glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

空に舞う月

2009-12-31 23:21:14 | 家族・友人・私
 昨夜は風が強く少し雨も降ったようでした。
 カーテンの隙間から突然光を感じ思はずカーテンを引きました。空は澄み切って月は煌々と照っていました。
 そして月からはいくつもの緩やかな帯がでて空に広がっていました。それはまるで天女の羽衣のようでした。写真に撮れないものかとカメラを持ち出したのですが月はレンズの中では点になっていました。
 窓を開けると羽衣が消えました。閉めると現れます。不思議と思い反対の窓を見ると羽衣がありません。

 羽衣のような広く長いリボンが見えるのは網戸を通して見た時だけでした。網戸には細かな水のしずくがきらきら光っていました。

 網戸のしずくとガラス、そして私の乱視の目で月の光が乱反射しているのだとその時気がつきました。

 まさに夢の景色でした。2010年は何か素晴らしい事が起こるかもと期待を込めて冷えた身体を丸めて眠りにつきました。

 みなさんよいお年をお迎えください。
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資本主義の崩壊?

2009-12-28 09:48:40 | 雑感
 この2ヶ月ほど家で何をするにも気乗りがしなくて、小さな卓上織り機をテーブルに乗せ、古い毛糸を4~5本合わせてマット織るのに多くの時間を費やしました。この毛糸は10数年前友人達が使えきれずなにか用途はないかと持ってきたものでした。その多くは身につけるものに変化しましたが、半端な物は風呂場やトイレのマットになりました。それでも残っています。今回3枚作りました。用途に応じて大きさが違います。幅45~55センチ、縦90~120センチの間です。

 私は簡単にものが捨てられません。なんとか最後まで使い切るよう努力します。そんな私の生き方についてある時友人の一人が言いました。
 『あなたのような人が増えたら資本主義は崩壊する。』
 資本主義を守るために浪費する。浪費するために汗水たらして働くなど私から見れば愚かしい事です。
 あれもこれも欲しいと言う慾が無いので過去のオイルショックも、そして最近のリーマンショックなども私には違う世界のように見えました。

 さて、昨日はマットの始末をしながらテレビを見ました。ラスベガス・アイスランド等々の現状です。
 2年ほど前、ドイツにいる息子が出張でラスベガスに行きました。『こんな華やかな場所は縁が無いけれど、あまりにもドル安なので娘のものを沢山買ってしまった。まるで買い物旅行だった。』と笑っていました。
 その華やかであったラスベガスの現在。建築途中で中止されたままのビルはまだしも、地下で生活する失業者達の姿には驚きました。その地下は大雨の際洪水を防ぐための排水トンネルなのだそうです。

 モンゴルの下水道で暮らす子おども達と違うのはベッドやいすなど家具を持ち込んでまるで部屋の様にして使っていることでしょうか。

 テレビの中でインタビューに答えている人の中には自分達は甘かったと言っている人もいました。
 消費生活を謳歌していた人たちが瞬く間に職と家を失い路上の民となったこの現実。それも多くの国で同時に起こっているのです。

 これから世界はどこへ向かうのでしょうか。豊かな生活とはどんな生活でしょうか。考えさせられました。社会主義社会が挫折したした今、資本主義社会がはどこに向かうのでしょうか。焦らず、慌てず、世界の指導者の動向を観察するのが私たち庶民に今できる事なのでしょう。

 でも世界で頑張っている人もいました。10年ほど前、障害者の働く場として希望を与えた、スワンベーカリー。この不況の中でとん挫しそうになりながら、頑張っている店もありました。
 発展途上国にきれいな水を供給しようと努力している名古屋の某社長も頑張っていました。

 歳と言わず、小さい事なら私にもできる事があるかもしれません。
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手打ちうどん

2009-12-24 10:15:28 | 衣・食・住
 もう数日前の事ですが、前の日のご飯が残っていました。でも家族の1食分には足りません。先日テレビで見た手打ちうどんを作ってみようと昼ごろ粉をこねました。

 テレビでは強力粉、薄力粉それぞれ150グラム。塩小さじ1杯と水170ccでした。先日この分量で一度試したのですが麺が固めでした。

 水を180ccにし、寝かす時間も30分以上と言うので夕方まで数時間寝かしました。程よい固さになりました。麺を伸す時片栗粉を使うと切った後にくっつかないとのこと。本当でした。

 きのこや野菜をたっぷり入れて鍋焼き風にしました。家人は美味しい美味しいと喜んでくれました。結果ご飯はまた余ってしまいました。

 私はまだ満足とは言えません。私の不満は調理法にあるのかもしれません。調理をさぼろうと何でもかんでも鍋に入れたのです。今度は野菜料理は別に作り、鍋の具を少なくする事にしましょう。きっともっと美味しくなるでしょう!
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泥ネギ

2009-12-19 10:20:41 | 衣・食・住
 木曜日泥ねぎを一束買いました。折りたたんであった緑の部分を延ばすと40cm以上あります。昨日は午後のエスペラントの学習に行く前にこれを荒みじん切りににしてショウガを一かけ(一袋と言うべきでしょうか)摺り下していためました。フライパンいっぱいだったネギが3分の一ほどになりました。夕食に使用する分を除きトレーに薄くのばし冷凍にしました。
 私は使えるものを捨ててしまうのが嫌いです。ですから泥ネギの季節のなるとそれを買います。枯れてしまわないうちに下ごしらえして冷凍します。これは結構便利です。味をつけていなので麺類につかったり、昨夜は湯豆腐の上に削りかつおと一緒に載せました。
 白い部分はプランターの土に埋めておきます。

 この前テレビでショウガ蜜の作り方を見ました。早速実行しました。皮を向いたqョウガを薄切りにして黒砂糖と三温糖と水で煮ました。さて蜜を取った後のショウガどうするのかそこまでは知りません。
 そこでしょうゆと料理酒を加えて炒るように煮ました。最後に大量の削り節とてのひらいっぱいの白ゴマを加えました。ショウガの佃煮です。とても美味しかったです。

 料理は工夫次第でいろんなものが美味しいものに変身します。工夫し、新しい味を生み出す事は実に楽しい事です! 
 
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さようなら、休暇

2009-12-14 13:57:41 | エスペラント
 
もう2年半になるだろうか、わがエスペラント会はエスペラント学習グループの数を減らしました。当然講師数は少なくなります。自由になりたかった私は喜んで毎週の講師役からはずれました。

 だけど自由時間と言う物はなかなか増えないものです。相変わらず駆け回っています。
 この度、一人講師が辞めるのでどうですかと打診され少々迷ったのですが、講師をしてもしなくても忙しいのならもう一度自分を試してみようかと引き受けました。休んでいた期間、ドイツその他でエスペラント経験し、こうすれば良かった、こうも援助できたかもと考える事も多々ありました。その気持ちを忘れない事にしましょう!

 12日川崎で行われた神奈川のザメンホフ祭でこのクラスの人たちと会いました。女性が多いのですが、彼女たちが私との出会いを喜んでくれました。始めたらきついだろうと言う私に友人がすぐ慣れるわよと励ましてくれました。せいぜいみんなが楽しめ、かつ進歩するように手助けしたいと思っています。

 懇親会にも参加しました。なんとあのリンス氏が同じテーブルに座りました。初心者を自称するA氏が(かれも私のクラスになるはず)理解できないので話の内容を教えて欲しいと言います。私は日本語とエスペラントのちゃんぽんは苦手なのでどちらかと言えば聞き役になってしまいました。
 リンスさんは娘さんが川崎で働いているので川崎に滞在していると言う事でした。

 話が途切れそうになったので若者達に声をかけて私達のテーブルに来てもらいました。若者たちは屈託なくおしゃべりをしていました。エスペラントのスラングを彼らは楽しんでいるようで、リンス氏にどんなスラングを知っているかと尋ねていました。若者が例に挙げた単語は今の日本の若者言葉と同じようで私には説明されなければ理解できない、長い数個の単語の頭文字を取った、つまり短縮された言葉なのです。さすがにそれは大ベテランのリンス氏も理解できなかったようでした。

 それにしてもエスペラントに短縮された言葉が必要とは私には思えませんでした。ゲームとしてなら楽しいでしょうが、何かのレポートに短縮されたこれらの言葉が次々と書かれたらきっと暗号の用になるでしょうね!

 このような現在の若者言葉をかれらが老人になった時、やはり自分の文化として発展させし使用てゆくのでしょうか。老人になった彼らと出会いたいのですが、もう30年など生きられないのであきらめます。

 私にA氏はエスペラントを学ぶのにいろんな言語を使わせてほしいと言いました。でもエスペラントを学ぶ場にフランス語や英語や中国語が飛び交ったら仲間たち全員が理解できなくなることもあり得るので彼の主張は理解できません。講師もいらないでしょうね!こう言う人とどう話し合えば良いのかわかりませんね。
 英語や他のヨーロッパ語ができる人は綴りから意味を推測できる単語もあるでしょう。日本語しか知らない人よりはるかに上達が早いはずと言ったのですが・・・。

 そういえば、外国語学習をそのような方法で矢ているグループについて以前聞いたことがあります。最近はポスターやチラシを見なくなりました。成果はどうだったのでしょうね。

      
 写真は折り紙で作った松飾です。
 3回の講習だったのですが、忙しくて2回しか行けず家でようやく仕上げました。三角のピースを沢山折ってて組み立てるこの折り紙は素晴らしい講師はと言っていましたが、私には向いていないようでした。
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地球温暖化の恐怖

2009-12-09 10:19:07 | 平和
 先日、NHKの未来への提言を途中からでしたが垣間見、釘づけにされました。

 人間が自然の恵みを浪費することは単なるもったいないと言う話ではなく、人間の存在そのものを危険にさらしているのだと自覚すべきであると感じました。つまり、温暖化によって低地の島国が埋没すると言うだけではなく、人間と言う種の存在自体が危うくなるかもしれないと言う事を知り唖然としました。

 例えば、アフリカや東南アジアの未開の地へ人間が進出すると野生動物の生息地が狭くなり、今まで接触のなかった種同士が接触する事になります。
 つまり今まで接触のなかったサルとか大コウモリとかに人間が接点を持つ事になるのです。
 野生動物は人間にとっては未知の病原体を持っており、彼らはすでに免疫を持っていますが人間は持っていません。。人間が新しい病原体と接触して発生したのがエイズとか豚インフルエンザその他いろいろいろ病気です。

 その他にも、温暖化によって南極北極の氷が大量に溶けだした時、何億年も氷の中で眠っていた病原体も復活する恐れがあるそうです。

 これは私の勝手な想像ですが、もしも氷河期に原人たちを滅ぼした病原体が息を吹き返し地球上に蔓延したらと想像すると・・・、その時私の寿命は尽きているからとうそぶいてはいられないように思います。

 つい先日スコットランドで波力発電が実際に動き出したとニュースが伝えていました。スコットランドは北海油田で得た技術をこの発電の発明に応用したと言う事でした。
 波力発電の良さは太陽光発電と違い昼夜を問わず発電できる事だそうです。日本でも、研究されているようですがまだ実用化されていません。
 海に囲まれた日本にとって適した発電と思います。早く実用化して欲しいです!
 
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銀座のミツバチ

2009-12-01 08:49:01 | 雑感
 昨日は寒かった。終日ぼんやりと過ごす。夜はテレビの前で過ごしました。銀座のビルの屋上でミツバチを買っている話が面白かった。初めは銀座周辺(公園や皇居)の植物からはちみつを採取できないかと考えたのだが植物に変化の兆しが見え、今は蜂蜜の収穫と共に自然環境への変化にも注意を払うようになったと言う。

 例えば、ソメイヨシノの樹。以前は桜が散った後、実がなることはあまりなかったが、実が沢山なるようになり、それを食べる小鳥が増えた。その小鳥たちは実ばかりではなく毛虫も食べるようになり寄生する虫が少なくなったと言う事です。

 銀座ではミツバチの為に屋上に畑を作ろうという運動も起こり、なるべく食べられる植物を植えようとと働きかけているそうです。
 それを消費すればまさに地産地消ですね。

 ミツバチの習性についての話も面白かったですね。
 ミツバチは身体に農薬がつくと巣に戻ってくるものの決して巣の中に入らず死亡すると言うのです。つまり悪いものは住処に持ち込まないのだそうです。例え本能とは言え理性を持つと言う人間より賢いのです!

 ミツバチには西洋ミツバチと日本ミツバチがおり、日本ミツバチは身体に虫が寄生するとお互いにそれを取り合うので病気にも強いそうです。ただ巣作りをさせる事が難しかったがその巣を作った方がおり、今日本ミツバチも養蜂していると言う事でした。これはアジア種なのでアジアのあちこちに似たような蜂がいます。アジアの人たちが地元の蜂を飼う事が出来るようになれば、その生活も少しは良くなるだろう言う壮大な話もありました。実現するといいですね!!
 そして今、アメリカのホワイトハウスでもミツバチを飼っているそうです。

 今年6月、ドイツの友人の所に泊めてもらいました。庭にミツバチの巣箱がありました。蜂蜜も収穫できると言う事でした。

          

 私事ですが乾燥していたゴーヤを今日食べきりました。バナナミルクセーキに入れていたのですが好きな、黒ゴマとクルも入れました。ボリュームたっぷりです。最近の朝食はこれとアロエジュースのみ。
 コーヒーもお茶も温かい方が好きな私は寒くなってからは電子レンジで温めました。するとモコモコと膨張し、まるでお粥のようになるのです。今、この奇妙は食べ物を食べています。
 でもですね、春頃より手の肌が滑らかになったように感じます。ゴーヤは無くなりましたが当分この粥状のバナナミルクセーキを食べる事にします。
 もっと乾燥ゴーヤを作っておけば良かったと思います。来年はまた緑のカーテンを作り、乾燥ゴーヤを大量に作ろうと思っています。
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