取り運転初日に車を大破させたと言っていた二女は今進学のための試験に取り組んでおり、長男は学業を終えて社会人になり、長女は9月に母親になる。そして自分は社会教育の分野で新しい職を得たので、変化する社会環境に慣れなくてはいけない・・・とありました。

 彼女との出会いは1987年のワルシャワ大会でした。当時はUEA(世界エスペラント協会)がホテルの二人部屋を申し込むと適当にあわせてくれました。今まで付き過ぎず離れ過ぎに淡々と付き合って来ました。一昨年彼女の所を訪れるまで、似たような仕事をしていることさえ知らなかったのです。

今回は雪景色の写真を送ってくれました。紹介します。

家から徒歩五分ほどの小高い丘。夏はカラス麦が生い茂りさわやかでした。

 庭の景色。樹木の殆どがさくらんぼ。小さなリンゴの木もあったように思います。灌木は母親の好きなバラの花。色々な種類を植えていました。

あまり固まらない粉雪のようです。粉雪とは・・・!寒いでしょうね!

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アラブ諸国から目が離せない!

2011-01-28 09:35:31 | エスペラント

 チュニジアに続きエジプトやイエメンで庶民が独裁政権の腐敗に対して反対する行動を起こしました。イランはどうなっているのかと思いをはせました。

 イランにはエスペランティストが多い、エスペランティストの案内でイラン旅行を楽しんだ方もおるでしょう!

 私が初めてイラン人に会ったのは1987年エスペラント100数年世界大会のときでした。6人ほど参加していたようでした。ひとりとは昼食を共にしました。同席の一人がよくビザがとれたねと言ったら、方法はいくらでもあるとわきの下で親指と人さし指で丸を作って見せました。その後イラン・イラク戦争とかホメイニ革命とか色々政変や混乱がありましたが、いま、イランはどうなっているのでしょう。

 いつであったか、その後、世界大会でイスラム圏の人の話を聞きました。アラブ諸国間では原則としてエスペラントはいらない。コーランで習うペルシャ語が共通語として通用する。だからエスペラントを広めるのは難しいと話していました。

 イランのエスペンティストはそんな世界の中で生きる大切な仲間です。かれらが自由に発言し生きられる社会が来て欲しいと願うのです。

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雪かきボランティア

2011-01-27 08:54:40 | 家族・友人・私

 長兄は84歳。今一人暮らしです。神奈川は雨が降らず乾燥した状態が続いていますが、田舎に住む兄は毎日毎日雪が積もるので外にも出られないとこぼしていました。それでも近所の方が買い物に行く時に声をかけてくれるので、食べることに困らないということでした。

 最近は降雪量が少なくなってきたので雪囲いをしない家が増えました。雪が少ないと長期天気予報が伝えても彼は毎年雪囲いをしています。12月姪が訪ねていた時には一人で雪囲いを済ませてたということでした。毎日少しづつ仕事をしたそうです。

 ゆっくり料理をし、テレビを見、時には読書、習字を楽しみ、1日2度風呂に入り、疲れたらまどろみ、時の流れに身を任せた生活をしているようです。昨冬より老人だけの家に中学生がう雪かきボランティアとして先生と共に来てくれるようになりました。若い力は瞬く間に家の前の雪を綺麗に除けてくれるそうで例え年1回とはいえ助かるとのことでした。

 今年は雪が多いので2月初めにもう1度来ると言ってくれたそうで、本当にありがたいことです。

 その他に近所の方や知り合いの方など時々来て雪かきをしてくれるそうでひとり暮らしの兄は心強いことでしょう!

 食料と安全が確保されるなら雪の中の生活も良いものです。

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日の光がもったいない!

2011-01-26 09:14:01 | 衣・食・住

 晴天続きです。少しは雨が降って欲しいのですが雨が降りません。せめて日の光のありがたさを感じることにしました。

 我が家で太陽光発電を取りつけたのは平成19年の秋でした。施工業者には原価償却に30年かかると言われました。私達の生きている間に元をとるのは難しいかと思ったのですが、降り注ぐ太陽光がもったいなくて設置しました。その結果報告です。すべて1月分です。(すなわち前年の12月の使用量と売却量ですです。)

年度   使用kwh 支払い金額  売却kwh  収入    差引残高

20     563   11,311円   69     2、171円   9、140円

21     432   10,120円   69     2,256円   7、864円

22     486    9、697円   61     2,928円   6、769円 

23     516    9.692円   80     3、840円   5、852円

 ナイト10という契約なので使用ワット数と代金は一致しません。この冬は夜間各自エアコンを使っていますが、こんな結果でした。

 参考までに18年1月支払いの電気料金は20.521円でした。これは引っ越す前の古い家での使用料金です。電気の買い取り価格が上がっているのでかなり早く、20年かからず原価償却できそうです。

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日本語:IU 詩詠伝より (7)

2011-01-25 20:07:31 | エスペラント

(長過ぎたのでエス文と日本文を分けました。)

 

 

花園に

花園に

美しく花々がさいている

色とかがやきでいっぱいだ 

 うっとりとよい香りがする

 

その片すみに

たくさんの花をはなれて

ひとりぼっちで立っている

 古いまぬけた ぼうくい

 

花もなく葉もなく

 くさりながら立っている

一方ではバラやユリが

 かがやかしくさいているのに

 

人びとはやってきて見て

 花ばかりをほめて

値打ちのないぼうくいを

 ばかにしてわらう

 

でもちいさな芽が

 かいがいしくせのびをする

それはしなやかに

ぼうくいにまきつきたいとしたう

 

そして夏がやってくる

 花園の片すみで

いまおいぼれのぼうくいは

 晴ればれと立っている

朝の希望の花をもって

 朝顔のうでにだかれて

(エスペラントの園にて ―編者註―)

 

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IU 詩詠伝より (7)Jen la gxardeno

2011-01-25 19:57:47 | エスペラント

Jen la ĝardeno

Jen la ĝardeno

     ĉarme floroj floras

     kolorojn brilojn plene

        kaj rave tie bonodoras.

 

Tie en angulo

for de l’floroj multaj

staras jen solulo,

la paliso malnova stulta

 

sen la flor’ sen folioj

staras ĝi putrante

dum rozoj kaj lilioj

  brile floras elegante.

 

Homoj venas vidas

nur admiras florojn

    kaj mokante ridas

la palison senvaloran.

 

Sed jen ĝermo eta

  brave sin etendas

   nun volviĝis ja subtile

   la palison ĝi sopiras.

 

Kaj venas la somero

en ĝardeno ĉe l’ angulo

nun staras kun fiero

  la paliso kadukulo

kun floroj de l’ matenespero

  en brakoj de la konvolvulo.

 

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父のふるさと:秋田往来ー三浦衛著

2011-01-24 10:53:32 | 

 

故郷が同じだからと友人をからいただいた本です。箱入りの素晴らしい装丁の本です。著者 三浦衛氏は横浜で出版業(春風社)を営む秋田県北部の出身の方でした。本を開くともう50年以上使ったことのない秋田弁が目に飛び込んで来ました。私は南部の出身なので聞きなれない言葉もありましたが、その場で数10ページ読み進んでしまいました。

お父さんの思い出は私の思い出と重なる部分も多いです。三浦氏の祖父明治生まれ、私の父は1900年、やはり明治生まれ、父上の兄弟は8人、そして私も同じく8人。父母や兄姉の人生と重なる部分が多いようです。

猫に襲われ傷ついて死んだヒヨコについての父上の作文が秋田魁に載ったという記事に、ふと高校時代に読んだ新聞の古い切り抜きを想い出しました。魁新聞は昭和10年代進歩的であったろうとおもいます。というのも父の寄稿は秋田の教育改革の提案でした。父は東京で教師をしていましたが病を得て昭和12年ころ故郷に帰りました。その頃の提案です。帰郷後の父の学校での実践はある程度成功したようでしたが、昇進という栄誉をつけて左遷されました。母はあくまでも父の行動を支持し、私たち8人は父に後ろめたさを感じるような人生は送るなという母の暗黙の教えを受けて育ちました。長兄は今でも父が東京時代に書いた教科指導法の載る雑誌を手放しません。黄色くくすんだその雑誌は多分兄と共に終わりを迎えることになるでしょう!

この本読んでいるといつの間にか私の思い出へと突然変わってゆきます。ヒヨコの話は私の中学時代の思い出へと・・・。

私は鶏肉が食べられませんでした。痩せて小さかったにもかかわらずです。昔は家で飼っていた鳥が食卓に上りました。昨日まで、名前さえつけて呼んでいた鶏が食卓に上るのですから感覚的に受け付けませんでした。中学生になったある日父が私を小川に呼びました。父は鶏を解体していました。逃げようとする私に父は生きるために人は残酷と思えることもしなくてはならないことがあると諭し、最後まで見るように言いました。胃・腸・心臓・卵巣の説明をしなが良く洗い、砂袋と称する胃以外はすべて食べなくてはいけないと説明しました。見ているうちに不思議なことに殺された鶏への感傷は消えていました。

挺身隊の話は昭和3年生まれの姉と重なります。多分こうして私は自分の思い出と本の内容を重ねて最後まで読むことになるでしょう!

もしかしたら84歳になる兄の方が私以上に喜んで読むかもしれません。読み終えたら兄に読ませたいと思っています。

 

急いで読むにはもったいない本です。もう少しゆったりした時間がほしい私です。

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指定管理者の変更

2011-01-23 09:01:46 | 雑感

 私がボランティア活動をしている施設は以前県営でした。5年前だったでしょうか指定管理者制度に移行し、今年度で今までの管理者の任期が切れます。昨年入札が行われ管理者が変わることになりました。契約職員は職を失うことになるということでした。ボランティア仲間の一人が県の係に電話をしてどのようなことに基づいて判定したのか尋ねたところ、事業内容にはそれほどの差異が無かったが経費の面で多少の差があったということでした。私たちボランティアは管理者がだれであろうとしっかりと運営し、県民に役立つ施設にしていただければ少しの文句もありません。ただ、職を失う人がでるということに心が痛みます。

 昨日午前中、新しい管理者からボランティアへの説明がありました。管理者は社団法人青年海外協力隊です。ここの帰国青年もなかなか就職できないと聞いておおります。ですが、一人でも多く今の仕事に慣れた人を再雇用して欲しいと願っています。

 説明に現れた人たちは若々しかったです。この施設を利用し活気づけてくれることを願います。

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英国BBC放送:ヒバクシャを笑い物

2011-01-22 08:15:34 | 平和

 昨日のNHKのニュースをみて腹立ちが収まらなかった。

 クイズ番組で世界一運の悪い人の回答として、広島長崎で被爆した山口氏が挙げられたのです。その回答の場面です。テレビに映っている参加者はお腹を抱えて笑っているのです。

 他人の不幸がそんなにおかしいことでしょうか。世界のBBC放送が、人の不幸を笑い話に仕上げる放送をするとはいわく言い難く許せません。

昨年のエスペラント日本大会は長崎でした。2日前に行き姉と二人で長崎市内原爆の被害地を中心として回りました。子どもの頃読んだ『原爆の子』ショックを受けた映画『広島』などと場面が重なりました。

 BBCは日本からの抗議に対してまだ回答していないとのことです。

 新聞記事:

 http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE0E0E2E5EAE6E2E2E0E0E2E3E0E2E3E38297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

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ツィッター革命

2011-01-19 10:35:48 | エスペラント

 チュニジア政府が民衆の怒りで崩壊しました。それはそれとして驚かされるのは厳しい情報省の監視の目をかいくぐり、現政権への怒りを増幅させていったのはツィッターとフェースブックを使った情報の拡がりだったということです。インターネットの力の強さを見せつけられた思いです。活用次第ではエスペラント運動にも使えるかもしれません。

 私はツィッターには参加していません。フェースブックもどう使用したらよいのかわからないので尻込みしていたのですが、入ってから考えればと言われ昨年加入しました。ですがいまだに活用法が分かりません。どなたでも良いので、効果的な活用法を思いついたら教えて欲しいと願っています。

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牡蠣

2011-01-18 08:42:48 | 家族・友人・私

 金曜日、親戚2軒より牡蠣をいただきました。早速生ガキで食べました。土曜日は忙しいから日曜日にカキフライにするので食べにおいでと別居している息子にメールしまた。

 土曜日の夜中突然嘔吐と下痢。日曜は水分補給だけで夕方までゴロゴロと何もしないで暮らしました。どうしてもカキフライを作らないと!せっかく呼んだ息子に食べさせないと!カキの方も鮮度は落ちでゆくことでしょうからどうしても料理しなくては!の思いで調理しました。

 もっと多量なら姪に取りにおいでと言えるけれど、向こうの食欲に応じれるほどの量でもない。

 やはりどんな美味しいものでも一度にいただくのは辛い。日がずれていたら良かったななどと虫の良いことを考えていました。

 

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Esperanto en Azio

2011-01-15 12:12:26 | エスペラント

 数日前アジアにおけるエスペラント運動の会報『Esperanto en Azio』の70号を受け取りました。各地のエスオペランティストの顔が見えるようで なかなかおもしろかったです。

特にハノイで開かれた『共通セミナー』やネパールに新しいグループが誕生したこと、インドネシアのグループの記事、タジキスタンに興味を持ちました。また、日本の各地の動きを具体的に伝えていることも他の国の人々にとっては興味あることに違いありません。

 この会報が70年号と言うことは運動が始まってもう18年と言うことでしょうか。最初の頃の機関誌は計画A、計画B、・・・・、と言うように計画の骨子だけが多かったように思います。ですが、何もない所から始めたわけですから初期の編集者は会報作りにきっと苦労した事だろうと思います。そして今回は32ページにも及ぶ記事で埋められていました。

 本当に嬉しいことです。来年はハノイで世界大会が行われます。日本で世界大会をした時私達は協力してアジアのエスペランティストを招待しました。ベトナムは日本より物価が安いでしょう。若いアジアのエスペランティストをハノイ大会に参加させることができたら良いですね。

 主体性のない私は誰かの呼びかけを待っています。

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老人の外出

2011-01-13 10:14:36 | 雑感

一昨日買い物に行こうとバスを待っていたら、80歳は超えるかと思える杖をついた男性が声をかけてきました。

 『良い時代になりましたねえ。終戦は満州で迎えました。本当に大変でした!』バスが来るまでの間戦後の混乱の話が続きました。実は午前中買い物に行ったんですが買い忘れた者があってまた出かけます。『このバス券(敬老乗車券を見せながら)本当に助かります。どこへでも何度でも行けますから…。』

 確かにバスの中は70歳を超えたと思われる人が多いのです。でも、外出することで元気が得られたら本当に良いですね。市内だけでなく遠くに行くのも登録制ではなくヨーロッパ同様に人数でその場で割引されるシステムがあったらもっと外出しやすくなります。

 昨日ボランティアで外出した帰り道、同じバスにこの男性も乗っていました。3本足でも外出できることは本当に素晴らしい事です!今日も誰かと外出先で会話しているかもしれません。

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IU 詩詠伝より (6)

2011-01-08 09:40:54 | エスペラント

Pepas ĉirpas, trilas

 

Pepas ĉirpas, trilas

birdeto en arbaro;

sunradio brilas

 tra juna foliaro.

 

For la zorgon ĝenon,

for la homan bruon,

ricevu tiun benon,

prenu simplan ĝuon.

 

森のなかで小鳥が

 

森のなかで小鳥が

さえずり歌っている

わか葉を通して

日の光がかがやく

 

心配や苦労をわすれ

人間界のさわぎをはなれ

その祝福を受けよう

単純なたのしみをもちたい

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ドイツからの挨拶

2011-01-06 10:26:59 | Weblog

 ドイツのエスペラント市から新年のあいさつが届きました。なんと市長 Gerhard Walter の音声による挨拶です。興味ある方は下のページを訪ねて、AKTUALE をクリックしてください。

少しですが今年の計画も載っています。昨年の計画もありますので、今年訪ねてみようと思う方は参考にしてください。

http://www.esperanto-urbo.de/blog.php

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