glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ヨーロッパ大会夜のプログラム:ヘルツベルク

2009-06-30 09:08:36 | Weblog
 大会の開会式は29日夜8時でした。
 まず政治家のあいさつの後にギムナジュームの学生の合唱、子どもたち(8歳~15歳位)の創作ダンスが延々と続き、その後またこの地方の演奏グループと果てしなく続きました。
 二日目も同じく…。ハンブルグからやってきたRalph Glompの歌は素晴らしかったのですが、沢山の出し物の後の90分は長すぎると感じました。終わったのは11時。ところが出口ホールでギターが始まると人々は群がり集い歌を歌い始める。朝9時から18時近くまで講演お聴いたり、展示会に行ったり、おしゃべりしたり、その上夜3時間を超えるプログラムに参加する、そのエネルギーはすごいですね!
 開会式(大会参加者354名ということです)
 民族衣装(労働着?)でコーラス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校のエスペラント交流事業 :ヘルツベルク

2009-06-28 16:18:59 | エスペラント
 学校の入り口近くの壁にはEUのEmbremo(標識)があります。これはEUの補助を受けて外国の学校との交流をしている証です。
 昨年より補助金を受けてエスペラントを使ってハンガリーの一学校と交流をしていたのですが、今年よりイギリスの学校が一校加わって3校の交流事業となりました。6ヶ月に1度持ち回りで代表が外国の学校を訪れて子どもたちが国際的に交流をするのです。

 校長はもし市がエスペラントを取り入れなかったら子どもたちに他の国を訪れるなどという機会は与えられなかったろうと話していました。
 今回の大会では子どもたちはほかのプログラムを持っていましたので、どんなプログラムか知ることはできませんでした。

 EUの援助は2010年まで。その後は未定
 ブンタオットーと校長
 子どもたちも大勢いました。どちらがハンガリーから、どちらがポーランドから来たのか私にはわかりません。背を向けておしゃべり(議論?)している人もエスペランティスト達です!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホテルへ : ヘルツベルク

2009-06-27 10:24:08 | エスペラント
 5月28日夜10時過ぎボランテイアの運転する車でホテルに向かう。出発の際はまだ明るかったが、たちまち暗闇に包まれる。車は反射鏡の並ぶ木々に囲まれた道を走ってゆく。運転手の携帯電話が鳴り、彼は突然Uターンして森の中の道へとはいってゆきました。
 良く分からないのですがちょっと行くと停車、またちょっと行くと停車。振り向くとその狭い道を、私たちの車に続いて大型バスが走っていたのです。
 ’どうしたの?私たち Pardizo(天国)に行くというのにまさか、 Infero(地獄)に向かっているのではないでしょうね!』
 夜はどんどん更けてゆきます。彼はホテルのカギを持っているといいますが私はまだ受け取っていないのです。私はセンターに電話を入れ、まだホテルについていない、こんな夜中にホテルが受け入れるか心配と告げました。
 ホテルパラディゾに着いたのは12時頃だったでしょうか。主人がすぐ出てきましたのでたぶん連絡を入れてくれたと思います。
 
あとで、同乗者のペトロがドイツ語で質問してわかったのですが、ポーランドからのバスが客をホテルに降ろしながら走っているうちに道に迷い、助けを求めてきたので私たちをホテルに送らずにバスを誘導していたのでした。
 
 翌朝、ホテルのエスペランティスト宿泊者は5名でひとりが車で来ていたのでみんなで便乗させてもらうことになりました。事務局は送迎すると言っていましたが、後でそれがあまりあてにならないことも判明しましたし、本当に助かりました。

 後に、私がこの話を幾人にもしましたところ、『私のところはパラディゾではありませんが今度遊びにいらっしゃい』という便りをもらいました。

 木々が迫ってくる道を何も分からず走るのはあまり心地良いものではありませんでした。

 
 同宿者たちとお茶を!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

混乱:日本の場合どうなる?:ヘルツベルク

2009-06-24 14:36:56 | エスペラント
 5月28日、エスペラントヨーロッパ大会に参加しようとヘルツべルクへ。ブラウンシュベイクから電話したら駅まで迎えに来てくれました。私の電話に便乗したハイデルベルクからの女性二人とともに会場へ。
 
 私の宿の名はパラディゾ。つまり天国です。受付が終わったらホテルに送ってくれるというので待っていたが受付が始まらない。係の言うことにはボランティアが少ないので今日受付ができないかも。それでは私はいつホテルに行けるの?

 受付が始まらないことに異議を唱えていたのはひとりぐらいでみんなのんびりとおしゃべりしています。私も同宿のオランダ人と知り合いになり、夜には一緒に行くことにしました。
 聞いて驚きました。ホテルは12キロも離れており夕方5時前には最終バスが出発するとのこと。彼も、最初は3キロといわれていたのにと・・・と笑っている。運営員たちは、市がボランテイア付きで自動車を2台用意してくれたので心配ないと落ち着いてました。さて明日の朝からどうするの?


 初め床に紙が張られましたが、誰かがケースに張り替えて椅子の上に…。参加者たちも鷹揚で、彼らは経験不足だねと言いながら待機しています。大会が始まってからも初日はプログラムがどの部屋で行われるのか冊子(kongresa libro)に書いておらず混乱、二日目からは掲示板に張り出され、3日目には速やかにことが進行し始めました。これが日本大会だったら日本人は静観などしておれないでしょうね。終わり良ければすべて良し!!
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅の読書

2009-06-20 08:14:12 | エスペラント
 主婦にとって旅することのうれしさの中に家族の食事の心配から解放されることもあります。その分だけ移動中も含めて沢山時間的余裕が生まれます。本を一冊持って行き読書にふけるのもよいのですが・・・。

 今回持っていったは:TRI RAKONTOJ PRI LA MAILJARA PACO(115ページ) という本です。6年近く前にガリヴァーの旅行記に似ていると裏表紙に書いたあったので買った本ですが、なぜか馴染めず数回読みかけ数回放棄という本です。

 内容はある架空の国で戦争のない時代が続きます。しかし、中では権力争いがあり、また戦争を起こそうとする勢力がいろいろと陰謀を図るというお話です。
 飛行機の中、息子家族が眠っている早朝と夜、孫の昼寝時間と自分に強制するかのように読み続け、息子の所にいる間に読み終わりました。

 本を面白いとも楽しいとも感じないで読んだ経験は初めてのように思います。文体が気に入らなかったのか、内容が私の好みではなかったのかわかりません。でも、この本を読む以外することがないことが読み終える助けとなったことは確かです。

 意表を突くような合成語は結構あったように思います。これを面白いと感じる方もおられるでしょう。どなたか読んだ方の感想を聞きたいですね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本語学校(ドイツ)

2009-06-19 09:44:42 | 福祉と教育
 ミュンヘンには複数の日本語学校があるそうですが、ベルリンには一つだけだそうです。いつもは母親が途中駅まで連れてゆき、父親はその駅に車を置いて、学校まで行くのだそうです。その日は天気予報が嵐ということ告げていることと、私もいるので車で出かけました。
 アウトバンで、渋滞に巻き込まれそうになり普通道路に変更。かなり遠く感じました。息子に言わせるとたった40キロということでした。ただし、これが近いとは私には思えません。
 親たちは車で来る人、自転車で来る人さまざまでした。小学生を連れ、乳母車を押した父親もいました。

 教室は普通の学校の4階でした。これは友人のところでも経験したのですが社会教育の一貫として学校はいろいろな活動に提供されているようでした。

 孫娘は1歳過ぎからこの学校へ通っているそうです。話すという行為に出るには大きな壁があり、それを突き破ることはなかなかむずかししいと見学していて感じました。
 この子が完全に日本語で言うのは、かたぐるま、おんぶ、だっこの三つです。1年前だっこをよいしょと言っていましたがよいしょは消えていました。

 理解力はあり、話しかけると返事がドイツ語で返っててきます。ただ、日本語を教えると即座に繰り返すという積極性はありました。

 最初、生徒は一人でしたが、次々と嵐に備えた完全武装の親子が現れ最終的には7人の生徒のうちの4人出席となりました。
 年少クラスは普通3歳までですが、上のクラスの生徒は4歳以上で、その上母親がみな日本人で会話が達者。ついて行けないと可哀想なので、もう1年この年少クラスに通わすことにしたとか。
 わが孫だけではなく、みな日本語を口に出すのは苦手でした。
 大きいクラスは授業が2時間、年少は1時間30分。間にみんなで持参したおやつを食べます。
 授業が終わると5階へ。廊下の本棚には日本語の本が沢山あり、数十人の子どもたちが本を選んでいました。彼女も3冊かりました。ここでもアンパンマンが人気だそうです。

 写真は授業前、小さい子たちがステージで歌を歌いながら踊っているところです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 アンネ・フランクの展示場(ドイツ)

2009-06-16 10:39:23 | 平和
 ベルリン滞在は6泊5日でした。初めの3日間は息子家族と共に公園を歩きまわりました。息子が仕事内容が変わり休みが取れなくなったというので4日目、5日目はひとりで過ごすことになりました。
 ひとりの初日、電車でフンボルト大学誓うまで行き、古本市をのぞいたりしながらウンター・リンデン通りをぶらぶらとブランデンブルグ門までぶらり。ここの観光案内所で無料の観光案内をもらう。
 この十年間ほとんど毎年ベルリンに来ているので、言葉が話せない以外はそれほど違和感はありません。それにこの街には通りが分かりやすのでほとんど間違うことはないしょう。
 元ナチの司令部があったという場所に作られた石のモニュメントの周りには数組の生徒たちがおり、先生の説明を聞いていました。
 午後、孫の誕生会があるので急いで帰宅。
 翌日、パンフレットにあった≪Anne Frank, here & now ≫という展示場に行きました。オラニエンブルク通りにあるのにうっかりフリードリイッヒ通りまで乗り越し20分ほど歩いて戻りました。 博物館というには小さいものでしたので展示場と訳しました。
 来てよ良い展示でした。
 まず、ナチの台頭と滅亡までの歴史が写真で示してあります。それと並行してフランク家の生活の生活が写真と共に展示されてあります。ここまではまあ、ありきたりです。
 ところが、アンネや現在生きている少年少女の映像が自分の現在の生活や将来の夢を語るのです。
 そのことによって来館者に自分たちの未来を考えさせる展示となっていました。2組ほどの少年少女のグループが来ていました。二つのグループともそれぞれに大きな声で議論していました。話す言葉がドイツ語の場合は英語の字幕が現れ、違う言語の時はドイツ語の字幕でした。私にもそれなりに理解できました。

 3時間ぐらいかけてゆっくりと見学、夕方、日本語学校へ行くことを思い出しあわてて帰宅しました。それでも、電車を途中下車してちょっと必要と思ったものとサクランボを買いました。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベルリンの樹木

2009-06-15 14:26:46 | 福祉と教育
 息子はベルリンのはずれの四階建て分譲アパートに住んでいます。所有者は4軒。庭はそれぞれに100坪ほどです。新築なのに隣との境界に数十年たつアカシアの木が枝を広げています。お隣の庭には真中に木が立っています。
 日本だったらこんな中途半端なところにある木はアパート建設の際に切り倒されてしまうでしょうね。良く残したわねという言葉に、息子の返事は・・・。

 それ犯罪だよ。ベルリンの落葉樹は市内の緑を守るためにすべて市当局に登録されているんだよ。監視の巡回はめったに来ないけれど、無許可で切り倒したことが分かったら、かなり高額な罰金を支払うことになるんだよ。

 ベルリンで樹木は生きる市民権を持っているということでしょうか。

 日本では古い屋敷が壊されて、庭の殆どない4~5軒の家が建つということは珍しいことではありません。その際、庭にあった木々が切り倒されるのは当たり前のことと認識されています。

 木は10年や20年ではまだ若木です。日本の都会でも、緑を残すために木を守る法律があったら良いのにと感じました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの遊び:遊具(ドイツ)

2009-06-11 10:35:28 | 福祉と教育
 ドイツの子ども遊具は自然素材を利用したものが多かったですね。
3日目にベルリン市主催の園芸展示会が開かれているという訪れたオランベルク公園にゆきました。以前国主催の同じような展示会が開かれているポツダムに行きましたが、展示内容はそれと比べると小規模でした。
 園芸展示会は毎年、場所を変え市主催、州主催、国主催で開かれ主催者に多額の補助金を出すことでインフラ整備をさせて、その土地の経済の活性化を促すのだそうです。
 大きな森を所有するこの公園には池に囲まれた広い砂場がありました。孫はバケツに水を汲みしばし砂遊び。両親は見守りながら、そばのベンチで日向ぼっこ。木造の子どもに合わせた家があり家もあり、ベランダからすべり台で滑り降りたり、小さな子どもが楽しめる施設があるかと思うと、ミツバチの生態も見える展示もありここには大勢の小学生が集まっていました。、


 木くずで作った大きな鳥の巣
 
酒樽で作った青虫。子どもが中を這うことができます。


 ヘルツブルクで開かれたヨーロッパエスペラント大会会場近くの公園で見つけた立ち枯れた木を利用したのぼり木。
 
 大蛇かドラゴンか。まるでヤマタノオロチのように口が沢山ある木。

 別の日に通りかかったら子どもが上っておりました。カメラを向けたら3人共登ってくれました。
 下はやわらかい土で、草もはやしたまま、落ちてもショックは少ないでしょう!


 ドイツで5月に美味しい野菜といわれる白アスパラ。塩ゆでのジャガイモも美味しかったです。昼食ははこれで満腹でした。
 へルツブルクで会ったクロアチアのエスペランティストは一箱買って持ち帰ると言っていました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの遊び:公園では(ドイツ)

2009-06-10 13:29:27 | 福祉と教育

 

土・日・月と3日も公園に行きました。土曜日はすぐ近くの公園ですが、4時間半ほどの散歩でした。
 
 森の中に遊具が沢山あり、土日は家族連れがいっぱいです。ブランコ・すべり台など固定された遊具も大小さまざまありますが、ロープを使った不安定な動きをする遊具もたくさんありました。
 ですが、低年齢の子どもはみんな大人と一緒でした。
 日本でも遊び場のない都会では公園デビューということが言われ、ある程度成長すると同じ公園に通うようになります。そして親同士も友人になります。時々、親が子どもを見守らず、自分たちのおしゃべりに夢中になっているのを見かけます。
 もし怪我をしたら遊具を設置した自冶体が悪いということになります。親が見守っていれば防げると思える事故を新聞記事で度々目にします。

 親同士がわが子を忘れおしゃべりにふける姿は全く見ませんでした。

 また、遊具の下の地面に注目してください。細かく砕いた木くずが敷きつめられていました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの遊び:ラフロード(ドイツ)

2009-06-08 10:13:10 | 福祉と教育
 ラフロードとは走る車輪という意味だそうです。子ども用自転車ですがペダルがありません。両足で地面を蹴って走ります。

 写真の彼女は3歳になったばかりです。昨年は保育園の室内でこれに乗っていました。歩けるようになると訓練が始まります。保育園ではヘルメットかぶること車道では一時停止、降りて渉を徹底して教えています。先日母方の祖父より誕生祝いとして贈られました。
 子ども足といえどもその速いこと速いこと。スピードがつくと両足を地面から上げてすーっと乗ってゆきます。今では天気の良い日はこれで保育園に通っています。スピードが出ると大人の駆け足より速いのです。母親は自転車で伴走します。

 公園ではラフロードに乗った幼児を沢山見かけました。これでバランス感覚を養うので、4~5歳になると補助車輪なしで子ども用自転車に乗れるそうです。また、子どもたちは足腰がしっかりしていてます。

 さすが自転車大国ドイツです。車道できちんととまるという安全教育が徹底していました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰国

2009-06-06 10:01:33 | エスペラント
 昨夕、帰国しました。

 写真などもお見せしたいところですが、まだ、取り込んでいません。今回ほど、緊張もせずのんびりと人任せの旅行をしたことはありませんでした。いつもだったら、乗り換えの際、全神経を集中し、列車を間違えないように緊張するのですが、どこからともなく現れた人たちに助けられました。

 22日、フランクフルトには定刻到着。若い友人が待っていてくれました。彼女は一本早い列車に乗れ用に切符を交換してくれ、お陰で1時間半もはやく息子の所にに到着することができました。
 帰りは息子の所からヘルツブルクで開かれているエスペラント大会に参加し、ホテルが一緒だったスイス人とフランクフルトまで一緒に旅しました。
 大会で、フランクフルトに住んでいる友人の友人が≪フランクフルト空港は広いので間違うと大変だから私が案内してあげます≫と声をかけてくれました。二人で連絡を取り、到着ホームで待っていてくれ、私の入管手続きの直前まで付き添ってくれました。

 日本では聞くことのない話を聞き、ドイツ経験をし、本当に楽しい良い旅ができました。

 今回は本を買わない予定でしたがいつの間にか易しい読み物を含めて5冊買っていました。ポチポチと紹介したいと思います。

 さて、今日はこれから読書することにします!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする