glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

近況

2005-09-27 09:58:25 | Weblog
  元気です。
 朝起きると先ずパソコンのスイッチを入れます。コーヒーを飲みながらメールチェックです。今朝は20数個のメールを読み、必要な返事を書きました。返事は日本語だったりエスペラントだったり・・・。終る頃は脳が硬化現象を起しています。

 ブログ散歩も遠慮しながらで、コメントも書けません。 

 パソコンをつけたままテレビをつけたり、織物をしながらひねもすのらり、くらりかな!

 ここ数日間の悩み ―
 田舎に帰っていた友人から宅急便が届きました。田舎にある古い着物を解いたと言うのです。几帳面な彼女は解いたものをすべて洗い、きちんとアイロンをかけ送ってくれました。その数なんと9枚です。生地が弱っているから裂いて裂き織りにするようにとのことでした。

 ひっぱてみました。裂けたのは一枚でした。まだ使えるのにもったいないと心が叫びます。

 色は黒や茶色に細かな模様が多いです。地味ですが、昔の模様はなぜか風合いが素晴らしい!荷物を広げたまま毎日眺めています。心がなごみます。でも、裂くか裂かざるべきか私の悩みは当分続ききそうです!

             
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泡の効用

2005-09-24 10:53:38 | Weblog
 ふとつけたテレビで石鹸好きの漫画家が話していました。食器もすべて粉石けんをトロトロに溶かして洗っているそうです。なぜトロトロニするかと言うと泡立ちが良くなるからだそうです。  

 ≪汚れを落とすのは泡ですよ。≫
 ≪石鹸は無添加より炭酸が入っている方が良い。≫とは彼女の弁。

 私は廃油石鹸で食器を洗っています。今まで意識して泡を立てたことはありません。茶渋落しには炭酸水素ナトリゥム(重曹)を使っています。

 早速実験です。愛用のステレンスのベトナム製コーヒー入れを石鹸を泡立て洗ってみてました。
 見違えるようにピカピカになりました。

 今度廃油石鹸を作る時は炭酸水素ナトリゥムを入れてみようと思っています。

  乞う、ご期待!
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いじめは日本だけではなかった!

2005-09-20 15:53:22 | Weblog
 朝、雑用をしながらテレビを聞いていました。スペインのニュースです。スペインではいじめが問題となり調査を行ったそうです。なんと4人に一人がいじめを受けていました。体の小さい子が、いじめに合う回数は普通の子より7倍も高かったそうです。

 ニュースについて正確を期する為にもう一度きちんとみたいと思ったのですが、日中はスポーツばかりでしたので少々データ-は違っているかもしれません。

 しかし、日本と同じ様にいじめが発生していることは事実です。興味深かったのはいじめ発生の原因です。

 日本ではいじめられる子にも問題があるとよく言われます。しかしいじめられる子に問題がある場合は殆どなかったようです。

 なぜいじめるか。 ― 多くの場合自分が仲間の中心的存在でありたいからだそうです。人をからかって笑いの中心になったら、力で押さえつけて大将になったりする。これは社会的成功を悪を使って成し遂げるという悪い方法を子どもが身につけてしまった事を示しているという結論でした。

 確かに日本でもそうです。意志が弱かったり、体力がなかったり、弱い子どもがいじめの対象になっています。優しくて思いやりのある子が他の子をかばった為にいじめに合うこともしばしばあります。そのような時、協調性がないからという教師もいます。ただ、友人をかばっただけなのになんと理不尽なと言う思いを抱いている人も大勢いるでしょう!

 悪によってその世界の成功者になるという現象をどうやったら止めることができるのでしょうか。結論は放送されませんでした。

 私達はいじめが日本特有の物もではなく世界的である事を喜んでいられません。いじめを止めさせる解決法を見つけ出すこと ― それは私たちの課題なのでしょう。
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ANEKDOTOJ :笑い話

2005-09-16 09:55:01 | Weblog
 笑い話には国民性が出ます。フランス人はユーモアに富んでいると言われますが、私たち日本人から見ると結構駄洒落が多くて、おかしくないこともあります。
これは、エスペラントの雑誌:KOMENCANTOに(2005/N-o3)載っていたロシア人の書いた笑い話です。

☆-ユーモアのセンスは両親から子供たちに受け継がれるのでしょうか?
 -もしも引き継がせる物が全くない場合はそうだといえます。

☆-人は言葉(vorto)で侮辱できる。辞書(vortaro)で殺す事ができる。

☆-友人2人が映画館で。
 -私はこの映画もう4回見たんだよ、今日の俳優達は前より上手に演じていると言えるね。

☆結婚式というのは男性が、花を買うのを止め、野菜を買い始めるための儀式である。

☆-あなた、私との結婚を私のお父さんにもう、お願いしたの?
 -だって、あなた約束していた・・・。
 -考えてみろよ、私が彼にお金を下さいと言いたいほど彼はご機嫌だったんたんだぜ。

☆若者が結婚指輪を買っています。
 -それに”ヘンリーからクララへ”と彫ってもらえますか。
 年寄りの宝石商。
 -私はもっと短く”ヘンリーから”書く事を勧めますね。何が起こっても・・・。

☆-ご主人、私達の雑誌ことどう思いますか?
 -それはいつも嘘をついている。
 -なぜ?
 -だって、美しく教養ある若い女性という雑誌の広告で、昨年私は結婚したんですよ。

☆弁護士が自分の依頼人に:
 -あなたの状況では一番良いのは奥さんの元に行き、仲直りする事ですよ。
 -それは興味があるな、だけど一番悪いことはなんですか。

☆もし夫が理由ないのに妻に花を贈ったとすれば、それは理由が存在することを意味している。

☆妻が夫に:
 -あなた、”どうやって100年間生きるか”という私たちの本どこにあるか知ってます?
 -私が捨ててしまったよ、だっておまえの母親があの本を読みたいと欲しがったんだ。

☆-どうしましょう?医者は私に記憶を全部失うだろうって脅したんだ!
 -本当?そんなら私に100万ドル貸してくれよ。

☆夫がとても遅く帰宅しました。妻が訊ねました。
 -あんたどこに居たの?
 -ストライキしたんだ。
 -じゃ、結果はどうだったの?
 -日中しなかった仕事を夕方にするように強制されたんだ。

☆真夜中。警官が酔った男を呼び止めた。
 -そんなに急いでどこへ行くんだ?
 -講義に
 -こんな遅くに誰が講義するんだ?
 -私の妻が私に。

☆妻が夫に:
 -来てちょうだい。
 -ほら見ろ、私は座ったばかりだ・・・。
 -それじゃ今まで何をしていたの?
 -横になっていたよ。

☆医者が患者に訊きました。
 -おそらくこの傷は自動車事故だね?
 -そうです。
 -おそらく猛スピードで走っていたんだね?
 -違います。あまりにもゆっくり歩いたんです。

 さあ、みなさんこの笑い話からロシアの庶民の生活感情を想像してみてください。

      


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Mia vojo:我が道

2005-09-13 15:02:18 | エスペラント
雑誌KOMENCANTO、2005年2号の裏表紙に載っている詩が目に入りました。

“ Mia Vojo ” Nikolaj H^oh^lov

Mi levas mian kapon en c^ielon,
Sed per piedoj staras sur la ter’
Nur idealojn vidas kiel celon,
Sed nutras min krudreala ver’

Sur montoj kreskas mia sorc^a foro,
Sed enla valoj kus^as mia pan’,
Altiras animon c^iu floro,
Sed ankre tenas g^in la karna man’

Al c^iu bel’ ni tra la ter’,
Tra la dolora au^ g^iga prov’,
Sen tiru voj’ gxi estus nur h^imera,
Tuj palig^onta post la brila nov’

Samtiao preg^as mi dum ardaj kisoj
Kaj pli c^astig^as en volputa trem’,
Kaj la anim’ en blankon de narcistoj
Ne perda en frivolo de l’poem’.

【意味】
“ 我が道 ”:ニコライ ホフロフ
 
私は天に向かって頭を上げている
けれども足で地上に立っている
私は目的として理想だけを見ている
しかし、粗野な現実の真理で自分を育んでいる

私を魅了する遠くは山の上に聳えている
だが私のパンはその谷にある
私の魂をすべての花が惹き付ける
だが生身の手は錨のように魂を押さえつける

地上の試みを通して、痛みあるいは喜びを与える試みを通して
私はあらゆる美に到達する
その経過無しに美は単なる幻想であり
後に現れる煌びやかな新しさの前にたちまち色あせるかも知れない。

同じ理由で私は熱いキスの間も祈っています
そして官能に震えながらより貞淑になるのです、
そして私の魂は水仙の白さを
この薄っぺらな詩の中でも失いません。

【詩らしく訳せると良いのですがその力はありませんので許してください!】

 ニコライ・ホフロフの名はエスペラントの百科辞典にも載っていません。雑誌の説明のよると彼は1891年にモスクワに生まれ、1909年には既にエスペラント運動に参加していました。ロシア革命後国外追放となりクロアチアでエスペラント活動を継続したのでクロアチアでは有名なようです。
 ロシアのエスペランティストが初期のエスペラントを支えていたというのに私達は彼等について多く知りません。ツアーによる弾圧、スターリンによる弾圧で彼の多くは粛清されたり流刑に処せられたからでしょう。

 彼の詩が今ロシアで脚光を浴びているのは、アナトリィ・ラダエフというロシアのポピュラー歌手が、ニコライ・ホフロフの詩をすべてロシア語に翻訳したこと、そのいくつかに曲をつけて歌っているからだそうです。

 私も聞きたいです。   


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わたしの記念日!

2005-09-12 09:08:09 | Weblog
 今日でブログ開始6ヶ月となりました。よくぞ続いたと言う思いと、もう少し続けたいという思いがあるのですが、雑用に追いまくられています。

 10月21日~23日は横浜で日本エスペラント大会です。たいした手伝いはしていないのですが、それでも結構忙しいのです。

 バザーのためにオリ―ブ石鹸も3リットル分作りました。気温が高くて硬く乾燥してくれるか心配です。

 バザーに出そうと、夜なべに簡単織り機でマフラ―を織り始めました。これはテーブルの前に座ってできるもので、テレビを見ながらでもできるのですが、腰が痛くなり、筋力の衰えを感じます。
弱音は吐くまいと思いつつ、ため息をついています。

 気弱な6ヶ月記念日となりました。時間が欲しいで~す。

    やっぱり   
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必要は発明の母

2005-09-10 09:59:54 | Weblog
 田舎の兄夫婦から野菜が沢山届きました。じゃが芋・カボチャ・人参はある程度保存できるでしょう。

 でもどうする数十個のパプリカと茄子。以前は茄子はすべて油で揚げて冷凍し、寒い日に茄子とトマトのシチュウを食べたのですが、今回は冷凍庫に入りそうもありません。

 茄子のキムチってあるかな?試してみましょう! 
・先ず洗った茄子に少量の明礬とシオを摺りこんでから小口に切りました。笊に入れて冷蔵庫で水切り、一晩置いたら水分も結構抜けました。茄子の紫色も綺麗です。
・出し昆布を細く切り電子レンジで水分を飛ばし加えました。
・キムチの元で味付け。
・もうすぐ食べられる美味しさです。10数個の茄子はかなりの分量ですが、冷蔵庫で保存すれば結構長期保存できるでしょう。

 残りの茄子は煮たり揚げたりで1週間かけて食べました。

 問題はパプリカです。いつかどこかでマリネを食べた記憶があります。我が家の庭にはピーマンが鈴なりです。パプリカをマリネにして保存することにしました。

 4つきりにして金属の皿に並べガスオーブンの魚焼き器で少々焦げるまで焼き、皮を剥きマリネにしました。味が染みたところでラップで小分けして冷凍庫に入れました。これは成功かどうかまだ分りません。

 母はいつも親が生きているうちだけと送ってくれたのですが、母が亡くなってもう30年、父が亡くなって20年近くになるというのに兄夫婦は未だに送ってくれます。多すぎると嘆かず、感謝して食べようと思うのです。
 

 おかげさまでいつも新しい工夫が生まれます。料理も必要は発明の母ということでしょうか。 

 頑張れもおかしいけれど、頂いた物は無駄にしたくないというのが本当の気持で、ガンバッテ食しています。
 
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人柱

2005-09-08 09:24:51 | Weblog
 子どもの頃住んでいた町を流れる川は毎年のように氾濫し、数年に一度は橋が流されました。川の名は雄物川。
 戦争が終った年の秋も、橋は橋脚の1部を残すだけで無残な姿をさらしていました。母は私と弟を連れ、隣の伯母さんは私と同い年の息子アーチャンを連れて薪拾いに行きました。橋が無いので船で川を渡りました。渡し舟は激しい流れに逆らい、押し流させながら対岸につきました。
 船の上から激流に手を伸ばすと母に激しく叱れらました。水に吸い込まれるということでした。大人二人が藪の中に入った後、私は二人のお守りでした。ア―チャンはお姉さんが3人もいていつも甘やかされていました。大人がいなくなった後に泣きべそをかき水が欲しいとかなんと言うのです。
 側には30センチほどの巾小川が流れており、湧き水で濁っていませんでした。私は蕗の葉を取り、茎の皮を少し剥き、葉の端を縮めて柄杓を作り二人に水を飲ませました。多分これは普段兄達がしてくれた方法だったと思います。

 家に帰ってから、流れに手を入れたことでまた父に注意されました。昔の人は水に吸い込まれることを河童に引き込まれると言ったそうです。

 また、この川が如何に流れが激しいかを教える為に人柱の話しをしてくれました。昔からこの地では橋が流されるたびに川の神への貢物として、中心になる柱に若い女性をくくりつけ、柱を川の中に打ち込んで橋を作ったそうです。

 題名が『ひさの星』だったと思いますが、人柱になった女の子の絵本があります。この本はこのような事実をもとにして書かれたと聞いた事があります。幾人のひさが人のためになると信じて犠牲になったことでしょう。

 科学が発達した今、私達は台風のメカニズムを理解していますが、それでも台風発生を防ぐことができません。暴風がきた時、被害を避ける方法を見出すためにはもっと自然を研究し大切にしなければならないのでしょう。

 台風14号はハリケーン・カトリーヌより強大だったと聞きました。ニューオーリンズほどの被害は無かったとしても、沢山の方が被害を受けました。心からお見舞いの申します。亡くなられた方は本当にお気の毒です。ご冥福をお祈りします。
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おお、行政改革!

2005-09-06 08:05:17 | Weblog
 この度の選挙は改革、改革と言うがどんな改革を行うのか目に見えない。ふとつけたテレビで平成13年10月31日、町村合併拒否宣言した人口7000人ほどの町について報道していたので調べて見ました
 
 町の名前は福島県東白川郡矢祭町
 どこにあるか分らないのでは話にならないので地図で捜しました。見つけるのに苦労しました。地図で見ると常磐線勿来駅と東北本線矢板駅を結ぶ線の中央、まさに山中にある町でした。

 町村の大型合併の後に財政が悪化する市町村が多いのを見てこの合併拒否宣言を出し独自の生きる道を模索することにしたそうです。この決議に対し総務省は役人を派遣して合併を勧告したが、町議会の出した結論は町長助役の給料カット・町議会議員の削減・職員の削減だったそうです。

 この結果当然議員の地位を失った人達もいたわけですが、インタービューではかれらは国に対し自分達の心意気を示したかったと言うことでした。

 町で一番働いているのは総務課長なので町長・助役の給料は総務課長と同じところまで引き下げたら町長の給料は300万円ダウン。町長曰く、《沢山貰ってもどこで使うのだ!。》

 職員削減には組合員が反対しました。そこでどうしたらサービスを低下させずに職員を削減できるかを考え、フレックス制の導入。各地区に役場出張所を設けて、住民がお願いすれば印鑑証明その他の書類を自宅で受け取れるようにするなどのサービスを始めたそうです。特に印鑑証明を他人に委託することは信頼関係が無ければなりません。それを委託されるほど住民と信頼関係が築けたことが嬉しいと職員削減に反対したという職員は言っていました。

 温泉等の観光事業も町営でなく民間(公社かな?)に委託しました。工業団地を作り工場を誘致し税収入を増やすなど町が豊になる努力がなされています。

 町長が引退しようとした時、町民が集って最後までここに座れと引退に反対。町長はみんなに骨を拾ってもらうより仕方がないと言っていました。

 この小さな町の改革の勧め方に、改革とはどう行うべきかという雛形在ると思います。口先だけでなく、国会議員の皆さん、議員定数削減と給料の削減をまず行い、改革が単なるお題目でないことを示してください。

最後にほのぼのとした矢祭町の町民憲章を載せさせていただきます。

          

昭和60年町民の英知と和を結集して美しい自然環境と豊かな文化風土を守るため赤松・山鳩・ツツジを町のシンボルとし町民憲章を制定しました。

一、 矢祭町民は
   自然を愛し、赤松のような豊かな緑を守ります。

一、 矢祭町民は
   自由を重んじ、つつじのような誠実さで尽くします。

一、 矢祭町民は
   平和を尊び、山鳩のような謙虚さを培います。

      

                 
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カトリーナ被害の元凶は?

2005-09-05 07:56:29 | Weblog
 ハリケーンカトリーナの被害の大きさに驚いています。残された人達の殆どが黒人であり、車を持っていなかったと言うことも驚きでした。
 戦後の日本人が憧れ、繁栄を夢見て追いかけて来た国、アメリカが如何に歪な国であったかを映像を通して私達は見極めることができました。

 昨日ふとテレビをつけるとブッシュ大統領が政権を獲得した後ルイジアナ州の自然保護予算が如何に少なくなったか、そして2003年後つまりイラク戦争開始前後更に減らされたかを棒グラフで示された映像が現れました。
 驚いた事に、ルイジアナ州には州兵が2万人いたそうです。その内の7500人はイラクに送り込まれました。そして彼らと共にそれに見合う数のトラック・給水車等の装備も共にイラクに送り込まれたということでした。ですから、災害を予測した時点では人手も装備も不足していたのです。

 友人の弟はニューオリオンズの近くに住んでいるということです。幸いにもこの度は被害を免れたけれど、そのあたりは元々湿地帯で自然保護を怠るとすぐに洪水になるほどの低地だそうです。

 
 今朝のニュースですがブッシュ大統領は政府非難に対し、<州が住民を強制退去させなかったのが被害拡大の原因だある。災害援助の指揮権を政府に渡しなさい。>と責任を州政府に転嫁したということです。
 州政府は<指揮権を国に渡すと治水保護等すべての責任が州政府の責任に転嫁される>と指揮権を渡すことを拒否したということでした。 

 日本政府は早速高額の援助を送る事を決定しました。自国民を顧みず、戦費に莫大な予算を費やし、世界の平和を脅かしているアメリカを援助する為に、私達の税金を使わなければならないのか私には分りません。私達の周囲にも援助を必要としている人は大勢います。しかし、ホームレスなど一般社会から一度外れた人々が、元の生活に復帰するには多くの援助が必要なのに国が何か政策を打ち出したを言う話は聞いたことがありません!

 ニューオリオンズでは略奪が横行していました。ある人は一部の人の仕業、哀しいできごとと話していました。しかし、阪神大震災の時、被災地では人々は助け合いこそすれ、略奪などありませんでした。世界の多く人々は日本人の清さに驚愕したと書かれたのを読んだことがあります。例え一部の人の行いであっても人心の荒廃がうかがえます。

 私はアメリカ政府が世界の警察官を目指し、自国民を顧みないその傲慢さと貧困に苦しむ人々が存在している現実がハリケーン被害を拡大していると感じています。
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姉からの小包

2005-09-04 08:24:24 | Weblog
 姉から小包が届きました。開くと先ず泥ネギが目に入りました。その下にキチンペーパーの破れ目からオレンジ色のカメレオンのようなブツブツ肌の植物が見えている。恐る恐る包みを開くとルビーのような真っ赤な点々。


 それは熟れきったゴーヤでした。その他に緑のゴーヤ数本、インゲン、茄子、ミョウガの梅酢漬けが入っていました。

 姉の小包はいつもこんなです。春には<生もの横にするな!>とかかれた小包を配達員が抱えてやって来ました。中味はネギの苗でした。
  

 電話をするとゴーヤは熟れると弾けるのだそうです。弾ける所を私に見せたあげたかったと言うことでした。
 
 姉は後数年で80歳になります。倒れた夫を看病して15年過ぎました。その夫は脳溢血、脳梗塞、ぜんりつ腺癌の手術に耐えて、寝たきりにならず、速度は遅いけれど自分のことは自分でします。最近は週に3日デイケアに通う習慣がつき姉も少し生活の余裕ができたようです。

 兄弟姉妹というのは凄く不思議な関係です。姉と私は12才違いで、その間に数人の兄と姉がいます。姉は弟妹を育てたと豪語します。いつまで経っても兄弟姉妹の上下関係は変わりません。
 互いに独立して生活するようになってから上下関係は薄らいだと思っていたのですが、姉の子育てが終わり、孫が高校生になる頃から姉の注意はこちらに向き始めました。なぜか弟達に放たれない矢が私に向かって来ます。

 姉にと取っては私は姉が出ていった時の12歳の妹なのです。いつも諭され、ハイハイというべき存在なのです。時には猛烈に腹が立ち、時には激しく反抗しましたが最近は諦めています。

 どちらかが命尽きるまで、このような上下関係が続くのでしょう!
  
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おんな言葉

2005-09-02 08:39:09 | Weblog
 9月になりました。まだまだ暑さが続きそうですが、お休みは終って普段の生活が戻って来ました。

 昨日は私たちのエスペラント学習会でした。と言っても本を読んで、自分の受け持ち部分について要約したり、補足したりし、他の者たちは質問したり、異見を述べたりとまるでおしゃべり会のような集まりです。

    

 一人が言いました。
『私はこのごろ、電車で若い人が話しているを聞いていると腹がたつのよ!乱暴なんだから・・・。日本伝統のおんな言葉はどうなってしまうの!綺麗な言葉が亡くなってしまうのは残念よ!』

 私は僕とか俺とかおとこ言葉を意識したことがあったがおんな言葉を意識したことありませんでした。

 『方言にはおんな言葉なんてないのよ。私の地方では男も女も《んだ、んだ》。丁寧な言い回しと普段の言い方はあるけれど。』

 議論の結果大勢の意見は言葉は変わって行くだろうと言うことでした。

 私自信も時にはもう少し綺麗な言葉で話したいと思うことがあります。しかし、綺麗な言葉とはどんな言葉かと言われると少々困ります。

 話し言葉はどうあるべきでしょうか。

 タイなどでは男女で語尾が違っていると聞いたことがありますが、東京の山の手で育った彼女が言うようなおんな言葉が存在する地方はあるのでしょうか。そして女言葉の歴史的背景など知りたいと思いました。

     

 
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