glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ニュースを見ながら

2006-04-29 09:16:30 | 平和
 昨日も今朝も横田早紀江さんの演説のニュースを見るたびに涙が止まらなくなります。アメリカが議会で取り上げ大統領も会ったというのになせ日本の議会では20年以上もこの問題を無視してきたのでしょうか。1990代初めには東ヨーロッパ経由で届いた手紙のことなど週刊誌などで語られていたはずです。

 早く北朝鮮の拉致問題を解決して欲しいです。それと共に私は私が子どものころ世話をした女の子、弟妹を自分の手で育てたいと17歳で北朝鮮に渡った女の子を思いだします。
 北朝鮮では出身が成分という階級に分類され、日本から帰国した人々が最下位と云う話を聞いております。その子は母親が日本人です。もう50歳を過ぎたでしょう。
 彼女はどうしているのでしょう。

 彼女を弟妹と共に北朝鮮に送り出したのは日本に住む北朝鮮系の人達でした。でも、人が自分の祖国を大切と思うのは当然と思います。
 私たちも北朝鮮の人が憎いのではありません。ただ、拉致や差別を許せないと思うだけなのです。そしてそれを是正する力を持っているのは北朝鮮を祖国としている方々ではないかと感じています。
 北朝鮮を祖国とする方の力添えが有れば問題解決は早められるでしょう。協力して下さい、拉致された人たちだけでなく、生活に苦しむ同胞のためにも・・・。と思いながらニュースを見て涙しています。
 
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ネパールの民主化運動

2006-04-22 10:36:00 | 平和
 現在、ネパール民衆による民生化要求の運動が盛り上がっているようです。治安部隊が発砲し3人が死亡、多くの人が怪我をしたとニュースは伝えています。かれは毛沢東主義を唱え山岳地帯でゲリラ運動を展開する人達とは思想が違うと思います。しかし、目立った事件がない限りニュースとして報じられることはあまりありません。私達はもっと自由に豊かに生活したいと願う人に目を向けるべきかも知れません。

 以前ネパールには中間層がいないも同然とききました。お金がある人は教育を受け、国外に出てゆくので、中間層は薄く、王の下にすぐ民衆がいるようなものだと。つまりクッションになる層が薄いらしいのです。
 以前、文通していた青年もドイツのエスペランティストの世話になり国外脱出に成功しました。

 一昨年ネパール人とあった時、ゲリラたちも外国人たちに危害は加えないと言っていましたが、3月25日、エベレスト近くの小さな村で男女のエスペランティストが拘束されお金を要求されました。彼らは20000ルピー(約280アメリカ㌦)支払って釈放されたと言うことでした。額が大きいか少ないかは別として、観光以外に産業が少ないネパールにとって、観光客の減少は打撃となるでしょう。

 ネパールが普通の人の生き易い国になってくれるよう願っています。
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ボランティアを申し込む

2006-04-21 15:31:43 | 家族・友人・私
 昨年までしていたボランティアでしたが、今年は協会の組織変えのため継続申込みができ無くなりました。つまり、全員新規申込みになるのです。その上、参加方法も変わるらしいのです。
 面接日がすべて土曜日、研修も土曜日。私にとって1番いそがしい曜日です。5年半続けたこの仕事を辞める決心をしました。

 先日、担当者から面接日を変えるので続けてもらえないかと言う電話を貰い続けようかと言う気になり、昨日面接に行って来ました。

 昨日は強い風が吹くかと思うと激しい風雨、かと思うと強烈な陽射し。まるで心迷う私のような天候でした。

 今回は若い人の申し込みが多いと言うことです。若い人が精一杯力が発揮できるように彼らを支えられるような位置に身を置きたいと思います。

 また、はじめの一歩!
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まだ、まにあうのなら

2006-04-18 10:13:05 | 平和
 『まだまにあうのなら』これは1987年に出版された『湧』と言う雑誌の増刊号です。放射能の恐ろしさを訴えっています。この雑誌をどんないきさつで手に入れたか記憶はありません。

 『チェリノブイリ、そして日本』これは『性と平等社』が、チェリノブイリ事故直後の1986年10月に出版したものです。『性と平等社』はエスペラントで出版されていた『 SEKSO kaj EGALECO 』という雑誌を日本語に訳して出版していましたので、これは多分エスペラントの日本大会で手に入れたものでしょう。

 どちらも技術に対する過信と自分たちは大丈夫思う人間の自負に対して警告を発しています。

 1986年4月26日旧ソ連、現在のウクライナのチェリノブイルで原発事故がおきました。この事故で原発職員や消防士救助作業員等20万人が被爆し周辺住民数100万人が被爆したそうです。
 現在、ウクライナとチェリノブイリに隣接するベラルーシで当時子どもとして被爆した人から生まれた子ども達に免疫機能の以上が背景とされる膠原病などの異常が起きていると言うことです。しかし未だに放射能との因果関係の研究は進んでおらず、治療方法も確立していないようです。

 日本でも原発事故がありました。今私たちに何ができるか、考えるべきでしょうか。
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訃報

2006-04-17 13:42:02 | 福祉と教育
 昨夜昔の同僚から電話が入った。私達が働いていた地域福祉作業場の利用者の父親が亡くなったという電話でした。

 倒れた父を看病し、最後まで看取ったのは知的障害者と言われているその子 ーもう、40歳いですが私から見るといつもの息子と同様その子ですー でした。

 私の付き合った人達の中には社会的に作られた知的障害者ではないかと思える人が多くいました。彼は癲癇と言う持病がありましたが、行動においても、判断力においても、しっかりしており時々発作を起こす以外、どこが欠けているかわかりませんでした。ただ、時には学校で発作を起こしクラスに迷惑を掛けたかも知れません。

 家事をこなし、自分の預金や小遣いを管理できる少女は4月1日生まれ、母親に少々問題がありましたが彼女自身は文を書かせてもきちんとしており問題はありませんでした。多分、小学校入学当初は自分を表現できなかったかも知れません。そして母親がそれを代弁してやることが出来なかったと思いました。

 世の中には幼い時期に区別され、社会的に知的障害者のレッテルをはられた人が結構多くいます。一度はられたレッテルははがしようが無いのです。

 世の中にはいろんな人がいます。レッテルではなく、その人の実際の生活を見て理解して欲しいものと、思い出に浸るうちにみなさんにお願いしたい気持になりました。
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ユダとイエス

2006-04-16 09:34:19 | エスペラント
 先日、高校で社会科を教えている友人から面白い話しを聞きました。
‘ユダはイエスを裏切ったのではなく、イエスの命令に忠実に行動したのだ’という説があると言うのです。
 クリスチャンでない私にはほとんど関係の無い話ですが、かれらには不敬と思われるかもしれませんが、聖書を長編ロマンと見ている私は興味をそそられました。その話の根拠はわかりません。

 実はエーテボリのエスペラント世界大会の時に面白い本を見つけて買いました。

題名は: “ LA TAGO KiAM JESUO PERFiDiS JUDASON ”verkita de MANUEL SEbRA

 “イエスがユダを裏切った日”

 イエスに絶対的信頼をおき、彼がどんな苦難からも脱出できると信じていたのにイエスが磔(はりつけ)になってゆく姿を見て信頼を裏切られたと嘆くユダとイエスの教えがユダヤの民族を超える物語りです。


 中々面白い本です。
 
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寒の戻り

2006-04-15 08:47:05 | Weblog
 昨夜のニュースでは今日の気温は寒の戻りだそうです。桜も散りました。寒の戻りとは季節感が有りません。桜の頃‘花冷え’と言う寒さがありましたが今ごろ‘寒’とは!

 先日より花粉症で苦しんでいます。これも私としては時期がづれています。
  

 先日ロシアのアレクセイから便りを貰いました。私のブログを読んで日本語の勉強の足しにしているのに、最近私はブログを休みがちだからです。小説と違ってブログは話し言葉です。臨場感(りんじょうかん)があって面白いのかも知れません。
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格安航空券を注文!!

2006-04-12 15:17:50 | エスペラント
 夏のエスペラント世界大会への参加の準備の一つは格安の航空券を見つけることです。まず大会参加のプランを練り、それに合わせて航空券を捜すのです。
 今年はイタリア往復と考えていたのに、ヨーロッパに来るのなら子どもが生まれるのだから、顔を見に是非寄って欲しいと息子から電話がありました。断ることもできず、予定に加えました。 格安航空券を扱っている店を訪ねたのですが、昨年よりも運賃が高いので、昨年、ニュージランドに行くときに使ったインターネット専門店にも申し込みしました。やはりこちらの方が安かったです。
また、7月20日まで運賃は安いということに気が付きました。それでは早めに出発する事にして息子の会社にメールを入れたら、出張中と言う自動メッセージが返って来ました。

 ようやく出発を早める事にして計画がまとまったと思ったら、係りがなんと行き先を勘違いしていたので、はじめからやり直し・・・。予約段階で気が付いたから良かったものの切符が来てからでは遅すぎます。おお恐い!! 結局、旅行会社との交渉を始めてから決定まで10日間を要しました。

 最後は到着したい時間と合致しないので1日早く到着し、イタリアはミラノから電車を使うことにしました。宿泊代を払っても最初に見積もってもらった会社より5万円強安くなりました。
 でも、決るまではしつこいほどに確認し、いろいろな手立てを考えるので、気力と頭の働きを要求されます。何才までこの作業ができるのでしょうね。
 多分、切符を自力で買えなくなった時、私の旅も終るのかも知れません。

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国籍とは?

2006-04-06 07:57:15 | 雑感
 最近、外国に住む知人から子どもにその国の国籍が欲しいと臨月になってから入国し、その国籍を得た日本人の話しを聞きました。

 私の知人で弟がアメリカ生まれで国籍が二つ有るが、一定の年齢に達した場合日本かアメリカを選ばなければならないが、アメリカを選ぶと兵役があるので、弟自身が迷っていると言っていました。わざわざ他国に出かけて出産するその意図はなんなのでしょうね。知っているかたは知らせて欲しいです!

 一昨年トンガに行った時のことです。日本の女性がトンガ人と結婚して国籍もトンガにするというので、先輩女性が日本国籍を保持するように必死ですすめたそうです。人種間差別がまだ存在するように、国籍差別もあると言うことをその時知りました。例えば子どもに高等教育を受けさせたいと思い、日本の大学に入れたい時に、日本国籍なら、簡単であるがトンガ国籍だと難しいと言うことでした。それは近くのニュージランドに行く時もトンガ国籍だと制限されるそうです。
 子どもの為に自分の生まれた国の国籍を保持しようとするのは分りますが、なぜ他国の国籍を子どもに与えたいのか良くわかりません。 

 子どもがその国の国籍を持っていたら、教育を理由に親も移民できるのでしょうか?

 知りたいところです!
    
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バタフライと言う名の地雷ご存知ですか?

2006-04-03 07:23:48 | 平和
 雑誌KOMENCANTOの巻頭を飾るのは"Kiel tio komengi^is"と言う記事です。人の数だけ固有の人生があります。言語、宗教、習慣等の違う人々がそれぞれの人生を語るのですがエスペラントを話す人々には何か共通の情熱を感じ、私の好きな記事です。

 2006年N.1に登場しているのはイタリアの盲人エスぺランティストAldo Grassini 氏です。彼は6歳の時遊んでいて、落ちていた爆弾が炸裂し、視力を失いました。1955年彼が15歳(?)の時、ボローニャで第40回世界エスペラント大会が開かれた際、彼に点字などを教えてくれていた指導者が点字のエスペラント文法書を手に入れ、彼に贈りました。これがエスペラントを学ぶきっかけとなりました。彼の夢は世界を旅するような仕事につくこと、いろいろ人と知り合いたいということだったそうです。21歳でイタリア盲人エスペラント会の事務局長となり、26歳で国際盲人協会の事務局長となり、現在は今年フィレンツェで開かれる第91回世界エスペラント大会の実行委員として働いているそうです。
 彼は言います。彼にとって世界とは:衣服、言葉、習慣など異なっているが、自分と全く同じ心を持った人々なのだと、だから、人と知り合うのが好きであると。

 私の心は痛みます。彼が、もし爆弾を手にする事が無ければ、またそれが破裂する前に大人が危険に気付けば、彼はエスペランティストにならなかったかもしれないが、視力を失うことは無かったでしょう!
 現在、東南アジアのあちこちに、この危険にさらされた人々が多くいます。地下に埋めた地雷は確かに恐怖です。しかし、私はバラフライト称する地雷ほど人間の悪意を感じる地雷はないように思います。私が手にしたのは木製模型です。
 10cm×6cmぐらいでしょうか。本物は綺麗な色をしたプラスチック製だそうです。この地雷は空から撒きます。手軽なので沢山撒くことができます。軽いので風に乗って広範囲に飛んでゆきます。ですから回収は困難です。それに、プラスチックですから中々腐食しないでしょう。
 
 爆薬は人間の肉体を5kg失わせる量に設定されています。軽く綺麗ですし、子どもはおもちゃと勘違いしがちです。また草むらなどに隠れてしまった時、気付かず大人も踏むこともあるでしょう。
 このような武器が世界に存在すること、私たち日本人が、思っているほど世界は平和で無く、私達がいつ危険に巻き込まれても不思議でないことを自覚して欲しいと特に若い人にお願いしたいです。

 ちょっと説教じみましたか? 反省!
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種まきの季節です。

2006-04-01 10:28:53 | 家族・友人・私
 昨秋、姉からオレンジ色に熟れたゴーヤが送られて来ました。
中には毒々しいほど赤い綿に包まれた種が入っていました。もう春です。種まきは何時がよいかと姉に電話をしました。

 私は播いたけれど、また寒くなってしまったから、急がなくて良いと言うことでした。でも、電話を受けたのがよほど嬉しいらしく何度も電話ありがとうと繰り返していました。こんなときだけ疎遠にしていることをちょっとだけ後悔します。

 引越しをするかもしれないので地面には播けません。
古い鉢に入っていた土をまるでパゴダのように日のあたる所に積み上げ、今篩いにかけています。来週はタネが播けるでしょう。

 芽を出しているのはモロヘイヤのようです。モロヘイヤはジュートと同じとSerenaさんが教えてくれましたが、エスペラントでJUTO と言ったら見なさん納得してくれるでしょうか。少々疑問です。ラテン名はどういうのか私には調べようがありません。


  
 
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