一人の時間を大切にしたい!

　朝から一日エスペラントに取り組む。午後には目がしょぼしょぼ。当分こんな生活が続くでしょう。今夜も頑張ろうと思うのですが、なぜか億劫です。ひと眠りしましょうか。それとも・・・。

宴が終わって!

　先週ドイツに住む息子家族が来日しました。息子の妻の両親も日本旅行。京都でも孫たちはそちらの祖父母たちと数日過ごしたらしいですが、関東でも東京・横浜見物を一緒にしました。そんなわけで私たちとの接触は少なかったのですが、それはそれで貴重な体験だったでしょう!

　Ｅの日本語はかなり上達し、母親と私の通訳を務めるほどになっていました。それは彼女にとってかなりの自信となったようです。3歳になったころだったでしょうか、日本語学校で勉強したくないと抵抗していたのがうそのようにまた日本に来ると宣言していました。
　やんちゃなＨもなんとか日本語を話そうと努力していました。Ｍと会うと大はしゃぎ。ふたりで子犬のようにじゃれあうのでどちらかが泣きださないかと私はハラハラのし通しでした。Ｈの父親とＭの父親は4歳半年齢が離れています。兄はいつも弟をからかっていましたのでＭの父親の兄に対するライバル意識は激しいものがあります。ここで小さいＭが泣かされでもしたらまた兄弟喧嘩になる（?）などとつまらないことを考え私はハラハラしていました。

　
　昨日はＮの姉も来日したのでお別れ会と歓迎会を兼ねた食事を一緒にしました。大人10人。子ども3人。それに赤ん坊のＴを入れると14人と云う集団です。
　ドイツの両親は明日は箱根へ行くとかであと数日滞在予定だそうです。京都、岡山、姫路、広島、河口湖、鎌倉、まわったそうです。日本の感想を聞くと日本と比べるとベルリンは村（田舎?）のようだとの答えが返ってきました。
（あまりのあわただしさに難民問題など聞くのはすっかり忘れていました。）
　
　今日ドイツ組は帰国します。ほっとする一面もありますが別れと云うものはやはりさびしいものです。

　これで普段の生活に戻れる!とはゆかないようです。Ｍは来年幼稚園に入ります。我が家の前に幼稚園があるのです。息子は近くにアパートを借りて引っ越してくると突然言い出しました。兄に引越しの理由を聞かれた弟の答えは：
　普段、Ｎと二人だけではＭの日本語の発達はおぼつかないこと、子どもが病気になった時彼女が一人で医者にも行けないから・・・と云うことでした。

　私の人生の予定に孫との暮らしは入っていませんでした。今後どう対処してゆくか思案し始めましたところです。わたしにもしようと思っていることがまだあるのです!

かぼちゃケーキ

　昨日はＮの日本語の学習日です。Ｍのおやつにかぼちゃケーキを焼いておきました。ラオスではラオス流のやり方で暮らしてきたと思うのですが、父親の育った環境を追体験させられるのは私しかいないと思うからです。
　帰ってきたらケーキは二切れ残っていました。

　Ｎは云います。かぼちゃのケーキ美味しかった。でもＭはかぼちゃ嫌いだから食べないね。それは残念ね。お父さんは小さい時からこれが好きで沢山食べたんだけど・・・。
　‘かぼちゃケーキ食べる!’突然Ｍは云い、食べ始めました。‘美味しいでしょう。それに風邪もひかなくなるんだよ。’彼は黙って食べていました。帰る時に、‘かぼちゃケーキ食べてゆく!’と残りも食べて帰って行きました。

　子どもにとって食べることを含めてほとんどが初体験です。一度いやと云ったからと云って嫌いだと決めてしまうのはいかがなものかと思うのです。強制する気はないけれどうまく誘導すれば色々な経験をさせてあげられるはずです。

　自分の子どもたちにいろいろ経験させようと努力したようにＭにしてやるのが私の仕事でしょうか。それは違う気がします。Ｎは知りたがり屋ですが細かいことばのニュアンスが届きません。　

命は永遠?!

　上の姉が87歳の誕生日を迎えました。常々姉は人間の命は125歳、私は125歳まで頑張ると言っておりました。祝辞と共に私はそんな長生きはできそうもないので今したいこと、できることを精一般頑張りますと付け加えたのでした。姉は長文のメールが書けません。返事はショートメールで2回に分けて書いてありました。
　125歳とは人間の生物学的な寿命です。命は永遠です。ただ、肉体は永遠ではありません。肉体がボロボロになった時、着物がボロボロになった時に新調するように肉体を着替える、それが死です。

　そうですか！死とは命が衣を替える儀式と思えば良いのですか？ちょっと着替えをしてきますとあの世に行くのですか!そう考えれば家族も嘆かずにすむでしょうし、本人も気が楽でしょうね!

油断大敵！

　　この3日間書きためた原稿10ページ分が消えてしまいました。最近文章をなくすなどと云うことはなくなったので油断していたのでしょうか。消失しないようにとわけてい書いていたのをまとめている最中に消えてしまったのです。もっと良い文章を書くために天がくれた機会と思おうと思いますが、楽天家の私でも何とも悔しいですね。

　日本大会の感想もまだ書いていませんでした。趣味の集まりはありましたが、私の出たいものがありませんでした。それに、昔住んでいた仙台の見物と云うのも能がないと悩んで出たものの一つが紙芝居でした。会議室はぎっしりと人で一杯でした。主催者はいつも観客が少なく寂しいのにと大喜びでした。演目は六つ。グループまたは個人が上演しました。技術にたけた人、とつとつと語る人色々いました。でもそれなりに味があり結構楽しかったです!

　最後の日の公開講座はエロシェンコと彼を北京で支援した魯迅の話でした。魯迅は仙台に留学していたこともあるのです。講師は東京大学文学部教授：藤井省三氏でした。
　若い頃魯迅の阿Ｑ正伝を読んだ時のショックとか思い出したり、またエロシェンコから魯迅が受けた影響など興味が尽きない話が続きました。どなたかがこう云う話が聞けるとは仙台に来た甲斐がありましたと感想を述べていましたが、知的好奇心を刺激される講演でした。

Nの学習始まる

　今朝は3時に目覚めました。前日疲れて早寝すると起床はいつもこの時間になります。体力が一日持つか持たないかはわかりませんが目が覚めたらとにかく起きることにしています。

　水曜日夜息子から電話があった。翌木曜にＮが日本語教室に行くので子どもたちを連れて家で帰りを待つとのこと。息子たちが大きくなってから子どものおやつになるような物は置いていない。木曜日は私もエスペラントがあります。急ぎ、小麦粉・卵・牛乳を混ぜてパンケーキの素を作りながら、リンゴとサツマイモの薄切りにシナモンと砂糖を少々かけて焼きました。
　昨日は出かける前にパンケーキを焼きました。最近、作っていないので少しと思っていたのに、120グラムの小麦粉で薄いものが8枚もできてしまいました。

　学習後家に帰ったら疲れ果てていました。これから毎週こんな木曜日が続かと思うと・・・。でも4月なればＭが4歳です。幼稚園に行けば、Ｎも通えなくなるでしょう!それまで付き合いますか!!

　エスペラント大会面白かったです。

日本大会前に

　エスペラント日本大会前に釜石線に乗りませんかと云う葉書がきて迷いました。が、一度は乗ってみたいと思っていたので参加しました。秋まだ浅くという感じでしょうか。それでも色づきかけた木々があり、東和で一泊した朝は木や赤が幾分濃くなっているのに驚きました。車中で一緒になった地元の人は‘何で釜石へ行くんだ!何にもないぞ!’と繰り返していました。家に帰ったら山にキノコ取りに行くとのこと、隣に座った人がクマが出るだろうと云うと何度かであったがクマの行かない方に逃げればよいと余裕でした。松茸は少ないがブソウダケ（？）とか云うキノコがありこれは味はマツタケにますると云うことでした。こんな汽車に乗って退屈しないのかと不思議そうでした。
　彼が降りてからもう一人の人が鉄鉱山だっと云う山や駅の横にある昔掘りだした鉱石を置き場などを説明してくれました。高炉がな無くなってから地元はとても寂しくなったと云うことも。
　
　同室者は横浜で世界大会があった時に一緒に働いた方で顔だけは知っている間柄でした。時を惜しんでエスペラントのこと現在の生活など話をしました。こんなに話しこんだことは近年なかったことでした。その他にも関西の方々とも親しくなれて楽しい旅となりました。
　仙台へはバスで向かったのですが同室のＫさんは稲がミノムシの形に干してあるのを見て大笑いしていました。はさ掛けの干し方は見たことがあるそうですがこの干し方は初めて見たそうですこの干し方も蓑と云い雨具の蓑と同じ呼び方だったような気がしましたが長いこと使わない言葉でしたので自信がなく彼女にその名は『蓑』とは告げれれませんでした。

　9日朝は3時に目覚め、5時過ぎに駅まで徒歩。6時過ぎの新幹線で新花巻へと向かったのでしたが、楽しい一泊二日でした。

クッキー

　旅から帰ったら疲れていて家事をしたくなくなるということも考えられたので昨日は台所の掃除を丁寧にしました。まあ、家に泊まるわけではないのですが翌週にドイツからくる息子家族が気持ちよく過ごせるようにと思ったのです。下の子は動物園に行き帰りによると云っていましたが、こんなに早く!と私が嘆きたくなるほど早く午後早々に到着しました。

　Ｍは一人で玄関に駆け込んできて『おばあちゃんただいま!』と大声をあげていました。自分の家と思っているのかそれとそれがこの家にきたときのあいさつと思っているのか・・・。

　この前来た時、姉が送ってくれたバターの賞味期限が切れそうになっていたのでクッキーを焼いておきました。Ｎがクッキーの焼き方を覚えたいと云っていたので、バターの代わりにオリーブオイルを使えないかどうかインターネットで調べたら色々ありました。油の測り方ですがほとんどが大匙○杯と書かれています。そこで先日実験的に自分で測りながら作ってみました。オリーブオイル大匙1杯が9グラムほどでした。計量器を汚すのが嫌なので私は油を直接容器に入れる方が楽だと思うのです。


　掃除が一段落したところでＮにクッキーの作り方を教えました。といっても彼女はオーブンを持っていません。もう50年くらい前でしょうか。新婚当時の話ですが義姉が魚を焼くようにとロースターをくれました。その時クッキーが焼けないかと思いロースターでクッキーを作ったことがあります。オーブントースターならロースターを使うよりもっと簡単です。先日初めてオリーブオイルを使ってのクッキー作りにもトースターを使ったらとてもうまく行きましたので自信を持ってＮに教えることができました。あいにく香料に使えるものはシナモンしかなかったので、シナモンクッキーと生姜をおろしてそのしぼり汁を入れてたジンジャークッキーと2種類作りました。出来栄えが上場!Ｍも息子も大喜びでした。Ｍは夕食後にまた食べたいと言い出しました。家に持って帰るのだからと云うとそれ以上はねだらず、帰りに嬉しそうに持ってゆきました。

　卵が沢山あったので夕食には先日戻して冷凍したシイタケと小エビとネギを入れた茶碗蒸しを作りました。Ｎはこんど教えてくださいとのこと。好奇心とやる気のある子ですから、私のできることはできる限り教えてやりたいものです。ただ、私の方は少々お疲れ気味なのです。私が彼女に教えてやれるのは日本で自信を持って暮らせる知恵ぐらいだろうと思ってはいますが。

　夕べは早寝しました。こんな真夜中に目が覚めてこれを書いています。今日も恒例のエスペラントの学習です。もうひと眠りします。

もうすぐ日本大会

　今年のエスペラント日本大会は仙台で行われます。インターネットで注文していた切符を先日受けとりました。東北に行くのだから兄のところまで足を伸ばそうかとも思ったのですが、次の週には息子家族が来日するので止めました。
　2～3日前から明け方気温が下がり始めています。東北の気温はどのくらいでしょうか。寒さ対策も必要でしょう。

　台風が発生しています。予定では太平洋側を進むようです。仙台直撃などと云うことがないように祈るしかありません。今年の台風は凄いですね。低気圧になってからの雨も怖いです。先日広瀬川の増水の映像をニュースで見ていたら夫の実家の菩提寺が映っていました。50数年前に住んでいた街ですが最近は一人で歩いたこともありません。

　またまた一人旅ですから迷子にならないように気をつけるつもりです。