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生きること:過去と未来とエスペラントと

5月16日(水):暖炉の前で

2012-06-25 12:07:57 | ケチケチドキドキカナダ旅行


 朝から濃霧が立ち込めています。霧は時には雨になり風で窓を打ちます。本当に運がよいのです。ガスペで小雨にあっただけでこの日まで晴天でした。テレビはありますが一度も見ませんでした。姉はペルセに来てから時間があるとパソコン暮らし。フェースブックに写真を載せたりして友人たちの反応を見ていました。
 友人はエスペラントの音読と食事の後片付け。初めは前置詞の前で呼吸を入れたり、複数形のJを読み忘れたりしていたのですが、聞き易くなり、凄く上達しました。
 私は、彼女に読み疲れたら私が少しは代わるから聞き役にまわってと言ったのですが、彼女は疲れも見ぜズ読み続けます。これで上達しなかったらどうかしていると思いながら、お茶を入れたり食事の支度をしたり…。食事の支度も家にいる時と違い旅の気易さか苦にもなりません。

 午後2時、姉がパソコンを貸してくれました。実はここは携帯電話は圏外となり繋がらず、今日の約束も姉のスカイプからベルリンに電話をし双方のスカイプをつなげたのでした。

 時間になると孫娘Eが私の贈った浴衣を着て現れました。昨年Eは日本語学校の夏祭りに甚平を着て参加したのです。ところが日本人のみなさんに『Eちゃん、忍者みたいでかわいいね!』と言われ、なんで忍者が可愛いのかと憤慨していたと聞き、季節外れに下駄付きの浴衣を買っておいて送ったのでした。下駄などはけないと言われるかもと思い、緒につけてサンダル風にはけるように赤いモミで紐を作って緒につけました。これもとても気に入ってくれたようです。幼稚園のお別れパーティーにも着てゆくと意気込んでいました。
 いよいよ息子の長男H2歳半が登場しました。パンツ無し!
 姉は6歳の誕生日に友人を6人招待しました。所が一人家族旅行に行くので来れなくなったのだそうです。どうしても招待客を6人にしたくて、弟招待しのだそうです。かれは大きい子と同等の待遇を受けてすっかり興奮したようで、母親と共に早々と画面から消えました。喋ったり歌ったたり、一時間近く楽しく過ごしました。姉がパソコンを暖炉に向けて部屋の映像をを見せると、Eも行きたいと興奮していました。最後にさようならを言うと、Eがパソコンにキスしようとしたので向こうは父親がやめろと大騒ぎしていました。
 インターネットの進歩は想像を絶します。距離と時間の隔たりを超えて親しく繋がることができるのですから!

 夕方雨が止みました。いよいよ明日は中央カナダエスペラントの集いに出発です。
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