唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
Micro USB、そして美しい福島
知っている人は知っていることと思いますが、郷秋<Gauche>はPHSユーザーです。その郷秋<Gauche>が現用のWX340Kを購入した時に書きましたが、さすがに覚えている方はいないでしょう。このWX340KのインターフェイスにはMicro USBが使用されているのです。当時はまだMicro USBを使用するデバイスは極めて少なく、郷秋<Gauche>はMicro USBをより一般的なUSBやMini USBに変換するケーブルを入手するのに結構手間取ったことをblogに書いたのでした。
郷秋<Gauche>は、外出時にはこのWX340KをUSBでPC接続して充電しているのですが、今回の帰省に際して、Micro USBをより一般的なMini USBに変換するケーブルを忘れてきたことに、新幹線の車中で気づいたのです。郷秋<Gauche>のPHSは半ば受信専用ですが、それでもたまにはメイルの送受信に使いますのでさすがに3泊泊4日ともなるとバッテリー切れの心配が出てきます。どこかで調達しないとならない状況です。
JR郡山駅隣のビルの中にWILLCOMショップがあったので、Micro USBケーブルがあるかと思い聞いてみたのですが、置いていないとの事。置いていないけれど、ヨドバシに行けばあると思いますよと親切なアドバイス。そのくらい置いておけよと思ったけれど、ヨドバシにあるから良いと云う事なのか、ヨドバシにあることを教えてくれたのが親切なのか、複雑な思いをいだきながら駅前広場の反対側にあるヨドバシへ。あるんですな、郡山にヨドバシが(^^)
そしてありました、Micro USB-USBケーブルが。しかも何種類も。WX340Kを買ったのは3年くらいまえだったでしょうかね、当時はMicro USBを使うデバイスがほとんどなかったのに、今は多くのスマートフォンがこの規格を使っているためにたくさんの種類のMicro USBケーブルが売られていたのにはまったくびっくり驚きました。時代は変わったものだと。もっともスマートフォン用だとして売られているケーブルを買ってPHSに使うのは郷秋<Gauche>くらいのものかも知れないけれど。と云う訳で、無事にWX340Kはフル充電になっておりますです、はい。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、郷秋<Gauche>のふるさと、美しい福島。
Micro USB、そして美しい福島
漂着バイクをハーレーダビッドソン社が無償で修理
昨年の3.11大震災に伴う津波で宮城県山元から流され、13か月間太平洋を漂流したハーレーダビッドソン」がカナダ西部の海岸に漂着し。勿論「宮城」ナンバーがついていたから持ち主がすぐに判明。先に漂着したバスケットボールやバレーボールのように簡単に返してもらえるようなものではないし、既に乗ることは不可能な状態であることは間違いないが、これを知ったハーレーダビッドソン社が無償で修理し、持ち主である宮城県山元町の横山育生さんに届けたいと表明。
先に漂着したバスケットボールは、拾った方の奥様が日本人であることもあり、日本を訪問する機会に持ち主に返したいというニュースが伝えられていたが、こんどはハーレーダビッドソンだから、しかも走れる状態まで修理しての話だからちっと凄い。でもだ、考えてもみれば、おそらく世界中でもハーレーダビッドソンのシェアが最も低い国の一つだろうと思われる日本で、ホンダやヤマハ、スズキ、カワサキではなく、自社のバイクを愛好し、ましてやそのオーナーが大震災被害による大きな悲しみの中にいることを知れば、そうもしたくなるか。
これから先、GM車やジープがもし漂着したら、iPodやiPhoneが漂着したら、各メーカーがどう対応するか、興味がない訳では無いけれど、勿論全て無償で修理し返還すべしなどと云うつもりはさらさらないけれど、バスケットボールやハーレーダビッドソンの話は、なんか、心に響くぞ。国と国との相互理解、取り分け個人レベルでの相互理解って、こういうところから深まるんだろうなと思う郷秋<Gauche>である。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚はすみよしの森の小さなお社の裏で群生する二輪草。
2400万画素にはチープな「準梅」レンズで良いのか
既報の通りNikon(ニコン)は4月19日に、エントリーモデルであるにも関わらず、同社のフラッグシップ機D4の1600万画素をはるかに凌駕する2400万画素イメージセンサーを搭載したD3200ボディ及び、郷秋<Gauche>が4月15日の小文で、ニコンも出来ることなら「NIKKOR」の名を冠したくはなかったであろう程チープなレンズと評したAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRをセットにしたレンズキットを発表した。ちなみに18-55mm f/3.5-5.6Gの実質価格(D3200レンズキットとボディのみの価格差)は僅かに1万円である。
一方でニコンは、3600万画素のイメージセンサーを搭載したD800(正確にはD800E)には「高精細な被写体の撮影に適しているD800Eでは、レンズの解像度を生かすことが重要です」として、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDをはじめ16本のレンズを推奨しているが、この16本のNIKKORの価格総額は驚くなかれ、何と8,895,500円(メーカー希望小売価格)、平均すると1本555,969円!
3600万画素のD800Eには55万円のレンズを推奨しておきながら、2400万画素のD3200には1万円のレンズを着けて売ると云う、ニコンの戦略と云うのか商魂と云うのか技術的要求水準と云うのか、そのバランス感覚がまったく理解できない郷秋<Gauche>であるぞ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、この季節、もっとも美しい花の一つだと郷秋<Gauche>が思っている、豌豆(えんどう)の花。
還暦の父にふさわしい赤いふたり乗りのオープンカー
今日手元に届いたCAR GRAPHIC 6月号のFROM DESK(編集後記)にこんな一文が載っていた。
還暦の父にふさわしい赤いふたり乗りのオープンカー(もちろんMT)を探し出すことができました。まだ父には納車できていませんが、これで楽しいクルマ生活を送ってもらえたらうれしいです。(富澤冴子氏)
いや~~~っ、郷秋<Gauche>もこういう孝行娘を持ちたかったよ。ところで「赤いふたり乗りのオープンカー(もちろんMT)」っていったいなんだろうね。キーは「スポーツカー」じゃなくて「ふたり乗りのオープンカー」だな。フェーラーリやポルシェ、はたまたアルファ・ロメオなら「スポーツカー」と書くだろう。こう考えると、ふたり乗りでオープンなのにスポーツカーじゃないクルマって、そうはないよね。思い浮かばない。
スポーツカーじゃないオープンと云うと、最近は4座のオープンカーが結構あるけれどこれじゃないとすると、ホンダ・ビートかダイハツ・コペンか。いや、特にビートは「心情的」スポーツカーだと云う人がいるかも知れないし、コペンはオープンにもなるけれど、鉄製屋根だ。オープンと云うからにはソフトトップじゃないとね。マツダ・ロードスターはどうだ。あれはどう考えても(現代的)ライトウエイトスポーツだろう。
あったぞ、あった。フィアット・バルケッタだ。スポーツカーと呼べる程速くなくてオープンだ。一見スポーツカーみたいな格好はしているけれど、バルケッタをスポーツカーと呼ぶクルマ好きはいない。バルケッタ(イタリア語で小舟の意味)で決まりだな。
ところで、孝行娘は探しただけでプレゼントする訳じゃぁないのかな?いや、支払いは自分でしたとしても、赤いちゃんちゃんこ代わりのふたり乗りの赤いオープンカーを探してくれる娘を持ったおと~さんは幸せだよ。そんな娘を持たない我が身を恨むぞ。でもだ、考えてもみればクルマって、何がいいのか考えて調べて探すのが楽しいんだよね。その楽しみをおと~さんから奪ってしまった娘は親不幸かも。と、負け惜しみ(^^;
と云う訳で今日の一枚は、おそらく日本で一番有名だった(と過去形で云わなければならないのが寂しい)赤いスポーツカー、ユーノス(マツダ)ロードスターNA。後は空前にして(現時点では)絶後の軽にしてミッドシップかつオープンのホンダ・ビート。どちらも欲しいい一台だが、さすがにいずれも20年以上経過し上物を探すのは容易ではないようである。マツダは知らないが、ホンダの方はハイブリッドあるいは純電気式で復活の噂があり楽しみである。
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