友だち：Amiko

　久しぶりにフランスの友達からメールが来ました。長いこと便りがなと自作や他作の詩とか自分が興味を持った記事などを送ってよこします。ですから決してべたついた友人関係ではないけのですが、気にかけていてくれる人がこの世界に存在するするというのは嬉しいことです。

　この度の文はシュバイツァー博士の言葉です。言葉の内容は若さとは年齢ではなく未来志向、積極的な行動力と感受性の豊かさをどれだけ保ち続けられるかという事と相関するという事です。興味のある方は読んでください。

Por resti juna :
La juneco ne estas periodo de vivo, ĝi estas menso-stato, ĝi estas impulso de volo, viglo de kreema imago, forto de sentoj, venko de kuraĝo super la malbraveco, triumfo de aventura spirito kontraŭ la pigreco.
Neniu maljuniĝas pro la amasiĝo de vivo-jaroj: oni maljuniĝas nur kiam oni forlasas siajn idealojn.
La haŭto faltas laŭ la fluo de jaroj, sed la fakto rezigni je entuziasmo donas faltojn al la animo.
La ĉagrenoj, la dubo, la manko de memfido, la timo kaj la perdo de ĉiu espero estas kvazaŭ longaj, tre longaj jaroj, kiuj kuntrenas la kapon al la tero kaj kurbigas la menson en sia rekteco al la polvo.
Eĉ se oni aĝas sepdek aŭ nur dek-sep jarojn, en ĉiu el ni funde de la koro vivas la nostalgio de plezurego, la admiro kiu grandigas nin fronte al la eternaj steloj, la eternaj aferoj kaj pensoj, la aŭdaco libera el ĉiu timo, la serena ĝojo, la apetito vivi kaj la infana nesatigebla atendo pri tio, kion la morgaŭo alportos al ni.
Vi estas tiom juna kiom via memfido kaj tiom maljuna kiom viaj duboj, tiom juna kiom via fido kaj tiom maljuna kiom viaj timoj, tiom juna kiom viaj esperoj kaj tiom maljuna kiom viaj senkuraĝigoj.
Vi restos juna tiom longe kiom atingos vian koron la mesaĝoj de beleco, de ĝojo, de aŭdaco, de grandeco, de homa estulo kaj de senfineco.
Kiam vi malsupren lasos pendi viajn flugilojn, kiam kio plej profunde vivas en via koro estos kovrita de neĝo de pesimismo kaj de glacio de cinikismo, nur tiam vi vere estos fariĝinta maljuna.
Albert Schweitzer

リタイア貧乏

　人が集まるという事は大変なことです。寝るのに子ども3人に枕がありません。息子にメールしたら子どもたちに枕はいりませんという返事がきました。確かにきちんと枕に頭を乗せて寝ている子どもは少ないですね。ですが、旅をしてきて寝るのに枕は節約という事になると寂しいかもしれないと考えました。クッションをいじりながらこれを転用できないかと考えました。そこで布を買ってきて筒状に縫い両端をリボンで絞りまくらを3個作りました。

　リボンは贈り物についていた物の再利用です。

　枕を作りながら番組を選ぶこともなくテレビを付けていました。その内容が定年退職後に生活苦に落ちる人が増えているという内容でした。定年後収入は減っているのに長年の夢を果たそうと豪華な海外旅行とか高級車や高級カメラを購入楽しく交友関係を拡げているうちに老後の蓄えが消えていたり、消えかかっている事に気づく人が多いのだそうです。そうなってからパートに出る人も増えているとか・・・。

　私など、思い切って枕を買ってしまえばよいものを、今度限りで必要なくなると思うととても買いそろえる気にならないほどの貧乏性です。夫とくれば福祉活動をしている生活協同組合に参加しました。地域に保育活動の拠点を作るのだそうです。活動しているのは女性ばかり、黒一点でビラまきをしたり等々。その他老人体操の世話役とか紙芝居等によるボランテイアとか嬉しそうに働いております。その交友関係の広がりは私など想像もつきません。後3ヶ月余で79歳。まあ働けるだけ働いてもらいましょうか。

　夫婦共々貧乏性。金は稼ぎませんがひどく浪費する事もありません。私たちの生活にリタイアという言葉は関係ないようです。

ナツメ

　先日生協の申し込みにナツメがありました。ナツメには色々と思い出があります。高校時代角館の友人宅の裏庭に大きなナツメの木があって数人で土曜日の午後食べに行ったこと。生の実はそれほど甘くはありません。漢文の時間に中国では砂糖の代わりに乾燥ナツメを使うと聞いて、一度試してみたいと思ったのですがナツメの木を手に入れることはできませんでした。

　韓国と合同のエスペラント大会に参加した時、ソウルのコンビニストアでナツメ茶なる物を見つけました。飲んでみるととても美味しく、元気がでる様な感じでした。大会中の遠足でお土産屋などで探したのですが見つかりませんでした。空港にもありませんでしたから、庶民的飲み物なのかもしれません。

　ナツメを早速購入しました。ところが種入りだったのです。痛んでいる手では種を取りだすのは一苦労です。ですがライ麦入りパンにクルミや他のドライフルーツと入れらるとても美味しい！パンを焼くのは機械がしてくれますが、フルーツ等を大量に挿入するには決められた時間にパン焼き機の傍にいなくてはなりません。機械に任せて出かける事も出来ないので拘束時間が長くなります。それでも美味しいと喜ぶ家族のために、混ぜるものを多くすればするほど少量ずついろんなものを食することができるだろうという思惑からパン焼きに励んでいます。

　ドイツから息子家族を迎える準備がほぼ整いました。息子の妻が食物アレルギーだったことを思い出だしました。メールで確認したらナッツ類は危険だそうで、クルミも危険な食べ物だそうです。私たちが美味しいと思うものでも食べられない人がいることを再確認しました。彼らが滞在中は食べ物に注意しなくてはなりません。

　彼らが来たら来たで帰るまでは気が抜けないでしょう。

野菜を売る人

　雨の晴れ間に車でスーパーに行きました。帰りに駐車場に続く道のわきに車を置き老人が野菜を売っていました。半年ぶりの再会でしょうか。息子一家に車を貸したので３月～６月、私はバスで買い物しており、この道を通らなかったせいでしょうか。

　この夏も元気で過ごされたのですね。なぜかこの老人を見るとホッとします。兄の姿と重なるせいかもしれません。トラックの荷台には茄子が一袋と胡瓜が数袋のっています。これが彼の商品の全てです。値段はすべて100円。茄子と胡瓜を２袋買いました。『茄子はもう終わりですか。』『花が咲かなくてねぇ・・・。』
　並べていない袋から小さなキャベツと大きくなった胡瓜を取り出しておまけにつけてくれました。彼は野菜を売っているのではなく、きっと野菜で人と会話する権利を買っているのでしょう!

　今日は雨、気まぐれに強くなったり弱くなったりしながら降り続いています。台風は静岡に上陸したとか。埼玉などでは突風が吹き大きな被害が出ているようです。私たちの所を通過するのは３時間ぐらい後だそうです。夕方は天気になっているでしょうか。

台風の前触れ

　激しい雨に目覚め、5時に起きてしまった。雨台風かと思いテレビで天気予報を見ると台風はまだまだ遠くにいるようです。雨戸をあけて外の様子を窺う。芙蓉の花ビラが蝶のように風に揺れ雨に打たれているが、散る事もなく風雨に抵抗ていました。暗く重い雲の下揺れるさまは不思議とと図太く、しかも妖艶でした。

　今日は買い物の日。明日は台風が来るという。外出すべきか、今日明日と手持ちの食材でしのぐが思案中です。

小鳥たちと芙蓉

　先日から外でせんべいをかじる様なバリバリという音がします。なんの音かと思ったらシジュウカラが芙蓉の葉をかじっていました。彼らが去ってから近くに行って見ると食いちぎられた跡がありました。葉を食べるのでしょうか。良く見るとその近くにラッパ型に丸まった葉っぱが幾つもありました。もしかしたら虫の巣かもしれません。
　メジロも良く来ます。彼らはチッチとさえずりながら葉を揺らし忙しく飛びまわります。虫を食べているのか種を食べているのか・・・。
　いちばん大人しいのはスズメです。時にはチチチュと啼きますが、葉っぱだけが揺れていることが多いです。

　こんなに筒状になった芙蓉の葉を見たことは今までなかったように思います。これも暑さのせいで新しい虫が現れたのでしょうか。

　私と言えば大忙しです。引越し以来使っていなかった寝具を出して家族を迎える準備をしています。岩手に行った息子にも元気な家族が再会する機会はもうないかもしれないからと土日を使ってくるようにと言いました。夕食を共にしようと思ったら近くにいる姪も含めると総勢12人。外食は出費が多すぎます。家ではこの狭い居間にどう座るかと考えあぐねています。寝る時はどうするかと部屋の整理を始めたのですが押し入れからはモノがあふれ、処理の仕方も見つからずに品物の中で寝起きしています。後半月でけりをつけなくてはと焦るばかりです。

　ですが、息子家族が離日した翌日からエスペラント大会。今一番にすべきことは大会参加の準備をしておくことかもしれません。

日本水産物の輸入禁止！

　昨日ニュースで大々的に報じられていたのですが韓国は福島をはじめ、茨城、群馬、宮城、岩手、栃木、千葉、青森県で獲れる水産物を全面的に輸入禁止にするとのこと。その他の地区にも放射能に対する検査証明書を要求する事もあるとか。韓国では最近水産物の売り上げが落ちているので地元の食材を買ってもらうのが狙いらしいです。

　日本政府は国内で販売されているものは検査しているから大丈夫と言っています。ですが、東電のごまかしが表面化するにつれどれほどの放射能が海に漏れていたのだろうかと日本人の私でさえ不安になります。日本国内の細かなことなど伝わらに他国では当然のことのように思えます。他国が日本の水産物に危険かもしれないと危惧を抱いた時に大丈夫、それを風評被害であると否定する材料を日本政府は持っているのでしょうか。


　昔工場の汚水を水で薄めて放流していた工場がありました。検査では薄くなるでしょうが垂れ流しにされた汚水の量は変わらないのです。海に流れ出た放射能汚染水も薄められるでしょう。本当のところどれほど流れ出たかは誰にも調べようがないでしょう。

　2日前だったでしょうか、汚染水を入れたタンク近くの地下水からストロンチュームを含む放射能が検出された、放射能汚染水が地下水に到達するかもしれないと報じられていました。地下水と混じって放射能が拡散されたらもう人間の手には負えなくなるでしょう!

　政府はオリンピック誘致のために汚染水処理を国家として行うといっているようですが、今できるのならなぜ2年前にできなかったのでしょう!原発を推進してきたのは自民党です。事故の時自分たちは野党だったなどという事は理由になりません。もし自民党が国で処理しようと提案したら多くの国民は賛成したはずです。オリンピックを誘致できなかったとしても企業存続だけを願っているように見える東電の言う事を鵜呑みにしないで実行して欲しいものです。

　
　それにしても腹が立つのは国が汚染処理に乗り出すと言い出したとたんに東京電力の株価が上がったことです。

Kanto de ABC

久しぶりにPola Retradio　を聞いていたら楽しい歌に出会いました。日本人が作った歌だそうです。エスペラントのABCの歌です。気分転換に探してみました。

　https://www.youtube.com/watch?v=nZEOY7Qu0TU

　なぜか音が出ません。パソコン音痴の私には対処の仕方がありませんが、聞いてみてください。

重ね煮

　新聞などの記事に興味を持つとすぐに切りぬく習性があります。使わない時は保存用の箱の中に放り込んでおきます。時々点検し興味が薄れた物は廃棄するのですが何年も保存され続けているものもあります。

　いつの新聞記事でしょうか、重ねに関する記事を見つけました。重ね煮は中国の陰陽の考えから生まれた調理法だそうですが、作り置きができるというので試みました。でも野菜をたらふく食べる我が家では新聞に載った作り方で煮てみると美味しいねと一度で無くなってしまいました。その上写真はあるのですが文字ではちょっとわかりにくいのでネットで探してみました。

　ここには基本のレシピがありその応用がありました。10月には5人も食事する人が増えるのです。作り置きできるものは嬉しいです。少し研究しようと思っています。付け焼刃だったりしてうまくできない事もあるでしょうけれど・・・。

　重ね煮のレシピ
　http://blog.bookpeople.jp/kasaneni/base.html

http://www.toneri-mina.com/index.shtml

ばら色の雲

　今朝も早く目覚めました。昨夜寝たのは10時過ぎでした。睡眠5時間足らずで目が覚めました。年齢のせいで睡眠が浅くなっているのかもしれません。それならと起きて段ボールに立てかけておいた書類の整理をしました。といっても全てが捨てられるわけでもなく見た目はそれほど片付いたというわけではありません。

　5時ごろ突然空がばら色に輝き美しさに見とれました。10分前後でその輝きは消えましたが久しぶりにゆったりとした気分になりました。今日も暑くなるでしょう。

　昨日は朝早く近くのスーパーに出かけました。何しろ1日何度でも使える10パーセント割引券をもらったからです。予備のシーツも多くあるわけではなし来客に向けて買わなければと思っていて矢先でした。買い物を前倒ししました。このスーパー日曜日は5パーセント引きです。10パーセント引いた額からまた5パーセント引いてくれました。なんだかとても得をした気分です。

　アベノミクスは物価上昇を狙っているとか。物価上昇後に収入が上がると豪語していました。ですが、これは年金生活者には当てはまりません。おまけに年金支給の額の減額が検討されています。アベノミクス構想もばら色の雲のように瞬く間に消えてしまうのでしょうか。