トランプ氏に対抗して

　トランプ氏の云いたい放題がこんどはしたい放題に代わってきたように見えます。ニュースを見て腹立たしくなります。メキシコからアメリカへの輸入品に関税２０％を課すとか！そのうち日本製品にも同じことが起こるかもしれません。本当にアメリカが自国だけの力だけで反映できるのか世界中が力を合わせて実験してみたら面白いと思ったのでした。

　まず、アメリカ製品は買わないように気をつけます。今まで一人一人の買っていた数は多くなくとも、世界中の人が協力してアメリカ製品不買運動を展開すれば大きな力となってトランプ氏に打撃を与えることができるのではないでしょうか。
　そこで我が家が使っているアメリカ製品を捜してみたら、レーズンとかクランベリーとかパンに入れる材料だけでした。小麦粉もカナダとかドイツなどの表示がしてありました。４０～５０年前は私たちもアメリカ製品を多く使っていたと思うのです。農作物は遺伝子操作された物が増え、警戒するようになったような気がします。
　また、メキシコ産の製品は低所得層が多く買う品物に多いので関税をあげるとアメリカの低所得層の人々生活を圧迫することになるだろうというコメントもニュースで流れていました。

　現在私が使っている物は数は少ないです。それでも頑張って代わりのものを捜してみようかと思います。

転院

　昨日姉は転院したようです。本当に良かった!一人暮らしの老人が倒れた時、これほど滞りなく、最終の居場所につながって行くことはなかなかないでしょう!
　甥は定期預金の解約とかいろいろ大変と云っていました。‘それでも死後出ないからまだ楽なのよ'と私。
　友人は夫を亡くした時本当に大変だったそうです。預金を下ろすにも戸籍謄本が必要でしたが、その夫は転居するたびに本籍地を替えていたそうで、本籍地にしたすべての役所から証明書を取り寄せなくてはならなかったそうです。それを聞いて私は本籍地を動かさないことにしました。パスポートなどの証明が必要でいつも親族を煩わせていましたので、出生地から現住所にしました。その後、また引っ越しましたが、同じ区内なのでそのままです。

姉よ、あなたは強かった！

　昨日は快晴。面会時間は2時からというので時間を見計らって家を出ました。東京を超えて千葉県へ。3時間ほどで病院に到着。姉が欲しいというジュースなどほんの少しを買い物し2時間ほど他愛ないおしゃべりをして、帰宅しました。
　朝から食事をお云いしく食べているということでした。喘息も出て苦しかったというのに、その合間をぬって夫が入院していたという病院と交渉し、移動する許可が出たらその病院に入院し、そこを退院したらその病院経営のホームに入れてもらう約束まできちんととりつけていました。
　だってと姉は云います。お墓参りに行った時、広い横断歩道を渡る時、息子家族3人はさっさと渡ったしまったそうです。姉が渡りきらないうちに信号が赤に変わったのに3人とも振り向きもしなかった。そんな人たちに老人介護はできません!

　それはそうだと思うのですが・・・。私は自分の老いから死への移行をどうすべきか姉を手本にしようと思います。できる限り自分で準備をすることにします。
　今朝、甥に姉の様子を電話しました。甥は‘家の中なにもないよ、着物などどうしたんだろう?’‘うちに送ってきたのよ!私だって大変よ、自分の始末をつけなくちゃならないし!欲しかったらあげる。’と答えました。それに対する向こうの返事はありませんでした。
　色々必要なものがないと云います。私は大切なな物は○○の引き出しに入れるとか言っていたけれど。と示唆しました。

　とにもかくにも、息子が驚くほど整理は済んでいるようです!

雪

　今朝目覚めると粉砂糖をかけたように雪がうっすらと近所の屋根にかかったいました。道路に雪はなく2年以上前に買った雪かきシャベルは今日も必要がないらしい。

　今日か明日姉の所に行くと甥に行っていたのだけれど今日は取りやめて静かに過ごそうと思っています。姉は肺炎も起しかけていたとのことでした。入院してから肺炎の症状が出たようで、大事には至りませんでした。運ばれたのが救急病院なので落ち着いたら家の近くの義兄が幾度か入院した病院に転院する方向で手続きしているということです。落ち着いたから急ぐ必要もないとは思うのですが、一度様子を見に行ってこようと思い腰をあげようとしたらこの雪です。
　ずいぶんと元気を取り戻した様子なので一安心です。

老いとは

　老いとは静かに潜行して人の心や体を蝕んで行くようです。そして雪崩か予期せぬ地盤沈下のように突然に現れ人の人格を崩壊させるようにに思えてきます。
　上の姉と携帯のショートメールで連絡を取り合っていたのですが、本当は今入院しているのと云ってきました。昨年10月88歳になりました。1年前車の運転はやめましたが、家事その他何でも自分でしなければ気が済まない強い人です。多分甥には入院のことを口止めしてたのでしょう、電話すると最初甥は'どうしたのですか'ととぼけた対応でしたが、ゆうべは姉の頑固さに困り果てたように電話してきました。甥は両親の部屋も作ってあり、姉も夫が体を動かせる間は毎週通って宿泊していましたから、そこの生活には慣れているのですが、そこには行きたくなと駄々をこねているのです。一人住まいの家は広くて、たとえ使うのは一部屋だとしてもなぜか寒々としています。病院側は入院は原則1週間なので来週火曜日にできたら退院してくださいと言っているそうです。困り果てているおいの言葉に私は答えるすべがありません。看護婦となり戦争を経験してきた姉には歯が立ちません。甥の所に行けと説得する自信がありません。今どうメールするか悩んでいます。

　私自身も老いが私の中で静かに進行しているのは感じています。それが衝撃的に現れる前に自分はなにをしておかなくてはいけないのかと、わが身に問いかけます。昨年は必死で寝ても覚めても児童小説の翻訳を続けました。仕上がった途端、気が抜けたのでしょうか、激しい頭痛と首の痛さにに襲われ、10日ほど眠ってばかりいました。もう一作、訳したい本があります。ようやく気を取り直し、また翻訳を開始したところでした。

　さて、姉にどんなメールをしようかと悩んでいます。彼女は自分の意志だけでは自分の生活を維持できないと合理的に判断する力を最早失っているように私は感じています。老いとは個人の意思とは無関係に訪れるものだと思うのですが・・・。

孫娘の自画像

　1月4日毎年送ってくるカレンダーとお菓子、孫娘Eの自画像がベルリンから届きました。10歳のEは今イラストを書くのに夢中です。イラスト入門という本を送ったらどこへでも持ち歩いているようで、レストランで書いている写真まで父親が送ってきました。人物の動きを書き表す方法などの説明はもちろん日本語です。名作を読ませるよりも、夢中で説明を読んでいる方が日本語も上達するでしょうね。自画像が余りにも本人そっくりなので皆さんにも見せたくなりました。

　カレンダー9月。日本語補習学校の秋祭りの風景のようです。

今年もよろしくお願いします。

　もう1月の４日なので驚いています。大晦日も元日もなくガタガタと忙しい日々を送っていました。一日夜、ベルリンから新年のあいさつの電話がありました。元旦12時ブランデンブルク門から走る集いに参加して家族4人で4キロの区間を走ったと孫たちも満足そうでした。

　11月クリスマスプレゼントとして送った荷物は届きませんでした。12月初めにクリスマスには間に合わないだろうと思った、息子に頼まれて送った小包はクリスマスに間に合ったのにです。
　今朝メールで、３日正午に小包が届いたと知らせてきました。到着が逆になることもあるのですね。まあ、それでも届いたので良かったです。孫たちはプレゼントを貰う機会が2度もあってそれぞれに楽しめたでしょう!
　引き続き忙しい日々が続きます。今年も元気で過ごしたいものです。
　みなさま、よろしくお願いします。