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生きること:過去と未来とエスペラントと

中国人とどう付き合ったらいいの?

2010-09-27 09:31:38 | エスペラント
 先日、外交的配慮とかで中国人の漁船の船長が釈放された。まるで今後は中国から馬鹿にされ見下されるようで腹を立てながらブログを書いていたら消えてしまった。
 もう書く気もしなくてお休みにしていたけれど、検察庁の方々は外国人と個人的付き合いはないからあっさりとそんなことをやるのだろうとと思った。その後、船長が歓迎の花束を受け取る映像がニュースに映りますます憤慨している。

 中国のエスペランティストがこのことを話題にのせるとは思わないけれど、私の中に腹立たしい鬱屈した思いが残っています。

 素直に対等に話すのは当分難しいでしょうね。
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 エスペラントブログに何を書く!

2010-09-22 09:40:19 | エスペラント
 エスペラントのブログを書き始めてもう5年です。昨年1年間休憩しましたので、まあ経歴は4年と言うことでしょうか。はじめの目的は私のエスペラントの指導者であった詩人IU(伊東三郎)の詩の消滅を防ぐこと。次は読んでくれる人がいる以上詩を読める状態にしておくためにブログを存在させ続けること。最近は自分の周りに起こったことを書くことで自分の語彙や表現を豊かにしたいという思いに変わっています。

 それにしても迷うのはその内容です。例えば今回の中国漁船の問題です。中学生の時パール・バックの『大地』を読みました。それ以来、アグネス・スメドレーやエドガー・スノーなどの本を読み中国が主権国家として生きる為に共産主義化しかなかったかもしれないと考えるようになっていました。
 だけど天安門事件など見ると共産党独裁は悪に思えます。でも、そんなことを書いたら政治・宗教不介入のエスペラント精神に触れると思うので書かないことにしています。

 ですが、日本の巡視船が中国漁船に衝突して拿捕したとして、反日感情をあおっているように見える中国政府の対応に納得ゆきません。今日の経済ニュースで反日の為に円を買い、円高を進めようという意見が中国にあるそうで、現に円が高くなるような情勢のようです。こうなるとまるで戦争ですね!
 こんな時でも私達は事実を伝えず、沈黙し続けなければならないのでしょうか。しかし自ら渦中に飛び込みたくはない…。それに中国のエスペランティストの立場を危うくすることもあるでしょう!

 平凡なブログを書きながら書くべき内容につてはいつも迷う所です!

 
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驚きのエスペラントのブログ

2010-09-19 08:03:33 | エスペラント
 今朝、エスペラントのブログに来てくれたリンク先を訪ねて偶然こんなページを見つけました。http://nagasaki.cool.ne.jp/krg/esperantajblogoj.html

 世界中のエスペラントブログが載っていました。その数今のところ1409でした。これだけのもを丹念に集めた人の努力と言うか執念には驚かされます。

 でも、もしかしたら今日も増えているかもしれません。いいえ、増えて欲しいです。私達は国土を持ちません。ですから国民もいません。せめてインターネットの世界に限りなく大きいエスペラント界が広がったら嬉しいですね!
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続:カンボジアの青年

2010-09-18 23:23:20 | エスペラント
 今日は本当に疲れました。カンボジアの青年はエスペランティストを見つけたのがよほど嬉しかったらしく私がパソコンをつけるとすぐにコンタクトを求めてくるのです。
 本当にまいりました。ついに話すのは難しいと筆談となりました。これがチャットとかいう方法でしょうか。
 今日は集中できず、予定の課題をこなせんませんでした。でもね、こんなに嬉しそうにされるとむげにも袖にできません。どなたか面倒見の良い方はいないでしょうか!

 彼はフォートプログラマ(?)で結婚して8カ月、もうすぐ父親になるそうです。大家族でしょうか、周りではしゃぎまわる子どもの声もしました。自分の子どもではないそうです。

 見知らぬ土地の違った暮らしをしているであろう人の生活をじかに感じれるとは面白いけれど不思議な気もします。

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カンボジアの青年

2010-09-18 13:39:17 | エスペラント
 一昨日このとでした。スカイプにカンボジア人よりメッセージが入っていました。友人になってくださいとの事。ハンドルネームがエスペラント名だったので受け入れの返事を入れました。今朝、2度ほど連絡に失敗しましたが正午近く連絡するのに成功しました。ハンドルネーム52から中年の男性と想像していたのですが、若者でした。

 おお、エスペラントを繰り返し困ったように笑いこけていました。英語は少し話せるようでしたが、エスペラントはまだだめ。それでもどのくらい学習しているかという問いには du monatoj(2ヶ月)と答えました。

 アジアモバードの参加国にもカンボジアの名があります。でも、どの程度のエスペランティストがいるのか私にはわかりません。
 もし彼らのエスペラント力向上に貢献できるならしたいところですが、何せ英語が話せない!もう少し英語も勉強しておけば良かった。
 
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電気釜

2010-09-17 09:00:54 | 家族・友人・私
 4月、電気釜が壊れたので買い換えました。玄米を炊くのにとても長い時間かかります。以前の釜は1時間20分で炊けたのに新しい釜では2時間かかります。ご飯は固めだけれど美味しいと家族が言いますので、水に浸けておく時間が4時間でしたが、朝のうちにお米を洗い少なくても8時間浸けるようにしました。

 なんと食べる量が約2倍に増えました。以前は2日分だったのが、今では一回分と茶碗大盛り一杯分です。こんなことになるとは…。

 食べて健康なのは良いのですが、もうすぐ客が来ます。ご飯が足りないどうしましょう!
 先に炊いて冷凍ご飯を作るより仕方が無いかもしれません。

 電気釜も進歩しているのですね!家族がこんな大食いになるとわかっていたら、一回り大きい物を買ったのにと悔やんでいます。
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矛盾

2010-09-15 10:52:56 | 家族・友人・私
 先日早朝、ウッドデッキの端に必死でしがみついているアゲハ蝶を発見しました。瀕死の重傷かと思いどうせ死ぬなら緑の葉の上で死なせてやりたいと小枝で移動させようとしたら動き出し、逃げ回り、やがて軽やかにひらひらと空に舞い飛びました。生まれたばかりでまだ羽が乾いていなかったのだろうと推測してほっとすると同時に思わず苦笑いをしてしまいました。

 と言うのも、小さな二本の木があるのです。一本はゆず。まだ一メートル足らずです。いま先の若葉が噛み取られ先っちょうは裸の枝だけで、またやられたかと悔しく思っています。もう一本は山椒。山椒は友人から貰った時は80センチほどでしたが今は50センチあるでしょうか。どちらの木にもアゲハが卵をうみます。気がつくとゆずにはこげ茶色の幼虫、山椒には暗い緑色の幼虫がいるのです。気がついた時は木を守りたくて枝ごと切って庭の隅に放置します。もし運が良ければ成長するでしょうし、運がなければ・・・。
 残酷と思うのですが・・・。

 でも、生まれた蝶を見ると快適に生かしてやりたいと思うとはこれは矛盾していますよね!
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民主党代表選挙せまる

2010-09-12 08:22:51 | 雑感
 民主党の代表選挙が迫っています。私は党員ではありませんし政治にそれほどの関心があるわけでもありません。多くの人はどちらが日本の総理大臣になったら景気が回復するかへの興味が大きいようにように見えます。
 私など年金暮らしですから、物価高は困るのですが、それほど経済動向に左右されて生きてはおりません。ですから子ども手当を20000円にあげるとか高速道路を整備するとか言われても関係のないのです。
 それよりも私達の年金その他を支えてくれているのは若い世代です。かれらが働きやすい社会であって欲しいです。金を与えるよりも保育所の増設と整備とか、放課後の児童の生活を守る政策の充実の方がはるかに私達の未来と直結していると思います。時間がかかっても良い、その方向に向う人を選んでほしいと願っています。

 先日、地方の小沢派が賛成票を党員に投じさせる為に白票を集めたと聞き驚きました。そのニュースにくっきりと私の出身地の名が書かれた看板がでていました。その地は米どころの農村地帯です。勉強嫌いの私に母は小さい頃から口癖のように言っていました。『勉強しなさい。こうゆう封建的な所ではあなたは生きてゆけない。都会に進学するために勉強しなさい。』勉強こそしませんでしたが、中学生の頃はもう、この地は私の暮らす土地ではないと自覚していました。
 それにしても白票を集めるとは絶句しました。

 それよりも心配なのは平和憲法の行方です。どちらもこの問題には触れていませんが、将来どうなるのでしょうか。エスペラントには『FUNDAMENTO DE ESPERANTO』(エスペラントの基礎)と言う本があります。言葉は社会の発展につれて発達してゆきます。どんなにこの基礎が現状にそぐわなくなっても決して改定しないとしないと初期のエスペランティストは決めました。その後、不都合な部分を変えようという動きが何度もありましたが、この基礎のお陰で激しい変化を避け、エスペラントは緩やかに発展し続けているのです。
 平和憲法は現実にそぐわなくなったとしても(もうそぐはなくなっていると言えるでしょう)平和の意思を再確認できる『平和の基礎』として日本人は持ち続けるべきです。エスペラント界が『ESPERANTO DE ESUPERANTO』でエスペラントを守ったように日本が自ら戦争に参加しないために!

 私には未来を見据えてくれるのはどちらの派であるかが一番興味があります。ただ、どちらも少し時間をくださいということで、2~3年先しか語らないのが残念です!
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Libera folio

2010-09-10 10:08:12 | エスペラント
 夕べ調べ物をしていたら偶然 Libera folio の9月4日版にたどり着きました。Lebera folioと はインタネット版エスペラント新聞です。記事は世界エスペラント協会事務局長の Osmo Buller がヴェトナムで平和と友情のメダルを授与されたと伝えていました。彼は2012年にハノイで開催される世界大会の為に大会を運営するクレイと一緒にヴェトナムに行っていたのですが・・・。
 理由は学生時代、アメリカに対抗してヴェトナム戦争を援助する為に募金活動をしたことだそうです。

 このニュースについてヨーロッパのエスペランティストの反応が紙上論争形式で色々書かれていました。エスペラントの用事で行ったのに個人的受賞はいかがかと言うものや、国家に利用されエスペラントの自主性が保てなくなる恐れがあるとか、いや、めでたいという意見やまあ、色々です。ヨーロッパ人は本当に議論が好きですね。私たち日本人はこんな時どう対応するかと考えてしまいました。こんなニュースすぐに忘れられるでしょうし、たいした問題じゃないと大方の日本人は思うだろうなどと考え、白と黒をはっきりさせたいヨーロッパ人と、灰色決着させてしまう日本人の習性の違いを垣間見る思いでした。
 日本人がヨーロッパ人の議論についてゆけないのもこんな習性のせいかもと思ったりしました。

 文字を拡大して夢中で読んでしまいました。本を読むのも良いですが、こんな白熱の議論を読むのも面白いですね。興味ある方は読んでみてください。


http://www.liberafolio.org/2010/osmo-buller-ricevis-vjetnamian-medalon
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雨の日に

2010-09-09 09:53:45 | 家族・友人・私
 昨日はひさしぶりの雨、台風の恐れがあったのですがこれが秋の日本の象徴と嬉しかったです!
 雨が次第に強くなる中、先日友人と約束していた伝統工芸品の展示即売会が行われている横浜高島屋に出かけました。
 知り合いの若い女性が江戸指物師なのです。案内のはがきをいただいたので、私が買えるほどの安い値段の品はないけれど、枯れ木も山の賑わいと出かけました。友人とデパート1階で待ち合わせ1時間半ほど売り場めぐりをしていろんな説明を受けて楽しかったです。

 彼女の作るものは小物でもかなりの値段。すっきりして素敵ですが広い和室がある家は良いでしょうが、乱雑な我が家にはとても似合わない作品です。

 蒔絵と言うべきでしょうか、大きな琥珀に金銀で描かれたペンダントがありました。そこで琥珀についておしゃべり。なにしろリトアニアの友人から数個、ポーランドの友人からもいただいた琥珀があるので、ついつい見とれて雑談になったのですが・・・。
 驚きました、黒ッぽいのや白い琥珀があるのは知っていましたが、なんと見せてくれたのは薄緑とルビーのように赤い琥珀でした。緑はドミニカ産。赤はウクライナ産だそうで、マメ科の植物が混じったものだそうです。自分は買えないので一緒にのぞいていた女性達に勧めましたが、誰も買いませんでした。買わないというより買えないという方が本心かもしれません。

 くずの皮で織った織物もありました。まるで麻のような手触りでしたが水にぬらすとやわらかくなりお風呂で使うと石鹸の泡立ちも良いそうです。その他草履やバックの素材として使われているのです。日本の自然利用の力はすごいと思いました。

 その他興味を持ったのはとんぼ玉。陶磁器製かと思うほどですが、模様を磨きだしているそうで、素敵でした。その他竹細工や漆器、木版画など様々。でも私達同様枯れ木も山の・・・人が多いようでした。

 とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。時間のある方は行ってみてください。質問すると会話も弾み楽しいです!
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詩集: IU詩詠伝

2010-09-06 09:55:49 | エスペラント
 手元に1971年に印刷れたみすぼらしい詩集があります。伊東三郎の詩集:IU詩詠伝です。お前に謄写印刷なので文字には書いた人の癖があり、編集に携わった方々には申し訳ないのですが日本語が読みにくいこと読みにくいこと・・・。
 この詩集廃棄処分の運命にありました。私達のエスペラント会が部屋の掃除をした時廃棄処分にする古い本の山の中に捨てられていたのです。7~8冊はあったでしょう。持ち帰り伊東三郎のに興味を持つ人に差し上げました。昨年ブログに載せた彼の詩を読んだ友人が後詩集はないかと言うので1冊上げました。
 これ、このままにしておくの?もったいない消滅してしまうよ、と彼は言いました。それ以来この詩集が私を悩ませています。

 先日、日本のエスペラントの本をインターネットで公開しようとする動きがあると聞きました。もう公開されているのでしょうか。公開されているならどんな本が公開されているのかも知りたいのですが・・・。もしこの詩集が入っていないとしたら是非入れたいと思います。
 この詩集の編集者である友人にはもう数年連絡していません。彼女と話すとその長電話に辟易してしまうのです。

 この詩集の最初のページにある詩を紹介します。
   VIVO-VALORO
  Kie do kuŝas
   la vivo valor’?
  Ĉu preter fatal’,
  Aŭ en ideal’
  Ho, ne neniel
   sed en la doloro,
  Tra la sufer’
    kaj trans malesper’!


   人生の価値

  どこにあるのか
    人生の価値は
  宿命の方へにか
    理性のうちにか
  否、否、決して
   だが悩みの中に 
    苦しみを通り
     絶望の彼方に

 日本詩も本人がつけたものです。重く暗い詩ですが、貧しさの中でいつも朗らかだった詩人の姿を思い出させる詩です。

 100ページ弱。最近特に視力が悪くなり、車もメガネをかける事を義務付けられています。本も一度の読めるのは数ページですが、誰もしないならやらなくてはと決意しつつあります。
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狂人日記

2010-09-04 11:23:06 | エスペラント
 前に韓国で出版されたエスペラントの本『Verkoj de Elpin』を読んでいると書いたのですが、また読むのが止まってしまいました。

 魯迅の狂人日記の訳(p.107~117)があったのです。子どもの頃から私は読書狂でした。これも高校生が大学生の時に読んだ記憶が有るのですが、記憶に残っていた内容は阿Q正伝だったのです。

 狂人日記は人が人肉を食べているという妄想に憑かれた青年の日記です。この本を読んだ時私は何を感じ何を考えたのか若い日の自分を思いだそうと思ってもどうしても思い出せませんでした。

 では、今感じる事は? 魯迅は何を言いたかったのでしょうか? あるいはなにを訴えたかったのか?

 良くは分かりません。ただ、卑屈に笑い、違う階級や違う世界の人には無関心、だが、内面に粗野な凶暴さを秘めた庶民の存在を描きたかったのかなと感じます。阿Q正伝はそのような無知な人間が日本帝国主義に反対する英雄に祭り上げられる話だったように思います。もしかしてこれらは連作として読むべきものかもしれません。阿Q正伝もエスペラントで読みたいと思いました。

 翻訳小説はエスペラント訳の方が理解しやすいように感じます。
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