寒くなりました。今年5月頃Mにテニスが上手になったから見に来てと言われたのですが、足を手術したので延期していたら夏は夏で暑くて出歩く気になれず、秋という気節を飛び越したかのように急に寒くなってしまいました。今年中に約束を果たそうと大きめのブランケットを腰に巻き夕べは1時間見学してきました。テニスを始めたのが昨年5月、1年半で打つのも受けるのも上達していました。後から参加したと思える子はオタオタしてボールを追い、他の子が指導受けている時にブラブラしているのに、空き時間は指導者の言いつけ通りにボールを拾い集めているのに感心しました。時間は4時半から5時半。終わった後、暗い中を車を運転して帰ったのですが、夜間運転はやはり疲れました。
寝しなに1昨日届いた'Esperanto en Azio kaj Oceano'をぺらぺらとめぐり拾い読み。興味ある記事が詰まっていました。
アジアのエスペランティストをまとめようという活動が起こったのは1990年ごろだったと思います。アジアを飛び回ったのは韓国のソ・ギルス氏で、私たちの会を数回訪れています。その後、仕事が忙しいと姿が見せなくなりましたが、2016年だったでしょうか、エスペラント日本大会でお見掛けしました。仕事満了ということかなと思っていました。冊子の最後の方にソ・ギルス氏の中央アジアの旅の記事が12ページにわたって載っています。訪れた国はカザフスタン・タジキスタン・ウズベキスタン・トルクメン・キルギスの5ヵ国。期間は22日間です。ページのどこかに月給40ドル、インターネットは自宅で使うと高額なので公的な場所メールチェックをしているというのが目に入りました。経済的には豊かでない中でエスペラント活動をしている人々がいる、この記事は後からじっくりと読もうと思いつつ眠りました。
冒頭の記事は2020年5月初めて中央アジアでエスペラント大会が開かれるというお知らせです。場所はタジキスタンの首都ドゥシャンベ。2008年、インドのベンガルールで開からたアジア大会にタジキスタンの元軍人というエスペランティストが出席していました。軍務に就いている者は国外との交流が禁止されているが、除隊したのでエスペラント活動を始めた。いつかタジキスタンでエスペラントの大会を開きたい。タジキスタンは見るべきものはないが、隣国のウズベキスタンと協力すれば、参加者に満足してもらえる大会ができると話していました。言葉通り大会後遠足はウズベキスタンのサマルカンドへ3日間。
中央アジア!行きたいですね!自分の体力の問題だけでなく、家人のことを考えると無理でしょう。私の役目はこうしてみなさんにお知らせすることなのだと思っています。もちろん全文エスペラントですが、この冊子を読みたい方はエスペラント協会に連絡してください。数千円の寄付で、1年間の冊子を受け取れます。
この冊子が発行された最初の頃は計画ばかりでしたが、本当に内容が豊富になりました。上記の記事のほかにフィリピン・日本・ヴェトナム・韓国・インドネシア・インド・イランの報告やお知らせが載っています。